ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

手術

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手術って言える自信がありません

 

動物病院はいろんな子と出会えますね

昨日の続き。

土曜日だったんですが普通に仕事&月末のため一旦仕事場へ行き、同僚に無理を言って抜けさせてもらい猫を連れて病院へ。今日は午後から休診ということもあり、待合室は混んでましたね。病院に連れていくと、当たり前なんですけど動物と飼い主がたくさんいるわけで。待っている間にいろんな飼い主さんや動物さんとお話させて頂くことが多く、いろんなことを教えてもらいます。

今日出会ったのは、なんと18歳の超々高齢のおばあちゃん猫。

バッグからちょこんとのぞかせた顔はとても高齢とは思えないほど綺麗で、愛らしい姿をしていました。ただ、一つだけ違うことがあります。本来あるべきものが――2つ揃っているべきものが、一つしかありませんでした。

隻眼のおばあちゃん猫は、一つしか無いカナリア色の瞳で見知らぬ筆者を一瞥すると、にゃあとだけ鳴いてバッグの中に再び潜っていきました。飼い主さんによれば、生まれつき左目に病気を抱えていて、小さい時に手術して切除したそうです。以来ずっと義眼を嵌めて生活していたらしいのですが、なんと十数年経ってから拒否反応が出たとのこと。極めて珍しい症例らしいですが、猫のこれからのことを考えて取ることに決め、再び隻眼の猫として今に至る、というお話でした。以来、こうして月に一度は消毒のために病院に来ているそうです。それを話す飼い主さんはとても気丈で、猫への愛情がひしひしと伝わってきました。この子のことが大好きなんだなぁというのが、言葉の端々から伝わってきます。

うちの子は現在8歳。それより10年以上も長い間一緒にいる飼い主さんと猫の間にどんな時間が流れたのか。そんなことに思いを馳せていると、ちょうど診察室に呼ばれました。

 

消毒は染みるよね、人間でも痛くて嫌だもの

昨日の記事でも書いた、ほっぺの腫れのようなもの。

看護師さんに聞いてみたら、やっぱりここに膿が溜まって唾液腺を伝って顎から漏れ出ていたのではないかということでした。切除してもらうと、ドロリとした血膿がこれででもかというくらいに出ます。昨日もそうだったんですけど、痛いハズなのに鳴かないんですよね、うちの子。看護師さんは「鳴かないねー、強いこだねー」なんて褒めてくれましたが、あるいは恐怖で声も出なかったのかも。ビビリなのでね、うちの子は。

とめどなく溢れ出る血膿に、看護師さんも困った様子でした。

「もしLITさんさえ宜しければ、麻酔をかけて手術という方法もあります」

手術、という言葉を聞いて、心臓がキュッと摘まれたような気分になりました。5月の時は溜まっていた膿を全部出しきってそれで終わりでした。でも、どうやらほっぺに大きな膿溜まりが出来ていたみたいです。もしかしたら、奥歯が歯周病になっていて歯からバイキンが入ったのかも。看護師さんの説明は丁寧に説明してくれました。

「歯を調べようにも、恐らく今回は奥歯なので麻酔かけないと見えないんです。どうでしょうか」

筆者の答えは決まってました。

 

「それでは、月曜日の9時30分までに来院して下さい。夕方にはお引き取りできます」

前日の午後10時以降はご飯もお水もダメという話や、全身麻酔なので血液検査やらなにやらをするという話や、お金の話。色々説明を受けて帰ってきました。我が家にやってきてから初めての大きな手術。正直本人(?)よりも飼い主の方が不安でいっぱいですが、今は先生と猫を信じて月曜を待つばかりです。

ちなみに猫ですが、今はほっぺの腫れも引いて、顔の周りを血だらけ膿だらけにしながらだらんと伸びてます。明後日また連れて行かれるなんて思ってもいないでしょうが、今はリラックスさせておきましょう。

術後についてはまた、月曜にご報告したいと思います。

 

 

 

 

ところで、ひとつ大きな問題が。

うちの子、ほんっとにケージに入るの嫌がるんですよね。いつも病院に行くときはちゅ~るで釣ってケージに誘い込んでるんですが、前述の通り当日はご飯禁止。水もダメです。

さて、どうやってケージに押し込んだものか……

 

当日は猫と格闘になりそうです。

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