いっぱい食べる人
健康診断が気になるお年頃になってきました
先日、職場の健康診断に行ってきました。
身長とか体重とかその辺はちっとも変わってないのですが、心配なのは肝機能くらいでしょうか。多くはないとは言え、なんやかんや毎日晩酌はしてますし、相変わらず唐揚げとか大好きマンだし。
結果が出るのは約一ヶ月後。
乞うご期待。
限界まで食えばいいってもんじゃない
健康診断の日、職場の人がこんな事を言っていました。
「健康診断が終わったら、俺腹いっぱいラーメン食べるんだ……!」
まるで「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」くらいの剣幕で行ってきたんですが、あの人近い内に死ぬかもしれないですね。
でも、実際いろんな数値を気にしてしばらく節制した食生活を送っていたようなので、その苦労を考えれば食べたくなる気持ちもわかります。
そういえば筆者もその日は仕事がお休みで、健康診断終わったら直帰だったんです。
家に帰ってからも、彼の言葉が頭の中にずっと残り続けていました。
そうか、健康診断終わったらそれが一年間の公式記録になるから(なりません)、健康診断さえ乗り切ってしまえばどんな暴飲暴食に身を任せてもいいんだ、と(よくありません)。
いやいや、ちょっと待ちなはれと彦麻呂に似た天使が囁きます。
右手にラーメンを、左手に唐揚げを持った彦麻呂似の天使は言います。
「欲望に任せて食べたいもん食べてったら金がいくらあってもたりまへんで?」と。
おや?? この天使、実は止める気が無いな?
そこへ、石塚英彦によく似た悪魔が近づいてきました。
大皿に乗った寿司を「まいう~」と頬張りながら。
悪魔は言いました。
「おいしいから大丈夫だよ」
この悪魔、さては石ちゃんの皮を被ったアイドルだな?
天使と悪魔に言い寄られたLITさん。
ここでひとつ天才的な解決策を思いつきます。
そうだ、食べ放題の店に行こう、と。
食べ放題ならいくら食べても値段変わらないし、好きな物たくさん食べられて幸せだし。
「食べ放題の肉なんて安肉だから美味くない」という人が居ますが、筆者の舌は馬鹿なので問題ありませんし、元々腹いっぱい食べて幸せになりたいというのがカクテキもとい目的なので問題なっしんぐの助なのです。
ウキウキ気分で車を走らせ、近所の某食べ放題のお店へ。
平日昼間だというのになかなかの混雑具合でしたが、待つこと無く入ることが出来ました。
席に通され、先ずはひたすら肉を焼きます。
持ってきては焼き、焼いては食い、皿が空になればまた持ってくるというのをひたすら繰り返します。
合間にアラカルトを食い漁り、口の中の油っぽさをサラダで拭い去り、ひたすら食べること約60分。
苦しい。
死ぬほど食べ過ぎた。
いや、そりゃまぁ食べすぎたよね。
肉食えばメシも食いたくなるし、白飯食ったら肉に戻りたくなるし、スープは食べたいし寿司も食いたいし、っていうか食べたし。
気づけば天使も悪魔もどこかに行ってしまい、筆者の前には阿部さんがいいカラダ♂を見せながら座っていました。
阿部さんはそっと囁きます。
もうね、まじでパンパン。
それでもアイスは別腹みたいなものなので、ひたすらチョコミントアイスを食べるマシンになってました。
会計を終えて店を出て、さぁ帰ろうとする筆者。
が、しかしここでまさかのアクシデントが……!!
腹が……苦しい……!!
座ったら腹が締め付けられるんですよ、死ぬほど。
天使でも悪魔でも阿部さんでもいいんでなんとかしてほしかったですね。
家に帰ってそのまましばらく動けませんでした。
食べ放題はほどほどに。