はじめての船旅
いざ北海道へ
2019年6月7日21時。
すっかり日も沈んだ八戸港フェリーターミナルに、筆者は立っていました。
目の前に浮かんでいるのは巨大な船。
総トン数9,483t、最大速力20.5ノット、トラック68台乗用車30台を同時運搬可能。
船名をシルバーエイトと呼ぶその船に乗って、向かう先は北の大地。
LITさんの北海道旅行記
人生はじめてのフェリー乗船
今回の旅行日程は、こんな感じ
- 6月7日 移動日
- 6月8日 札幌市内観光、Zジマングin札幌参加
- 6月9日 小樽観光、移動
ネットで予約していたので特に苦労もなく乗船手続きを済ませ、いざ乗船。
中には昔なつかしのホットスナックやカップ麺が買える自動販売機が置いてあったり、二昔くらい前のスロットマシンが置いてあったりと、そこかしこにレトロな香りを漂わせつつも、全体的には思っていたよりずっと綺麗な作りとなっていました。
これは予約サイトから転載
写真とか撮っておけばよかったですね。
でも、思いの外お客さんが多くて写り込んじゃうんでパスしちゃいました。申し訳。
船内には浴室も完備されていましたが、筆者は家を出る前に入ってきたので今回はスルー。
というか仕事明けで疲れが溜まっていたので、そそくさと予約していた二等寝室(要するにただの雑魚寝部屋)で眠りに落ちました。
AM2:00
肌寒さと共に目が覚めてしまう筆者。
そういえば有料で毛布貸出してるってアナウンスあったけど、そんなもの要らんだろってケチったのをここで後悔するも、売店はすでに営業終了。
帰りは必ず毛布借りようと心に誓い、そういえばスマホ充電できるスペースあったなぁということを思い出し、持ってきた文庫本を片手に移動。
夜中だというのに酒盛りして盛り上がっているバカ若者を尻目に、スマホを充電しつつ本を読みながら眠気がやってくるのを待ちました。今回旅のお供に選んだのは、細音啓先生の「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか6」。以前5巻の感想記事を書いたことが有りましたが、その続きです。大変に面白かったので早く7巻が読みたいですね。
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 6 天魔の夢【電子特典付き】 (MF文庫J)
- 作者: 細音啓
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なんだかんだ1時間くらい読んだところで、ほどよくスマホが充電されたので部屋に戻り再び眠り、朝を待ちました。
思いの外、すんなり眠りに落ちることが出来ました。
そういえば、船酔いはなかったですね。よかったよかった。
下船時の脳内BGMはもちろんUCのアレ
AM6:00
定刻通りに苫小牧フェリーターミナルに到着。
外に出ると、想像していたより空気は冷たくなく、観光するにはぴったりと言った空模様でした。
札幌行きの高速バスを待つ長蛇の列を見ながら、筆者は考えます。
このままバスにのって札幌行くのも悪くない。だけど、苫小牧の駅まで1時間歩けば着くらしい。
なら、せっかくだし歩いてみるのもいいだろう。
そして、久方ぶりの北の大地をてくてくあるき出しました。
途中でセイコーマートに寄って適当に朝ごはんを調達、イートインがあったのでその場で頂いてきました。
焼きうどんとごぼうサラダ。
学生時代、メシ作るのが面倒になるとよくセコマのお惣菜に助けられてました。
やすいしおいしいんで好きです。
苫小牧駅から電車に乗り、札幌駅に着く頃には時計は9:30を指していました。
北海道旅行、本格スタートです。