ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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書類送検された人気Youtuberの件を零細ブログ書きはどう受け止めたか

ベッドマン

 

 靭帯を捧げよ

主力選手が次々と故障者入りしていく我らがヤクルトスワローズ。いつもどおりと笑いながらも、内心はちょっとだけ心配なLITさんですまいどどうも。実際問題、チーム全体の調子なんて言うのは交流戦が終わったくらいまでわからないわけで。優勝した年も交流戦までは最下位走ってましたしね。

とりあえず先発陣頑張ってくれとしか。ベテランの石川があれだけいいピッチングしてるわけですから、若手、中堅投手も今一度褌を締め直してマウンドに臨んでほしいです。と同時に、欠けた穴は誰かが補わなければならないというのも事実。村上がいい活躍してるのが救いですが、他の選手ももっともっと”勝ちに拘って”プレイしてほしいものです。

とはいえ、首位巨人との直接対決で勝ち越せたのは大きかったですね。なんか初日に大炎上しててどっかの巨人ファンがやたら調子に乗ってましたが、まぁあれですよ、大差つけて勝った後に2連敗してちゃアカンでしょと。野球ってそういうものなんですよ、えぇ(煽り運転

 

馬鹿なことやってPV稼ぎたい人の気持ち

3月の末に渋谷のスクランブル交差点にベッド持ち込んだ動画を投稿して炎上したYoutuberジョーブログが東京地検書類送検されていたことが発覚。各種報道が取り上げたことで大きな話題となった。

本人が動画でも説明しているが、本件はあくまで書類送検であって逮捕ではないし、まだ起訴とも不起訴とも決まっていない状態なので、そこは勘違いしないように。

それはそれとして、この手の炎上が話題になる度に疑問に思う人が多いのが、なぜそこまでしてPVを稼ぎたいと思うのか。そしてなぜその手法として「普通に考えたらやっちゃダメなこと」に行き着くのかということだろう。筆者なりにこの2点について考えをまとめてみた。

 

まず、なぜPVを稼ぎたいと思うのかという点。

答えは単純で、自分の動画が話題になることで、自分の作ったものを認めてほしい、それを通して自分自身が人気者になりたいと考えているからだ。一種の自己顕示の手段とも言えよう。自己顕示と言うとイヤラシイ物に聞こえがちだが、自分が作ったものを評価してほしいというのは真っ当な考えだ。これについては、筆者も大いに気持ちはわかる。動画でもブログでも、せっかく時間と手間暇をかけて作ったものなのだから一人でも多くの人に見てほしいし、評価もしてほしい。それが飯のタネになれば願ったり叶ったりだし、実際それでメシを食っている人が多くいることも確かだ。筆者だって数字に拘っていないとはいえ、たまに記事が伸びたりTwitterでいいねを貰ったりすれば嬉しいし、そういう記事を”狙って”書くことはある。

ところが、今は個人の動画が評価されることが非常に難しい時代だ。時代は誰でも簡単にインターネット上に創作物を放流することができる段階に突入して久しい。動画ひとつとっても同じような内容の物は無限に存在しており、その中から自分の動画が抜きん出て評価されることは実力以上に、もはや運すらも絡んでくる領域だ。動画製作者は各々が手を変え品を変え、様々な工夫を凝らしながらいつか訪れる”有名動画製作者”としての地位を夢見ているのである。

 

そこで、第2のポイントになってくる。なぜちょっと考えればわかるような行為に及んでしまうのか、それは手軽に人気者になった気分を味わえるからだ。

人と同じこと、当たり前のことをやっていても見ている側は面白くない。当然、動画のPVは伸びない。伸びる動画というのは必然、誰もやらないようなことや思い描いても実行できないようなことを収録した動画になってくる。しかし、それがすぐさま”炎上”に繋がるかと言われれば、必ずしもそうではない。

例えば、ゲームのやりこみプレイなどは昔から伸びやすいと言われている。RPGにおけるレベルカンスト、全アイテム収集、最大ダメージ等、「誰しも一度は考えるけど時間も根気もないのでやれない」と思っていたことを実際やってのけた動画は、見る人を魅了する。製作者は大いに評価されるし、ゲーム自体も注目される。著作権という唯一にして最大の問題に目をつぶれば、炎上もしない。

おそらく、みんなそれは分かっている。誰だってドラクエ4の全ステータスカンスト、仲間フルコンプ、図鑑コンププレイ動画を作れば評価されることは分かっている。ブログにしてもそう、猫と暮らすおもしろ日常を漫画として上手く伝えることが出来たり、三角コーンと身内を漫画という形でネタに昇華する画力と企画力、かつそれを継続できる気力があればそれでメシが食えるということはわかっている。だが、わかっていても出来ないのだ。いや、やってできないことはないかもしれない。要は、そこまで本気じゃないだけなのだ。心の底でこう思っている人は多いのだ、ラクして人気者になりたいなぁと。

では、手っ取り早く注目を集めるには何をすればいいか。人がやらないことをすればいい、でも膨大な努力と時間をかけてまでやりたくはない。そこで至るのが、至ってしまうのが「やりたくても簡単にはできない」ことではなく「やっちゃいけない」ことなのだ。

たまに話題に上るが、迷惑行為を動画に撮ってTwitter上にアップロードする馬鹿がいる。軽い気持ちで「やっちゃいけないこと」に手を染め、動画にすることで注目を集めたいのだ。それがアルバイトなら失うものは多くない。それどころか何もない可能性もある。ひろゆき氏が言うところの”無敵の人”状態なのだ。炎上したYoutuberがやっていることも、あるいはこの”無敵の人”に近い心境なのではないか。

 

以上2点を踏まえ、平均PV10前後の零細ブログ書きであるところの筆者が此度の大人気Youtuberの件をどう受け止めたか。

ジョーブログは調べに対し「面白い動画を作りたかった」とあるが、ちょっと考えれば「スクランブル交差点にベッドを持っていって寝る」という行為が面白いことではなく、ただの迷惑行為でしかないことは火を見るよりも明らかだ。また、その後の動画で「書類送検であって逮捕じゃない」「取り調べは終わっているので逮捕されることはない」と語っている通り、反省の意図は見られない。結局は逮捕されて罪に問われることはないだろう、という一種の無敵の人思考のように思える。

もちろん、炎上することだって難しい。ましてや狙って炎上するのは大変に難しい。同じことを筆者がやろうとしても出来ないだろう。元より注目される土台が必要だし、顔を晒して何万という人間から後ろ指をさされてまで注目されたいとは思えないからだ。ああまでして人気者になったつもりになるくらいなら、いつまでもこのスタイルで10人、20人に読んでもらえたほうがずっと嬉しい。

あれを面白いと捉えた人があるいはこの記事を読んでいるかもしれないのでこの場でハッキリと書くが、かの動画はちっとも面白くなかった。迷惑行為を面白いと感じる感性をお持ちならば、さっさと捨ててしまったほうがいい。筆者にはあれが「面白い動画」というのは建前で、単に「犯罪スレスレのことをやって手っ取り早く動画を伸ばしたい」だけにしか思えなかった。もちろん、筆者自身があの手のウェーイwwwwな若者に対して多分に苦手意識を持っているというフィルター越しではあるのだが。

 

万人に届く文章よりも知り合いの暇つぶしの文章になればいいね

上にも書いたとおり、筆者もそりゃあ零細ブログとはいえそれなりに時間をかけて書いている。伸びるに越したことはないのは間違いないが、だからといって過度にあちこちに喧嘩を売るような記事は、やっぱり違うんじゃないかなと思う。そういう記事は自分で読んでいて楽しくないし、もっと気楽に猫の話とかアニメの話とか書いてたほうが、書いていても楽しいしね。

あと、やっぱり炎上は怖いなぁって。一応いろんな気を遣ってTwitterやブログとは付き合ってるつもりだけど、炎上したらそっと消えよう、そうしよう。

ありがたいことに、本当にちょっとずつだけど日々のPVも増えてる。本当にその日その時の気分で書いてるんで、読んで面白い記事とそうじゃない記事はあると思うけど、それでもよければ覗いてやってね。

これは眠そうな我が家のニャン

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