ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

LITさんの北海道旅行記5 ~旅の終わり~

船から見た夜明けの景色

 

●●班長、出動するって今向かってます

一日をともにしたジョルノくんと別れ、一日の遊び疲れを癒やすべく再び桑園駅に向かう筆者。実に10時間ぶりの北のたまゆら。実は朝はスクーター借りる時間もあってゆっくり入れなかったので、今度はガッツリ1時間ほど温泉を楽しみました。

そして札幌駅で苫小牧フェリーターミナル行のバスのチケットを買い、バスが来るのを待ちました。21時発のバスだったんですが、どうも様子がおかしい。30分以上前から、謎の待機列が出来始めている。聞くと、これがどうやら苫小牧行きの待機列だと聞き、慌てて並ぶ筆者。これが運命の分かれ目になるとは思いもしませんでした。

バスの一番前が空いていたので座り、バスは定刻通りに発車。しかし、どうも運転手さんが慌ただしく無線で通話しています。運転手さんのすぐ近くなので声がバッチリ聞こえるんですが、どうも乗客が思った以上に多いらしく、臨時便を持ってしてもまだ人が余ると。そういえばよさこいやってたなぁと思いつつ、どうするんだろうとちょっとだけ楽しくなって聞いていると(他人事なのにね)、どうやら臨時便の更に臨時便が出るらしいことが無線越しに聞こえました。ハンドルを握るのは「班長」と呼ばれる人だけあって、きっと完全に想定外だったんでしょう。でも、そこからがすごかった。無線で連携を取りながら、先陣を切る筆者の乗るバスの運転手さんがバス停毎の待機人数を確認しながら臨時便の案内をし、後続車両でそれを拾っていく。3台目なんて完全に予定外だったにもかかわらず、最終的に3、4分遅れのところまで巻き返したっていうんだから、いやはやすごいなぁと感心しながら聞いていました。

 

帰りのフェリーは二等寝室が取れずちょっとだけお高いビューシートという海が見える半個室みたいな席だったんですが、嬉しいことに毛布のレンタル代も含まれてました。あと、本来この席ってひとつのシートにAとBがあって、二人連れで利用するのが本来の使い方みたいです。

だから、結果的に広いシートを独り占めでき、のんびりと休むことが出来ました。

 

長かった北海道旅行記もこれでおしまいです

6月10日7:30

定刻通り八戸港フェリーターミナルに到着した筆者。

そのまま自宅へと帰り、無事に旅はおしまいです。

余談ですが、5日に渡ってお送りしてきました北海道旅行記シリーズ、6月10日を全部使って一気に書いてます。

お昼近くに書き始め、現在16:30。

寝不足と疲労で頭ガンガンします。助けて下さい(これを読んでいる読者諸兄と未来のLITさんはここ笑うところです)

 

Zジマング札幌に行こうと決めた時、まさかこんな濃密な旅行になるとは思いもしませんでした。いつもは目的ひとつ決めたらあとは喫茶店で本読んでいたり適当なお店で時間つぶしたりするインドア旅行が主な筆者には珍しい程外に出まくった旅行でしたが、そのくらい北海道は遊びに行く場所として楽しかったです。

前の記事でも書きましたが、スクーターでトコトコ走るのがとっても楽しかったし、メシは美味いし、天気はいいし、本当に最高の旅行になりました。世のライダーが夏の北海道に惹かれて旅をする理由が、ちょっとだけわかったような気がします。そして、思いの外気楽に北海道に行けちゃうことに気付くのに随分と時間がかかりました。いつまでこの場所に住んでいるかわかりませんが、また行きたくなったら気楽に北海道を旅したいですね。

5日に渡る旅行記でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

明日からは今までどおり安居酒屋のドリンクメニューみたいに薄い記事に戻りますが、よろしければこれからもよしなに。

 

たらふく食べて満足そうに丸くなる猫を見ながらお別れです。では、また。

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