これは、一人のチョコミン党員の戦いの記録である(声:田口トモロヲ)
チョコミントアイスを歯磨き粉と呼ぶやつを俺は許さない
常時公安にマークされている新進気鋭の政党チョコミン党のホープLITさんです。
日本では共産党と並ぶ公安監視対象政党それがチョコミン党。
緑の思想のもとに集った党員たちは、日夜チョコミントアイスの普及と、その先にあるチョコミントアイス第一主義による世界平和に向けた活動を――
という冗談はさておき。
チョコミントアイス大好きマンなので、チョコミントアイスを見ると即座に買っちゃいます。
最近はもっぱらローソンのチョコミントアイスばかり食べているんですが、そんな中セブンイレブンで見つけてしまったのが……
こんな見た目買うしかない
これを過激派チョコミン党員の筆者が買わない訳にはいかない。
そんな使命感とともに喜び勇んで購入しました。
未成年の主張かよってくらいミントの主張が強い
パッケージは至ってシンプル。
だからこそ、およそ食品のパッケージにはふさわしくないであろう注意マークが目を引きます。
中から出てきたのは、一見すれば極々普通のチョコミントアイス。
しかし、その中身はセブンイレブンの公式が「チョコミン党も驚愕の、強烈なミントの爽快感が楽しめるアイスバー」と謳うほど。
そんな前評判を一度頭の中から捨て去り、いざ実食――!
ん……
これは…………
キッツい……ッ!!
言い忘れましたけど、この記事は赤城乳業さんに対する忖度はゼロです。
一人のチョコミントアイス好きがただただ感想を書くだけなので、ご了承を。
いやぁ、正直舐めてたわ。アイスだけに
最初の一口は、「おぉ、これが強烈なミントというやつか。だがしかし想定の範囲内よククク……」みたいな少年漫画の中ボス並の感想だったんですよ。
ただ、二口、三口と口に運ぶうちに気付くんです、チョコミントと名乗る割にチョコ勢力弱くないか? と
そしてそれはすぐに間違いだと分かりました。
チョコが弱いんじゃない、ミントが強すぎるのだと。
そうか、これが強烈なミントの本当の力……ガクッ。
正直、半分近く食べた時点で心が折れそうになりました。
ここまでミントミントしてるといくらチョコミント大好きおじさんでもちょっとだけ、ほんのちょっとだけミント嫌いになっちゃうよ? みたいなことすら脳裏をかすめるほどに。
その時。
空から不思議な光が降りてきたのです
それは…ナナでーっs
違う、そうじゃない
残り2割程度まで食べた時でした。
不思議なことに、あれだけ強烈に主張していたミントが急に口の中で心地よく感じるようになったんです。
それはもうとんでもない主張でした。
屋上から好きな女の子に告白しちゃう男の子くらいに激しい主張だったはず。
それがどうでしょう。
今や残り二口程にまで減ったこの「やりすぎチョコミントバー」を見て、無性に名残惜しく感じてしまったではありませんか。
あれだけ弱いと思っていたチョコ勢力もいつのまにか力を取り戻したのか、それとも舌がミントに慣れたのかわかりません。
ただ、最後には「あぁ~チョコミントの味ィ~」みたいな局地にたどり着き、無事に完食しました。
やりすぎチョコミントバー、ごちそうさまでした。
それでもやりすぎはやりすぎ
というのが数日前のこと。
振り返って思うんですけど、やっぱりミント強すぎ。
あれを美味いと思って食べてるやつぁチョコミント中毒患者だから早く専門機関に診てもらったほうがいい。
赤城乳業からは普通のチョコミントバーもカップのチョコミントアイスも出てるんで、そっちを買ったらどうでしょう。
あっちは普通に美味しいんで。
そしてこの記事の写真を撮るためだけにもう一本やりすぎチョコミントバーを買って食べた筆者は、もはや手遅れの末期患者なのかもしれないです。
チョコミントアイスに幸あれ。