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秋は北海道旅動画の季節
あんなに暑かった夏も終わり、季節はいよいよ秋に突入。
そんな東北の土地よりこんばんはLITさんです。
ケニー兄ぃのきり旅2019北海道編、第2話公開されてました。いやはや、北海道は本当に食べ物が美味しそうでいいですね。っていうか実際美味しいんですけど。ほんとね、北海道に住んでたときはそこまで気にしなかったですけど、やっぱり美味しいんですよ。それこそちょっとした食堂の定食にしても、回転寿司にしても、あらゆるものが美味しい。この年になって野菜の美味しさに気がついた筆者としては、ますます北海道の食に惹かれる一方です。
今日は、そんな北海道の思い出話。
青森―函館2,000円という格安それがフェリー
6月に札幌と小樽に行ってきましたという話をブログで書きました。全5回に及ぶ「LITさんの北海道旅行記」興味がある人はバックナンバーを読んでみてください(露骨な宣伝)
これは、それからしばらく後の話。ひょんなことから今度は函館一泊二日旅行に行く機会がありました。お住いの地域から函館まで、新幹線だと時間的にはすごく早いんですよね。ただ、割といいお値段しちゃうのもまた事実。
それならばフェリーはどうだと調べてみたところ、
なんと驚き2,000円!
しかも、クーポン券を使うと更に200円引きという!!
もうね、これしかないなと。フェリーターミナルまで車で数時間かかることなんてこの安さを考えたら苦でも何でもなかったです。
そんなこんなで人生二度目のフェリーに乗り、
真っ青な空と広がる津軽海峡を眺めながら、
フェリーターミナルに降り立ち、
やってきました函館の町。
筆者にとっては、かつて住んでいた釧路から本土に戻る際の通過駅、もしくは乗換駅という印象でしかなかった駅なんですが、思った以上にキレイでびっくりしました。
写真に写ってる謎のモニュメントの前に座った同じポーズで写真を撮る人が多くて、それを笑いながら見てたのが筆者です。ちなみに、一人だけこのモニュメントのポーズをブリッジと解釈した若者が居たのがこの日のハイライト。いやまぁ、見えるけど……見えるけどもッ……!!
基本的に食べるのがメインです
さて、函館といえば読者諸兄は何を思い浮かべるでしょうか。
函館山から見る夜景?
新選組ゆかりの土地?
ノンノン。
答えはそう、ラッキーピエロです。
※筆者が行ったのはココとは別の店舗
函館ローカルのハンバーガーショップにして、全国にファンを持ち地元では圧倒的な人気を誇る超人気店、それがラッキーピエロ。
なんて偉そうなことをほざいてますが、実はラッキーピエロの存在を知ったのは本州に戻ってきてからだったりするんですけどね。まぁ、そんなこんなで人生初ラッキーピエロ行ってきました。
注文したのはダントツ人気というチャイニーズチキンバーガーとポテト、ドリンクのセット
写真では伝えきれませんが、ハンバーガーは思ったよりずっと大きくて食べごたえ抜群でしたし、ポテトがたまらなく美味い。このポテトだけ無限に食べるだけの簡単なお仕事があればそこに就職したいくらい美味しかったです。
今更ですが今回の旅、ほぼほぼ食った話しかしないです。そういう旅だったのでご容赦ください。筆者の旅なんて往々にしてそんなもんです。
続いて向かったのは、旧イギリス領事館。
※公式サイトより
函館は江戸時代にいち早く国際貿易港として栄えた町。当時の建物がそのまま今は資料館になっているのがこの場所です。
建物の中にはカフェがあって、そこでは本場英国から取り寄せた食器で本格紅茶と手作り菓子が楽しめるということで向かった次第です。
紅茶もお菓子も本当に美味しかったですし、なにより窓から外を眺めながら英国情緒たっぷりの室内で過ごす時間が最高に幸せでした。
室内はこんな感じ(公式サイトより)
時期が時期なんでバラが咲いているのは見られなかったですが、それでも噴水に集まってくる小鳥を眺めながらゆったりと流れる時間はすごく良かったですね。お値段も本格紅茶と言いながら良心的な価格設定でしたし、香りがよく、すごく落ち着く味わいでした。割と傾斜のある坂を登っていくことにはなりますが、
坂の上からの眺めも良かったです。一気に海まで見通せる石畳の長い坂。ここはいい撮影スポットになってました。
一度ホテルにチェックインし、夜になったらやっぱりここは行っておきたかった。それが函館山。
ロープウェイに乗って山頂まで行き、そこから眺める景色は、
まさに圧巻。世界◯大夜景と称されるのが、よくわかりました。
なんでしょう、すごくすごく不思議で幻想的な光景でした。高いビルの上から見下ろす都会の夜景と違って、そこに広がるのは生活の灯り。そこに住む人々が居て、人々の営みが大地の輪郭をなぞって大地を照らしているんだなって思ったら、不思議と吸い込まれるような気さえしてきました。
ちなみにこれは有名な話ですが、こっから見えてる景色が
この部分だって勘違いしてる人がほんっとに多いらしいです。
違います。
写真で見えてるのは、
この部分。拡大すれば
この部分なんです。
いやはや、北海道はでっかいどーですな。
誰がなんと言おうと北海道メシ、そして正真正銘の北海道メシ
夜景を堪能し、夕飯タイム。
北海道に来たからには北海道らしいものが食べたい。ちょうどホテルのそばに美味しいジンギスカンのお店があったので予約しようとしたところ、まさかの予約でいっぱい。これはリベンジ案件ですね。
とはいえそこは観光地。歩いてりゃ飯屋もあるだろうと言うことで歩いていると、住宅街の中に明かりが漏れるお店が一軒。
どうやらスペイン料理のお店らしいんですが、十勝豚やら地物のじゃがいもやら、絶妙に美味そうな地元の食材を使っているらしく、ふらりと足を踏み入れたわけです。結果的に、これが大当たり。ピンチョス(楊枝をさしてひょいぱく食べられるタイプの小皿料理)は頼むもの頼むものどれも美味しいし(個人的には生ハムが死ぬほど美味かった、というかそばに生ハムの原木が置いてあった)、メインとして頼んだ子羊のグリエがもう絶品。
羊って言うとラム肉を想像する人が多いんと思うんですが、子羊だからでしょうか、全然クセが無いんです。それでいてジューシーで食べごたえ抜群なんですよ。こういうお店だからですかね、普段なら呑まないワインなんて頼んじゃったりして。ほんと、たまたま入ったお店だったんですがめっちゃ良かったです。
本格スペイン料理が手軽に味わえるお店「La Concha (ラ・コンチャ)」大変良きお店でした。
その後、ホテルのバーで軽く飲み直しその日はおしまい。
翌朝。
ある意味今回の旅のメインです。
今回泊まったのは函館駅から徒歩数分のラビスタ函館ベイというホテル。源泉かけ流しの温泉をはじめとして色々と評判のいいお宿なのですが、なんといっても目玉はコチラ。
※公式サイトより
海鮮尽くし。北海道食べ尽くし。
※公式サイトより
もうね、おわかりでしょう。
死ぬほど食った。
なんだったら2食分食った。
倒れるかと思った。
味はもう、文句なしの最の高ですよ、えぇ。
サーモンとイクラを好きなだけ食べても怒られないとかいう素敵な空間でしたよあそこは。もうね、イクラが無限に湧いてくる器があったら欲しいくらいです。そのくらい美味しかったですね。
無事に帰るまでが旅行です
食の暴利を貪り尽くし、帰りもフェリーのためバス停に移動します。
筆者はまさかフェリーの時間を勘違いして出船30分前だっていうのにまだターミナルに着いてないなんて、これが飛行機だったらまさか離陸30分前に飛行場に着いてないみたいなポンコツはやらかしませんから(そんな人はそうそういないでしょうが)、ちゃんと出船時間を調べておいたわけですよ。
帰りのフェリーは14:30出船の青函フェリー「あさかぜ5号」。
逆算すると、ターミナルまでのシャトルバスはどうやら12:50のバスに乗ればいいらしいことまでちゃんと調べてました。LITさんはかしこいので。
意気揚々とバスのりばに向かう筆者。そしてやってきたバスに乗り、無事にフェリーターミナルに到着。
ん?
んん????????????
頭の中が大混乱の筆者。
なぜって、
昨日降りたフェリーターミナルじゃないから!!
筆者が予約したのは「青函フェリー」
今立っているのは「津軽海峡フェリー」
……………………。
なぜ、なぜ筆者は利用するはずもない津軽海峡フェリーのターミナルにいる!?
あのバス時刻表は一体何だったのか、筆者は一体だれに騙されてこんな場所にいるというのか!?!?
いや、まぁお察しの通りバスの時刻表自体が津軽海峡フェリーのHP見てたってだけなんですけどね……
ちなみに、互いの位置関係はこんな感じ
泣きながら歩いた。
自分用に買ったおみやげのマルセイバターサンドがやたら重く感じた。
悔しいから途中のセイコーマートでカツ丼買ってフェリーで食べた。
思い込み、ダメ、ゼッタイ。