ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

ケムリクサのイベント行ってきたじゃん

 
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ある意味無欲の勝利

遡ること3ヶ月。

ひょんなことからTVアニメ「ケムリクサ」 にドハマリした筆者は、最終回、そして12. 1話の興奮冷めやらぬまま7月20日スペシャルイベントに応募 しました。

気持ちとしては、当たるも八卦当たらぬも八卦

昼夜どっちも申し込んでおけば、 どっちかは当たるだろうあたったらラッキーじゃん精神。

 

そして迎えた5月。

当落のメールは二通。 それは昼夜ともに申し込んだから当たり前なわけですが、 さて中身はといえばこれがびっくりどちらも当選。

いやぁ、嬉しかったですねぇ。 支払はクレカ払いなので支払漏れもないですし、 これであとはイベントまで生きるのみ……


と、そこで違和感に気づく筆者。

 

 

 

なんかねぇ、夜の部の支払が昼の部の倍になってたんですよ。


なーんでかなぁーーーって思ったらね、 そりゃあ理由は一つしか無いんですけどね。


まぁ、そういうことですよ。えぇ、

 

申込枚数間違えたんだなって気付いたときには、時すでにおすし。

チケットの行方は、 まぁなんとかなったとだけ言及するにとどめておきます。 闇じゃないですよ?


好きとありがとうに満たされた空間だった

そんなわけで行ってきました7月20日

場所は中野区にありますなかのZERO。


余談ですが、中野駅ってへんたつでも使われてるんですよね。 うーんこの聖地巡礼とイベントを同時に行える幸せ。

というか朝はバスタ新宿に降り立ったことを考えると、 こちらも聖地になってるので( へんたつでも出てたしケムリでも9島?10島? でバスタ出てましたしね)、図らずも聖地スタートとなりました。

事前に「物販は通しだからね。夜の部の分の取り置きはないよ」 と書いて「欲しいものがあったら朝から来いよオタク」 という公式からのメッセージがあったので、 事前物販を午前中にきっちり終えて昼食を挟んでいよいよイベント へ。

(長くなりそうなんで昼の部・ 夜の部の情報がごっちゃになります。 ちゃんと知りたい人はTwitterでまとめてくれてる人がいる んで、そっちを見たほうが良いです)


会場はりなちゃんのおやつ鉄骨がステージに配置され、 赤霧が立ち込めるという実にケムリクサ感満載の様相。

公式MADによる出演者紹介に続いて登場したのは、 色んな所で噂の福原P。

続いてキャスト陣が登壇し、会場は拍手に包まれました。

最後にirodoriのお三方が登場すると、 会場のボルテージはすでに最高潮に。

福原Pも言ってましたが、 たつき監督が登場したときの会場の盛り上がりはハンパなかったで す。愛されてるなぁ、ほんと。


登場の時に気付いていたのですが、 なんと言ってもキャスト陣の皆さんの愛がやばい。 特にりん役のみかこしこと小松未可子さん。

あのりんの髪型を完全再現するという徹底ぶり。 そしてお母様がケムリクサの大ファンということもあり、 お母様のススメで控室には三重の水が差し入れられたという情報に 会場からは拍手が起こりました。

ワカバ役の野島健児さんに至っては、 本編でも重要な役割を果たしたミドリちゃんの蔓(?) を自作して身につけてきたからもうこの人達好き!! ってなりましたね。最高ですよもう。


「irodoriに聞いちゃおうのコーナー」 はキャスト陣からたつき監督、伊佐作画監督、 白水美術監督に質問をするというものでした。

色々と思うところはあったんですが、 一番印象的だったのは監督の頭の中でしたね。

設定について聞かれた時に言葉を一度つまらせた監督。 そしてたどたどしく、「 今は脳の回路が繋がってない感じなので上手く答えられない事が多 い。徹夜で仕事して三日目くらいならなんでも答えられる……」 みたいなことを言ったんですよね。

あと、10島以外の島について聞かれた時も「 並行した世界で遊んでくれる分には構わないんだけど、 それ以外というかその外については見ちゃうと作らないといけなく なるんで見ないようにしてる」と言う場面がありまして。

「監督やってて楽しいと思う瞬間は?」みたいな質問( 確か野島さんだったか)があったんですが、それに監督は「 思いついた瞬間」って言ってるんですよね。んで、 たぶんなんですけど監督の言う思いついた瞬間って「 世界全部が見えた瞬間」なんじゃないかなと思うわけですよ。 だから、ケムリで言ったら1島~ 10島まで全部ぶわーっと思いついて全部頭の中で描いていて、 それを2年とか3年とかもっと言えば10年単位で製作するのがし んどいみたいな感じなのかなぁと。

だから、いざ10島以外と聞かれると、 監督としては断片的な設定を想像するんじゃなくてそっから先の世 界を全部創造しちゃうんだと思うし、 そうなったらそれをアウトプットしないと気がすまなくなっちゃう んだろうなと、話を聞いてて思いました。

 

物語のネタの話になった時、今考えてるのは数十、 細かいものとか短いものなら数百……って言ってたのもあって、 なんていうか、異次元でした。


あと、 りりの設定はノリで決めたとか直前まで名前決まってなかったとか 、りょくちゃんは老眼みたいなもんって言ったりとか、 そういうトンデモな暴露話も面白かったです。


「キャスト陣に聞いちゃおう」 のコーナーはキャストからキャストへの質問コーナー。

何故かシロの声オーディションになったり生ゼリフショーになった りしたんですが、 小松さんがくじ引きで一発目に自分を引くっていう展開は神がかっ てましたね。さすが人気声優。

そして野島さん。「ピッ……ピッ…… ピーーーーメッサキニナル!」 って言うボケを挟めるのはホントすごいなぁと。あんなん笑うわ。


キャストの皆さんの好きな台詞という話題になり、福原Pの「 ここはぜひ生でやっていただいて……」ってフリは流石でしたね。

りょく役の関根さんが「監督から『りょくの声はもっと汚く、 汚く……』って言われたのがずっと頭に残ってる」 というコメントは笑いました。だから好きな台詞が「 ピャァーー」だったんですね。生で「見てたよ」 って言ってくれたのホント嬉しかったです。

りく役の天沢さん、 役作りのためにヤンキー言葉覚えましたって言ってたの死ぬほど面 白かったです。いや、 まぁりくってそういうキャラですけどそんな台詞無かったですよね ??


監督と伊佐さんも「そんなんあった?」「いや……」 みたいに会話してるし。そこ、へんたつ感出さないように!

 

細かいところ挙げていくと枚挙にいとまがないんですよね、 このイベントそれくらい濃密だったので。

「好きなりなちゃん教えて下さい」って質問に監督が「 最近りなぞうが……」 って言った時の会場の爆笑は忘れられないですし、それに監督が「 気になるとは言ったけど、好きとは言ってない……」 みたいなこと言うし、そこでまた伊佐さんと「なぁ、 りなぞうって作ったっけ?」「作ってないです」 みたいなこと話してて笑っちゃったし。

昼の部にはニコニコでシロ作ってみたの動画上げてる方が来ていて 、キャストさんにもいじられてたとか。 入れ替えの時とか夜の部終わったあととか、囲まれてましたね。

 

ライブパートはOPを務めたnanoさんと、姉妹たちの二組。


まずはnanoさんの歌う「ケムリクサ」

なんと言っても迫力が段違い。 ハッキリ言ってアレは生で聞いて大正解でした。 口からCD音源なんて言葉がありますが、ハッキリ言って音圧、 迫力、パワー、全てが音源以上でしたね。

監督や福原Pと話している時は比較的おとなしめなテンションで、 監督も言ってたんですが「溜めてる」 んだろうなぁという感じはしましたが、 まさかあれだけの爆発力を持ってるとは予想だにしませんでした。

nanoさんの口からもありましたが、 この歌を本当に大事にしているんだなぁと言うのがヒシヒシと伝わ ってきました。 曲を作るにあたって福原Pと打ち合わせを重ねていたという話もあ り、そういう中で出来上がった曲を、 このアニメを愛している人達の前で歌うのがずっと夢だったと。

その言葉を聞いて、思わずぐっと来てしまいました。

本当に素晴らしい歌声でしたね。


そしてそのままシームレスにEDへと移行、 もちろん最終回同様の姉妹verです。

最終回でニクい演出をしてくれた、 あの歌声を間近で聞くことが出来るという感動、 会場を埋め尽くす色とりどりのケムリクサが本当に綺麗で、 素敵で、好きが詰まった空間でした。

1番って、思い返せばりりの心情であり、 戦いの中に身を投じていく表姉妹の心情でもあるんですよね。

 

キミが遺した優しい歌を

見失わないように

 

りりが繋いだもの、裏姉妹が遺したもの、 それらを手に戦っていくという強い意志を感じました。

 

 

 

 

そして、2番。

1番を歌い上げてなぜか袖にはけていく3人。

そして、


反対袖から登場するのは裏姉妹3人。

昼の部、夜の部ともにあの時沸き起こったどよめきは忘れません。


1番がりりの、そして表姉妹の心情であるならば、 2番は裏姉妹の心情なんですよね。

 

もう二度と奪われないようにと誓うけど

それでも再びこの身戦場に投じ続けよう


キミが遺した幽かなものを

抱きしめたこの手にどうか明日を

 

この2番を裏姉妹3人がまさか歌ってくれるとは。

本当に感動でした。


そしてラスサビは、奇跡の6人ver。

 


もうね、オタクは泣くよ!!

 

みんな望んだ光景でしたよこれ。

しかもね、 最後はEDのポーズまで決めてくれるというサービスっぷり。


本当に素晴らしいイベントになりました。

 

放送が終わってからドハマリして幸運にもこうしてイベントに来ら れたことが本当に良かったです。

普段では絶対に聞けないような話や、 irodori三人が改めて化物集団だなっていうことを知れたり 、 福原PがとんでもなくMCと時間読みが上手いというのがわかった り(昼夜ともにほぼオンタイム!)、 奇跡のようなライブを見れたり、 本当に素晴らしいイベントになりました。


ケムリクサは筆者にとっても久しぶりにドハマリしたアニメになり ましたし、 非常に考察厨として頭をフルに働かせながら見れるアニメでした。 いろんなきっかけでこのアニメにたどり着きましたが、 改めてスタッフの皆さん、キャストの皆さん、 TLで絶賛してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

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