ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

プライム・ビデオでケムリクサを一気見した ※ネタバレを含みます

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ありがとうございました。

 

アマプラ値上げですってね

アマプラって聞くとアンプラを思い出す。

正式名称を「G&Re:のUnplugged Afternoon」と銘打った今で言う歌い手ライブの本当に走りとなる思い出深いイベント――

違うその話じゃない。

その話は……また後日。厳かなコンサートホールで演者がモー娘。踊ってた話は、また今度。

 

そう、アマゾンプライム値上げのニュース。

年間4,900円になるらしいんだけど、個人的には全然どうぞって感じ。運送屋さんのことを考えると無料配送は忍びないと思う一方でもはや自分の中で当たり前になってる感じがあるんで、多少値上がりしたところで痛くも痒くもない。

プライム・ビデオの見放題はもはや手放せないし、むしろ今までが安すぎたんじゃない?ってくらい本国に比べて安かったし。

むしろあの程度のプレミアム感しか得られないくせに年間6,000円も取ってる某動画サイトのほうがどうかと思うけど、まぁあれは500円払って時報を消す機能を買ってると最初にプレミアム入った時から思ってるからこればっかりは仕方ないね。

 

某フレンズはまだ見てない

色々と話題になっていたケムリクサを、先日プライム・ビデオで一気に見た。

監督の作品を未履修のまま生きてきた筆者としてはいささかの不安とそこそこの期待を持って第一話に望んだんだけど、なんだろうすげぇ疲れた。

ナレーションもなければ解説もない中でいきなりりんとりなこが動き回り始めたり、いきなりりなこが退場したりと、置いてけぼり感に抗うのがやっとだった。だけど振り返ればそういうアニメは今まで幾つもあったし、第一話のラストから思うにこれは第一話と言うなの第ゼロ話みたいなものだったと捉えればしっくり来る部分があった。

何もかもわからないことだらけの視聴者は同じ境遇でこの世界に放り出されたわかばに入り込みやすい。創作論的な話をすればアニメーションでありながら小説的な手法だなと思った(合ってるかどうかはわかんないけど)。わかばが説明を受けていないことは視聴者も知らない。一人称的視点でもってこのアニメは進んでいくんだというルールを理解すれば、あとはこの終末的で退廃的な世界と、そこに生きる魅力的なキャラクターに入り込むのに時間は要らなかった。

ちょっと余談だけど、公式サイトもルールを守っているのか全く余計な情報がない。Introductionもそうだし、キャラも主要の3人しか明かされてない。わかばまで載ってないほどの徹底ぶりはホントすごい。これが一から十まで好きに作れる強みよなぁと思ったり。

日付が変わる頃に眠い目をこすりながら見始めてから1時間半。第三話を終えた時点で明日の仕事が控えているにもかかわらず、次が楽しみで仕方なかった。見始めればハマるタイプである自覚はあったが、これほどまでに惹き込まれたのは久々だった。

 

終末世界とか廃墟とか好きな人にはたまらない作品

赤い霧が立ち込める世界には既に使われなくなって相当経っているであろう遊園地やビルやガレキが転がっていて、そういう退廃的な空気感が大好物な筆者は、わかばの如く未知の世界で見るもの聞くものすべてが興味深くて、楽しかった。

前述の通り物語がわかばの一人称視点で進んでいくので、徐々に未開拓地域の雲が晴れて世界地図が明らかになっていく感覚をリアルタイムに感じられた。それが自分なりの考察や推察へと繋がっていって、答え合わせが楽しみになった。黄色の葉っぱは明かりになる、とか、りんたちのような”ヒト”はみんなケムリクサを持っていて、水がたくさん必要だとか、そういう情報を知ると、なぜ赤虫はりんたちを執拗に狙うのか、とか、ケムリクサってそもそもなんなのか、とかいろんな疑問が湧いてきて、それに対して自分なりに推察したり、あの世界とは一体何なのかっていうことを夢想したり、そういう楽しみが出てきた。

十年くらい前にノベルゲー界隈で流行ったセカイ系作品みたいな感じもして、少し懐かしかった。

一気見していてもこうだから、きっとリアルタイムに一週間に一度見ていた視聴者はたまらなかっただろうなぁ。そう思うと、少し残念。でも十二分に楽しめたから、まぁいっか。

 

オタクは仲間が別れたり集まったりするシーンですぐに泣く

シロとヌシたちの話は、そりゃあもう涙腺直撃だった。

もうね、ああいう話はいくつになっても泣いちゃう。というか最近は一層泣きやすくなってるもんで、ヌシたちが最後一斉に消えていく場面はもう涙ボロボロだったし、そのあと珍しく声を荒らげさせたわかばの気持ちは、まさに自分にぴったりだった。誰一人として死なないでほしい。祈るように続きを見た。

ワカバとりりの話で明かされるこの世界の秘密、赤霧や赤いケムリクサの正体。たぶんこのアニメが好きな人はみんなそう思ってるって勝手に筆者は思ってるしそうあってほしいと勝手に望んでるんだけど、りりは悪くない。というかあの世界に悪いやつなんて一人も居なかった。赤虫は赤霧が原因で凶暴化しただけだし、その原因は確かに赤いケムリクサを作ったりりにあるかもしれないけど、りりだって望んでそれを生み出したわけじゃない。全てはいろんな偶然が重なり合った結果なんだと思う一方、自身がケムリクサになることによって最終的に形は違えどわかば(≒ワカバ?)と再会できて、自分の好きを見つけられたのだからよかったのかなと思ったりして。

そしてやはりと言うかなんというか、全十二話を通して最も好きなシーンは12話ラストバトル。

そりゃあいつかもう一度出てくるとは思ってたさ。でも、あんな場面で出てきて超絶かっこよく戦闘してくれて、りんに最後の手助けをしてくれるなんてもうカッコ良すぎて泣いた。あの姉妹全員好きだしなんだったら今まで姉萌えという物に今ひとつピンと来なかった筆者の心の壁をぶち破ってきたりつねぇねはそりゃあもう好きすぎてりつねぇねの声が幻聴となって聞こえるくらい好きなんだけど、ラストに限って言えばりょくちゃんがもうたまらなく好き!ってなったわ。

そりゃあ眼鏡でジト目でちょっとというか相当にオタクっぽい感じはパッと見で好き!!ってなったけど、ヌシを一撃で沈めるという実力、それも三島でりんが戦ったのを”観て”いて弱点を突いて倒すんだからそりゃあもうカッコ良すぎてたまらんかった。

当然だけど最後は3人とも消えちゃうわけで、それが悲しくてたまらなかったけど12.1話観たらなんかもう吹っ飛んだ。それくらい12.1話に関してはありがとうとしか言えない。

 

フレンズも履修しよう

サンホラ然りエヴァ然り古くから物語で語られていないこと、物語でスルーされていたこと、明らかになっていないことを考察したり妄想したりするのが大好きすぎる拗らせたオタクであるところの筆者。取り急ぎもう一度頭から見返して、色んな考察を頭の中で展開していこうと思う。考察班みたいな人はネットに赤虫のごとく湧いてるので、それも頼りにしながら自分なりにあの世界についてとかあちら側の世界のこととかわかばのこととかワカバのこととか考えていこう。

それと並行して、やっぱりフレンズは履修しなきゃと思った。というか心に決めた。

だってプライム・ビデオで12話観終わった後にほっとくとフレンズの1話に繋がるんだもの。こんなのずるい、見るしかないじゃない。

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