ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

KFC

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ケンタッキーの話は一切出てきません

 

 

色んな人から色んなものを貰ってます

「LITさんさぁ、果物要らない?」

週初めからバタついた仕事をやっつけて一息ついていた筆者の向かい側に座る事務員さんが不意に言いました。聞けば、親戚やら知り合いやらから食べきれないほど果物を貰ってしまい、処理に困っているとのこと。そして、偶然にも筆者は果物が大好き。貰わない手はない。

二つ返事でOKし、ナシが幾つか入ったビニール袋をぶら下げながら帰りました。地元でもそろそろ美味しい梨の季節。かじった時の瑞々しさがたまらなく好きなんですよね。試しに1個剥いて食べてみたら、これがまぁ美味しいこと。食後の楽しみが一つ増えました。

 

 

梨の味を惜しみつつ本の世界に旅立っていた筆者を、チャイムの音が現実に戻します。

ヤマト運輸でーす」

果たして、宅配便が届く予定に筆者はひとつ覚えがありました。そうです、実家から枝豆が届く予定になっていたのです。というか、そのために死ぬ気で仕事を終わらせて配達予定時間前に帰ってきたくらいです。地元(のお隣の街)名産の茶豆。これが本当に美味しいんです。なんだったらこれが世界標準の枝豆だと思って大きくなったせいで、しばらく居酒屋の冷凍枝豆は枝豆にあらずとすら思っていたくらいに味がぜんぜん違うんです。

さっそく茹でようとお湯を沸かしながら記事を書いています。またひとつ食卓が潤いました。

形のあるもの、ないもの問わず筆者はいろんな貰い物で今日も生きてます。

 

ケンタッキーフライドチキンではない

大学時代。

筆者周りで突如としてD.C.ブームが到来しました。もちろん初代D.C.(後にD.C.Ⅱまでに及ぶ)

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時は既に2009年。誰がどう見ても遅すぎなんですが、なぜか瞬間最大風速的にD.C.ブームが訪れました。主にドハマリしていたのは筆者と友人2名の計3人。これが面白いことに1人ずつ一番好きなヒロインが違うという、時と場所が違えば血で血を洗う戦争待ったなしな状態。幸いそんな血なまぐさいことはありませんでしたが。

暇さえあればやれ「◯◯のシナリオがいい」だの「あのイベントが最高だった」だの「萌先輩のお陰で鍋ブームが来た」だのとくだらないことを言い合ったものです。

 

そんな時、ふと1人が言いだしたこと。それが、KFC

 

見出しにも書いたとおり、ケンタッキーフライドチキンではありません。

 

友人その1は高らかに言います。

「KFCとはすなわち、『(白河)(K)ことり(F)ファン(C)クラブ』である!」と。

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そう、何を隠そう彼はD.C.におけるメインヒロインはすなわち白河ことりだと、そう強く主張する男だったのです。

 

そこへ待ったをかける男が1人。

 

友人その2は威勢よく言います。

「KFCとはすなわち、『(月島)(K)小恋(F)ファン(C)クラブ』である!」と。

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そう、もうお察しの通り彼はD.C.におけあるメインヒロインはすなわち月島小恋であると、そう主張して譲らない男だったのです。

 

とは言え、我々は共にCIRCUS作品を愛す同士。

本気でいがみ合うことは良しとしません。互いが互いの良さを認め合う寛大な心があるのです。友人その1が「わかる、幼馴染属性とは最強の一角だ。ベース担当っていうその可愛い系の見た目に反する楽器のセンスもまた良し」と小恋を褒めれば、友人その2は負けじと「ことりの正統派ヒロインオーラは確かによくわかる。人の心が読めるというちょっと不思議な能力を持っている属性もまた惹かれる」と褒め返す。

そんな同好の友でした。

 

互いの趣味嗜好をけなすのではなく認めあい、互いに高め合う。そんな、古き良きオタクたちの世界がたしかにそこにあったのです。

 

 

そんな空間に、筆者も颯爽と飛び込んでいきます。

LIT「二人の話を総合すると、幼馴染属性と魔法という不思議な能力持ち属性をかけ合わせた芳乃さくらこそ最強のメインヒロインということでよろしいか?」

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友人1・2「うるせぇロリコンは黙ってろ」

 

 

 

 

 

 

 

前言撤回。

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