これは札幌アンプラのチケットの半券
探したら出るわ出るわ
以前記事にも書いたとおり、初めて参加したれさんが出るイベントは札幌アンプラ。朝4時とかその辺に起きて、5時代の始発の特急に乗って行ったんだよなぁ。我ながらよくやるよって今振り返っても思う。
どんなライブだったかは以前の記事を読んでもらうとして、ここではちょっとだけ補足というかお宝自慢させてほしいと思ってアンプラの話少し書くことにする。
実はこの記事を書く前に、アンプラのパンフやら何やらどっかにとっておいてった気がして探してまわってた。そしたらまぁ出てくること出てくること。とりあえず探してた札幌アンプラのパンフがコチラ
いやぁ、我ながらよくやった。よく捨てずにとっておいた。
そうそう、アンプラのパンフはGさんの手書きだったんだ。俗に言う”じむいんフォント”というやつ。ホントに販売してるんで気になる人は買ってみてね。筆者は持ってる。
……と思ったら販売元のDLMarketがサービス停止だと!?
今日の記事はイベントの話に見せかけた発掘されたお宝自慢になる、間違いない。
思い立ったら大阪まで
アンプラ楽しかったなぁ、単位落としたけど。そんなことをぼんやり思っていたLIT青年。
当時はちょうどニコ生が公式から一般に開放されたくらいのタイミングで、れさんもちょこちょこニコ生やったり、その頃はニコ生とは別にUstでただただ夜遅い時間にゲームするだけの放送とかやってて、死ぬほどくだらない話をチャット欄でしてたのを今でも覚えてる。この頃はまだ、今ののん生コミュじゃなくてファンの人が立ち上げたコミュで放送してたんだよね、懐かしい。
それで、たまたま放送してるからと見に行ったら、ちょうど大阪で「Re:na.net」のライブをやるっていう話をしてて。記憶が確かなら大阪の前に東京でRe:na.netのワンマンをやってたんだけど、予算的な都合だったか日程的な都合だったかで諦めざるを得なかった。北海道と東京の飛行機往復なんてカネのない大学生には逆立ちしても出てこない金額だったからね。
それでふむふむ、今度は大阪、れさんの地元。日付は2010年7月31日土曜日と。
どうしようかな、せっかくだし一度くらい大阪という場所に行ってみるのも悪くないかなと考えていたら、れさんがこんなことを言い出した。
「放送終わって10分後、22時きっかりになったらメールで受付開始するね!アドレスはコチラまで!受付した順に整理番号が書いた返信メールが来るから、当日はその順番に入場!」
歌枠じゃなかったからアクティブはあまり居ない中での告知。
これはひょっとすれば、最速の一番という奴が取れるのでは?
東京より大阪のほうが遠い?
知らんそんなことは取ってから考えればいい!!
22時きっかりにメールし、ドキドキしながら待っていると数分で返信が。
整理番号は…………「2」
見事最速を外すも、これで大阪行きへの退路は絶たれた。あとは高すぎる交通費をどう捻出するか、それが問題だった。
ところで読者諸兄は、スカイメイトという格安チケットをご存知だろうか。
JALやANAと言った大手航空会社が導入しているこのチケット、なんと最大約60%OFFというとんでもない値引きが適用される夢のようなチケットなのだ。
ただし、条件をクリアすれば、の話ではあるが。
そのうちの一つは、26歳以下であること(ANAは名前変えて25歳以下になったみたい)。
そしてもう一つは……当日の段階で乗りたい便に空席が存在すること。
そう、つまりこのバカ野郎は7月31日というどう考えても行楽シーズン真っ只中で飛行機も混むであろう日に、当日勝負で格安チケットを取ろうと考えたのである!!
今考えてもゾッとしない話よね、ほんと。
そして当日、札幌アンプラの時同様始発でちんしとせ……新千歳空港に向かうLIT青年。
空港ロビーにて
LIT「伊丹までのチケット寄越せやオラァ!」
空港「あと1席しかなかったやで」
LIT「神はおった」
はじめての大阪は、それはもう暑くて汗だくになって、でもすごく楽しかった。
自分の感覚からしたら死ぬほど安いたこ焼き買って食ったら死ぬほど美味かったし、ライブ会場に着いたら整理番号「1」を奪い取った人(言い方!)が居て、その人含め3人で近くの喫茶店で時間つぶして、そこでれさんトークですげぇ盛り上がったりした。
そして、いざ入場。
肝心のライブは、それはもう楽しくて楽しくて仕方なかった。
メジャーアーティストのライブだって行ったことなかったLIT青年にとっての、生まれて初めてのちゃんとした”ライブハウスで観るライブ”は想像の何倍もの爆音から始まった。
さすがに一曲目がなんだったとかセトリとかは記憶から抜け落ちてるからわかんないけど、紅魔道士だったかなぁ……ごめんこの辺は自身ない。いや、windだったかも。とにかくRe:na.netワンマンっていうだけあってRe:na.netオリジナルが満載のライブ。整理番号2番の筆者はもちろん最前列ステージ前という最高の立ち位置。もうめっちゃ楽しんだ。今でもスタンディングのライブってあんまり行かないから作法わかんないんだけど、がむしゃらに楽しんだ。目の前で大好きなれさんが楽しそうに歌ってて、気心知れたバンドメンバーとのやりとりがあって、それを見られてるっていう事実が幸せで仕方なかった。
大阪ワンマンの時がちょうどパロディのお披露目の時だった。パンプキンヒーローは結局シングル手に入れる機会を逸してしまったなぁと今これを書きながら軽く後悔してる。あと、ライブで初めて聞いた「メッセージ」が超絶好き!ってなった。絶対CD買って帰ろうって決めた。というか買わないという選択肢なんて無かった。
MCもさすが関西だなーって思うくらい面白くて、すっごい笑った記憶がある。
嬉しかったのは、恒例の「どこから来ましたかー」の奴で「北海道からー」で手を上げた筆者が驚かれたこと。これも誰と絡んだか定かじゃないんでアレなんだけど、「北海道とかアレやろ、熊とかおって大丈夫なん?」って言われたからすかさず「来る途中熊に遭遇したんですけど、これ持ってたおかげで大丈夫でした!」って後生大事に持ってたRe:connectのCDを見せたら笑ってもらえて。「お前絶対北海道ちゃう、大阪の人間やろ!」って言われて。
大阪まで旅したRe:connect
終演後にパロディのCDを買わせて頂いて、Re:na.netの皆さんとお話する時間もあって。これは今も変わってないんだけど、好きな人の前に立つと途端に語彙力が死ぬのね。何言ったかなんて覚えてないけど、きっと今と同じで「めっちゃよかったです」「超楽しかったです」みたいなことしか言えなかったんだと思う。
9年前の俺よ、お前9年経ってもちっとも変わってないからな。
で、CDにサインしてもらえるってことになった。そこで、さてどこにサインをしようかという話になり、イロイロ考えた。ケースにサインしてもらっても、割れてしまえば元も子もない。では歌詞カードは? 歌詞カードだけ紛失する可能性があるのでボツ。盤は……同じ理由でボツ。自分のズボラさは一番自分がよくわかってる。
そして、気づく。
CD収まってるところの下の紙(なんて言うのあれ)なら汚れないしケース割っちゃっても大丈夫!
これがどんな未来に繋がったか。
少なくとも9年間は色褪せず、傷もつかない状態で綺麗に保存されてるぞ、9年前の俺。
割とマジでココってサイン保存するならいいと思ってるからみんなまねしていいよ。
CD収納するアレはちょっとコツ要るけどちゃんと外れるようになってるし最悪ケースだけ売ってるから。
そんな、Re:na.net大阪ライブツアー。その後は開演前に知り合った人たちと打ち上げに行って、ホテルに泊まって翌日帰っておしまい。
今思い返しても色んな偶然が重なってなければこのライブ参加は無かったと思う。
たまたまあの時告知枠に居て、チケット争奪戦参戦しようと思わなければ。
あの日、新千歳空港で空席がなければ(どうしてたんだろうね)。
おかげで、次の時代にこうして振り返ることが出来た。
SON団ライブのパンフももちろん第1回からずっととってある。これを見返す時にまた、懐かしい気持ちになるんだろうなぁ。
そのときになって記憶があやふやだと勿体無いから、覚えてるうちに覚えてることは記事にしよう。
そしてライブグッズとか半券とか、大事にしよう、うん、まじで。