紀伊國屋書店、お住いの地域にできないかなぁ
書店の雰囲気が好きです
この記事を書いているときのBGM
真冬だけど夏真っ盛りなあっとはんの少女レイに聞き惚れろ!
ネット通販や電子書籍がどんどんシェアを広げています。
前に何度か記事にも書きましたが筆者も最近は電子書籍を利用していますし、息をするようにAmazonで本をまとめ買いします。
ネットの利点は言わずもがな、実店舗に行かなくていいので移動時間ゼロで探す時間もぐっと短くなることですね。
何かと忙しい現代人の生活スタイルに一番合った手段だと思います。
でも、なんだかんだ月イチくらいのペースでは本屋に行ってる気がします。
買ったり買わなかったりはその時によってまちまちなんですけど、なーんか書店の雰囲気が好きなんですよね。あとホームセンターと家電屋。
新刊の棚で気になる作品を見つけて買おうか買うまいか迷っている時間とか、30分もずっと立ち読みしているおじさんとか、友達同士でオススメを教えあっている学生さんとか、いろんな人間模様が見られていいんですよね。
ラノベコーナーで若い学生さんグループが「これめっちゃ面白いよ」とか言ってる会話を隣で聞き耳立てている20代~30代くらいの中肉中背の不審者がいたらそれは高確率で筆者だと思うのでそっとしておいてください。
今日も本屋に行ってきたんですが、中々の猛者に出会いまして。
近所の本屋は入ってすぐに雑誌コーナーがあるんですけど、そこに50代……もっと上かなぁ、そのくらいの男性が熱心に立ち読みしてたんですよ。
何読んでるのかなぁと思ってチラっと後ろから覗いてみたらなんと、JRの時刻表!
彼は何を思って時刻表を読みふけっていたのか。
真実は闇の中
LITさんが褒めた作品と作家、8割の確率で打切、消息不明になってるよね
誰がデスブログだ!
誰が全盛期の東原亜希だ!!
アニメ化までした作品だってあるんですよ!!!!片手くらいだけど
そんな(自分からの)バッシングにめげずTwitterでは無責任に色んな作品を褒めちぎり数多くの作家を崇拝しているLITさんです。
今日は本屋で漫画を2冊とラノベを一冊購入してきました。
漫画の方は、天野こずえ先生の「あまんちゅ!」12巻と13巻。
なんだかんだ買いそびれていたので、忘れないうちに。
12巻の表紙を見て「あー、あのお祭りに今度はぴかりたちも出るんだなぁ」と思ったまでは良かったものの、「あれ、こころちゃんは巫女服(?)じゃないんだ」って思ったのは本人にはナイショです。
ラノベの方は、上川景先生の「撃ち抜かれた洗浄は、そこで消えていろ」を買ってきました。
先月発売のこちらの作品、どうやらファンタジア長編大賞で見事大賞を受賞した作品ということを帯で知ったのが購入の動機です。
最近はほぼ毎回大賞出しているようですが、歴史を紐解けばファンタジア長編大賞の大賞というのは長きに渡って該当なしが続いていたんですよね。
覚えている限りでは貴子潤一郎先生の「12月のベロニカ」や入江君人先生の「神さまのいない日曜日」などでしょうか。
調べたら五代ゆう先生も大賞受賞でデビューだったんですね。これは以外(ただの無知)。
流石に全部買っているわけではありませんが、大賞受賞作は意識して読むようにしています。
言うて新人のデビュー作ですから、内容が面白いかどうかなんて丁半博打より分が悪いわけです。結果的に自分に合わなかった作品は続刊を買わないし、半分くらいはそうなってます。
それでも買っているのにはふたつの理由がありまして、ひとつは自分の感性と審査員の感性が今どのくらいズレているのか測るためです。
別に作家を目指しているわけではありませんが、趣味で創作をやっている以上、業界のトレンドとか業界トップの眼鏡の色くらいは把握しておこうというのが目的ですね。
それが自分の創作に生きるかどうかは別の話ですが、まぁ趣味みたいなもんです。
もうひとつは、自分の感性と世間の需要とのズレを把握するため。
こっちのほうが割と自分としては気になるところなんですが、ここ最近……というかここ10年くらいずっと割と本気でデスブログ化というか自分の発言や書き込みがデスノート化している傾向があるんですよね。
Twitterでべた褒めした作品が4巻で打切りになったり、1巻読んで「泣いた!感動した!これは名作!」って言った作品がAmazonでボロカスに叩かれていたり、それどころか作者の次回作が完結から4年経っても出なかったり。
これだけならまだいいんですけど、逆ベクトルにも同じ現象が起こっていまして。
さっき、大賞受賞作読んだうち半分くらいは2巻以降買わなくなるって書きましたが、実はその作品がメリメリ伸びていくんです。
前のTwitterアカウントで顔真っ赤にしながら「これが大賞なんて富士見終わったな」「審査員ちょっと今回どうしたの」「最後まで読んでも主人公に一切入り込めなかった」「駄作オブ駄作」と口汚く罵った(若気の至りですすいません)作品が、後にアニメ化までする看板作品になったり、微妙だなーと思って2巻以降手を付けなかった大賞作品がもうすぐアニメ化するって話を耳にしたり。
この話をリアルの友人にしたら、「お前から目をつけられた作家かわいそうだな」って言われました。
早い話、自分の感性が世間の需要と大きくかけ離れている、というかむしろ真逆だっていうことじゃないですか、これ。
今の所本気で作家を志すつもりはないんですが、これ致命的なんじゃないかなって思ってる最中です。
それでもめげずに大賞作品はこれからも読んでいこうかなと思います。
大賞受賞作ってことはやっぱり大賞取るだけの実力があるということです。
それは言い換えるならトレンドの最先端であるわけで、そういう作品を食わず嫌いしていくと相対的に自分の感性がどんどん古いものになっていってしまうような気がするんです。
それって、創作するしないに関わらず自分にとってはすごい怖いことなんですよね。
気がついたら、回顧することと今の流行りを頭ごなしに否定するだけの俺が大っ嫌いな老害になってるんじゃないかって思うと怖いんですよ。
だから、たとえ1巻で買うのをやめることになったとしても、とりあえず新しい刺激を自分の中に取り入れていこうかなという次第です。
読んだら感想でも書きたいですね。
実は今とある作品のレビュー記事を書いているんですが、いやぁ難しい難しい。
漫画よりもラノベの方が一億万倍難しい。
こちらの方もいつか公開できるように頑張りますので、数少ない定期読者の方は少しだけお楽しみにお待ち下さい。