喋るラジオといえばキーリ
色んな意味で思い出深い作品ですね
壁井ユカコ先生の名作「キーリ」
喋るラジオと旅をする少女の、時に美しく、時に残酷な雰囲気が満載の物語。
時期としてはシャナより前、初期電撃文庫の屋台骨を支えた名作です。
……と言っておきながら、実は途中までしか読んでなかったりします。
大学時代に付き合ってた子から教えてもらった作品なんですけど、途中で積んじゃってるんですよね。
その子とは、その後特に何があったわけでもなくなんとなく関係は解消してそれから長い間おひとりさまです。
だからってわけじゃないんですけど、読もうとするとどうしても色々と思い出しちゃって少し感傷的になってしまうんですよね。
そんなLITさんの昔話。
いやはや、いい年してなんともお恥ずかしいお話です。
ド派手なアクションとか今流行の異世界転生はありませんけど、あの頃の電撃特有の素敵な雰囲気満載な作品ですので、興味のある方はぜひ。
天才ってやっぱり天才だと思う
・一人ラジオの天才、伊集院光の話
ラジオが大好きで、radikoプレミアムがないと生きていけない身体になってます。
このブログにもう何度も登場していますが、伊集院光さんのラジオが本当に大好き。
朝の帯でやってる「伊集院光とらじおと」も月曜深夜にやってる「伊集院光深夜の馬鹿力」もどっちも大好きです。
伊集院さんのすごいところは、なんと言っても圧倒的なフリートーク力でしょう。
エピソードトークのキレが半端ないんですよ。
ネタとして洗練されたものに加え、随所に小ボケが入ることで笑いが途切れない仕組みになっている。
文章にすればこれだけのこと?と思われるかもしれないですけど実際やるとなると相当難しいことです。
加えて、話の組み立てが天才的に上手い。
どんな話でも最後にキチンとオチを持ってくるような構成が自然と出来るというのは並大抵のことじゃないです。
朝のラジオはいろんなゲストが毎日登場するし(夜と違って)予算も潤沢なのでいろんなコーナーも一緒に楽しめるので、コレを期にRadikoプレミアムに入ってみてはいかがでしょうか?
・多人数ラジオの天才、鷲崎健の話
地上波一人ラジオの天才が伊集院さんなら、デジタル多人数ラジオの天才鷲崎さんの話をしないといけない。
「あの」伝説とまで謳われた文化放送の長寿番組アニスパを浅野真澄さんと勤め上げた天才、QR(文化放送)の抱えしイベント回しの職人、なんでも弾けちゃうおじさん、ギターと女を泣かせる男等々、その二つ名を上げれば枚挙に暇はありません。
鷲崎さんのラジオは、いつ誰と組んでも本当に面白いんです。
それも出演者がいつも楽しそうに話をしていて、それでいてしっかりと番組として与えられた役割をキチンとこなしているからすごい。
どんなゲストが来てもがっしりと手綱を握り発注に対する納品を当たり前のようにこなすその手腕は、まさしく天才の所業。
そんな鷲崎さんが帯でやっている番組が超A&G+で24時から放送中の「鷲崎健のヨルナイトヨルナイト」
とりあえずわっしー初心者はコレを聞け。
そして天才の芸に惚れ惚れしろ、まずはそれからだ。
間もなく4年目に突入する番組ですが、月曜~木曜までパートナーが違うんですよ。
マンスリーアシスタントとして月替りで人気声優が担当する月曜。
アイドルグループ「predia」よりけっけこと沢口けいこさんが担当の火曜。
学園祭学園のボーカルにして鷲崎健一番のファンを自称する青木佑磨さんが担当の水曜。
そして週替りのゲストが登場する木曜。
全て違った作家がついていることもあって、曜日ごとに全部違った楽しさがあります。
ちょっとメタい話をすれば、ミラッキやふかわげんきといったQRラジオの精鋭が各曜日についているので、全曜日をコンプすれば超A&G+の色を全部味わえる素敵パックになってます。
なんといっても、どの曜日でも出演者との掛け合いが本当に面白い。
ぶっちゃけ水曜日なんてただただ鷲崎・青木のぶっ飛んだトークを聞いているだけで一時間があっという間に終わってることが多いんですけど、ほんっとうに面白いんですよ。
声優好きな人にはイベントでよく司会やってるおじさんというイメージが強いかもしれない鷲崎さんですが、本職はラジオの人なんですよ?
ヨナヨナ共々、天才鷲崎健という男に今日も笑いをいただいてます。
ラジオって、ほんといいですよね
ラジオには当然映像がありません。
まぁ、超A&G+の場合は映像つきの番組もありますが、ラジオってぶっちゃけ映像なくても全然楽しめるんですよね。
というか、それが魅力だと思ってます。
これからも、ラジオのある生活を楽しみたいものです。