最の高でした
東京は暑かった
7月28日、いつものようにバスで東京についた筆者を出迎えたのは、予想以上の不快指数の高さでした。朝6時半だというのに、既に肌に張り付くようなベタッとした空気。仕事にかこつけて経費で遊びに来た東京旅行(ついでに仕事)。ライブとコンサートをはしごするというハードなスケジュールに加え、個人的にやらなきゃいけないことも抱えながら頑張ろうと心に決めた筆者を、新宿の風は容赦なく痛めつけていきました。
東京って、おっかねぇな…
筆者の中の森嶋帆高がそう告げていました。
時間は無限にあるわけじゃない。やると決めたことはちゃんとやろう。駅から近いマックに居を構えた筆者は、持ってきた小説版「天気の子」を読みながら筆者は改めてそう思うのでした。映画見た人は是非とも小説を読んでいただきたい。色んな補完ができて本当に良かったです。もう一回見に行きます。
恵比寿はアツかった
今回参加したのはサンホラでおなじみJIMANGさんのバンド形式のライブ「JIMANG BAL」
開場10分前に筆者が着いた時、既に会場の前にはたくさんの人だかりが出来ていました。滴る汗を拭きながら、開演時間ギリギリになってようやく会場入りできた筆者。椅子に座りきれないほどの観客。筆者はなんとか空いている席を見つけて座ることが出来ました。
程なくして、じまさん登場。一曲目は夏コミ新譜「宝歌Vol.5」にも収録された「ありがとう」、初期の曲なんですが、この曲が本当に好き。もうね、ほんと歌詞がいい。なーんて思っていたら、なぜか一人ずつ入ってくるバンドメンバー。会場に起こる笑い。初参加なのに一瞬でこの空気感が好きになりました。
曲順やセトリに関してはごめんなさい、記録取ってなかったんで今回パスです。
個人的に印象に残っているのは、ホーン隊も加わって更にかっこよさが増した「Jimang shot」でした。
初めてこの曲を聞いたのがもう9年前。あの時の衝撃は今でも忘れませんが、今回はその数倍にもブラッシュアップされたJimang shotを聞けて本当に良かったです。
そして、宝歌Vol.5収録曲から披露されたのが「自殺者バンクス」
ありがとう同様古いファンから根強い支持のあるこの曲。色気とか胡散臭さとかそういうものが今回めっさ増し増しで、聞いていて超絶良かったです。宝歌Vol.5収録版はなんとなんと公式でフル試聴出来るので、気になる方はソチラをぜひご覧いただきたい。特に昔のバージョンを知っている人なら大胆なアレンジに驚くこと必見です。
その他にもアニメ「うみねこのなく頃に」ED曲「la divina tragedia~魔曲~」や「Hi Hi MONKEY DANCE」など懐かしい楽曲から夏コミ新譜「残心」から新曲を2曲披露するなど、本当に濃密な2時間となりました。
途中「誰か破笛丸ちょうだい!!」って言ってた時にカバンに入っていたのを渡せなかったのだけが心残りです。終演後にお話させて頂く時間があったんですが、本当にいい人なんですよね。すごく優しくて男前。ああいう50代になりたいものです。
台風を吹き飛ばし、夏の暑さよりもアツい男JIMANGと最高のメンバーが奏でる濃密な2時間、大変満足のライブでした。
そして次回のBALは2020年7月12日。今から予定空けておきたいですね。