こっちは黒猫のジジ
町中で猫を見かけるとつい立ち止まってしまう
この前、何気なく町中を車で走っていたときのこと。
民家の軒先で、猫が集会を開いていました。言っちゃあなんですが随分と古い民家でしたが、恐らくは人が住んでいる……と辛うじて思えるくらいの場所です。
反対側の路肩に車を停め、猫の様子を伺います。猫たちも変な音がする大きなヤツが近くに停まったものですから、なんだなんだと警戒の目でコチラを見てきます。そのうち、二匹は筆者から注意をそらし、遊びながら茂みの向こうに消えていきました。残った一匹は、こちらをじっと見つめたまま微動だにしません。ドアを開けて車から降りていけば、きっと逃げてしまう。猫はそのくらい警戒心の強い生き物なのです。
しばらくそのままじっと見つめ合い、筆者はその場をあとにしました。彼らが飼われているのか、たまたまあそこにいたのかそれはわかりませんが、町中で偶然猫を見かけると、なんだかほっこりしちゃいますね。某掲示板の猫スレはたまに覗いてます。
猫はいいぞとは言うが猫を飼えと言ったことはない
この前、メシ屋に入ったら某動物園番組が流れていました。
思えば実家で暮らしていたときからやっていたので、随分とご長寿番組ですよね。そりゃあ相葉くんも年をとるってものです。でも、年取っても子供っぽい見た目のせいかいつまでも若手感があっていいですよね。好きですよ相葉くん。
番組内では、多頭飼育崩壊現場から保護された犬の話が取り上げられていました。今、本当にこういう現場が増えてるらしいです。
狭いアパートの一室に、数十匹の犬や猫がぎゅうぎゅう詰めになっている……想像しただけでいたたまれない気持ちになります。人間が綺麗な部屋で暮らしたいのと一緒で、動物だって気持ちよく生活したいんですよ。猫なんかはきれい好きな動物ですからね。手がつけられなくなったからと言って放置してトンズラっていうのは本当にかわいそうでなりません。
少しずつではありますが、多頭飼育崩壊の話がメディアでも取り上げられるようになってきました。自治体や動物センター主催で譲渡会を開いているところも増えているようです。
空前のペットブームと言われている現代日本ですが、動物と暮らすのってほんっと大変だと思います。
我が家だって猫に掛かるお金は安く見積もっても毎月1万円以上かかってますし、予防接種だなんだって病院代もバカにならないです。疲れて寝ていようが明け方になればニャアニャア鳴いて目を覚ます時がありますし、洗濯したばかりのシーツやクリーニング出したばかりの羽毛布団にゲロなんてしょっちゅうです。
たまに見るんですが、犬と比べて猫は手がかからないっていうネットの記事。あれ、ほんっとやめてほしい。そりゃあ毎日散歩につれていく必要はないですけど、それってイコールほったらかしにして自分勝手に構ってればいい、っていうわけじゃないんですよ。長毛種なら毎日のブラッシングが必須だし、爪も切ってあげなきゃいけない。猫って思った以上に手がかかる生き物なんですよ。だから、猫飼おう? と筆者から人に勧めることは絶対ないと思います。
でも、実際猫と暮らしてると猫ってほんとかわいいなって思います。
猫飼いたいなっていう人は、お住いの地域で譲渡会やってたりするんで、まずはそっちに行ってみてはどうでしょうというのが筆者のおすすめです。色々とアドバイスもらえますし、飼う前に必ずトライアルもやるので、そこで色々と気づくこともあると思います。それを踏まえて実際お迎えしようというのであれば、目一杯可愛がってあげてほしい。そう思います。
もーちょっと軽い話題のつもりだったんですが、どうしてもこういう話題は固くなっちゃってダメですね。
猫の写真でお茶を濁して逃げまーす。