おいでやせ初音島
奇跡とその代償って言うと確かに全盛期のCIRCUS感あった
初代だけしか遊んでませんが、D.C.はすごく好きな作品です。もっと言えば最終試験くじらの方が好きなんですが、思いの外話題になってないんですよね。たしか移植版だとゆんゆんも攻略対象なんでしたっけ?
好きだったなぁ、ゆんゆんこと咲倉ゆん。
今思えば完全に中の人補正だったのかもしれないですけど、好きでしたねぇ。
天気の子を見てからというもの、どうも抜けるような青空を見るとちょっとだけノスタルジックと言うか物悲しいと言うか、そんな気持ちにさせられます。
なんだろう、ずっと雨……というわけではないものの、ずーっとどんよりとした日が続いていたからでしょうか。どうも帆高と自分の感情のリンクが上手く切れてない感じがして、不思議な気持ちで空を見上げていました。
相変わらず直近で見た作品触れた作品にすぐ影響されるLITさんです。
先入観って怖いね
この間、町中を車で走らせていたときのこと。
時間帯としては……夜も割と深い時間帯だったと思います。特にあてもなく車を走らせたい気分になるときがあって、本当にどこへ行くでもなくガソリンを撒き散らしながら(って書くと時事的にあぶねぇやつみたいですね)近所を走ることがあるんです。
酔っぱらいとネオンサインで彩られた夜の街は、昼間の静けさが嘘のように賑やかで。道端で抱き合って楽しそうに笑う野郎二人組とか、客引きの女の子とか、仕事帰り風のちょっと着崩した格好の中年男性とか、いろんな色がそこにはあって。
そのちょっとした異世界感が好きで、わざとスピードを緩めて通りを抜けていきました。
中心街を抜け、喧騒から離れた場所に差し掛かった時、小さなスナックの看板が目に入りました。
その名前を筆者は二度見して、思わず声に出しました。
”スナックジェーン”だ!!!!
まさか実在するとはスナックジェーン。
どうしよう、中からセーラー服を着た妙齢の女性が出てきたら。
そんな馬鹿げた考えが頭をよぎります。
そもそも、今まで何度もこの道を通ってきたはずなのに、どうして気づかなかったんだろう。
色んな思いがぐるぐると頭の中を駆け巡る中、ひとまずは看板を写真に撮ろうとスマホを取り出す筆者。
夜道に燦然と輝く看板にカメラを向け、ピントを合わせ、スマホ越しに看板を確認し――
あっ。
なんだ、よく見たら”スナックジューン”じゃん。
いやまぁ、そこはよく見なくてもスナックジューンだったし、もちろんセーラー服姿の妙齢美女はいなかったし(たぶんね)、なんだか急に夢から覚めたような感覚が迫ってきました。
そんな、夏の始まりのある日のこと。
確認は慎重に。
あっとはんをすこれ