るなすけたん
そういえば昔はLunascape愛用者だった
マイクロソフトがいよいよIEの使用中止を要請して結構になります。
その甲斐あってか、世界的には大分IEのシェアが減ってきているようです。
しかしながら、日本では官公庁や学校を中心にまだまだ根強くIE勢力が幅を利かせている御様子。
恥ずかしながら筆者の職場もつい最近まではIE推奨の環境でした。
ウェブ屋泣かせのインターネットエクスプローラー、平成とともに歴史の中にそろそろ埋葬しないといけない。
改めて心に誓っていきましょう。
インターネット=IEではない
うちの職場はここ2年くらいでようやくIE推奨の呪いを解くことに成功しました。
次を担うのはご存知Mozilla製ブラウザFirefoxです。
……まぁ、筆者はあんまり好きじゃないんでずっとChromeつかってますけど。
それはいいとして、Firefox使用のお触れが出回ったのはいいんですけど、それについての説明が
「インターネットエクスプローラーの脆弱性が見つかったので、これからは全員Firefoxを使うように」
という紙ペラ1枚渡されただけでした。
筆者はいいですよ。インターネットしか友だちがいないような幼少期を過ごしてきたような人間ですからそれで納得しますし、むしろ今まで鬼のようにIEばかり使ってた弊社のネットリテラシーどうなのよって思ってたくらいですから。
ただ、圧倒的多数は「そもそもブラウザって何?」レベルの人なんですよ。
これね、別に馬鹿にしてるわけじゃなく仕方のないことなんです。
そもそも多くの人たちは大前提となるブラウザという概念がないんですよ。
インターネットという0と1の情報を読むためのソフトウェアだという大前提が存在しないんです(厳密には違いますがまぁそこは…)。
最近はわかりませんが、学校でこのあたり教えてくれないんですよね。
筆者も学校で情報の教育を受けてきましたが、Wordやexcelの基本的な使い方を教わった程度。
インターネットが「すでにあるもの」という認識のため、漠然と「IEのアイコンをダブルクリックすればインターネットに繋がる」という認識になっちゃってるんじゃないかと思います。
だから、突然Firefoxって言われても「??」となるのは至極当然のことなんです。
このたとえ自分でも上手いと思うんでみんな使っていいよ
職場の人に「Firefoxってなんなの」と聞かれた筆者。
さて、どう説明したものか……
閃いたのは、分かりやすく別のものに例えること。
具体的には、自動車です。
かつて自動車が普及した頃、日本中、いや世界中でトヨタのカローラが爆発的に広まりました。
それが20年近く続きます。まさに世はIEの天下。
それが、数年前までの現状。
IEの開発中止のところですね。
生産やめてもしばらくの間は部品があるので修理はやってくれたんです。
それがいよいよ部品もなくなり、トヨタとしてもこれ以上カローラはサポートしないからと言い出した。むしろエンジンが突如爆発するかもしれないから乗るなとまでお触れを出した。
代わりにプリウスっていう後継機を出したんですけど、思いの外評判が良くない。
Edge、実際に評判よくないですしね。
筆者にとってはPC新調した時にChromeダウンロードするためにしか使わないブラウザです。
とまぁ突然トヨタがカローラに乗るな!って言い始めたもんだからさぁ大変。
各社、各校でカローラに代わる公用車を探し始めたわけです。
そんな中、うちの職場は日産マーチを選びました。
ある日出勤すると、「今日限りでカローラを使わないこと。代わりに全員マーチに乗るように」と張り紙がしてあります。
ちなみに筆者はマーチが嫌いだから一人でインプレッサに乗ってるみたいな状況ですね。
この例えで割とすんなり理解してもらえたように思います。
結構自信のあるたとえなんで、職場や学校でお困りの方はぜひご活用を。