ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

「SON団 4th Live ワールドグルメツアー ~世界のグルメを食事抜きで~」に参加してみた その3

 

後半戦だよ!

 

中華料理の名前は難しい

2年ぶりとなった大人気プレゼンコーナー。先陣を切るのは団長nayutaさん。

お題は「中国料理のメニューの見方」。料理の名前は”材料名+調理法+切り方”という法則でできている(ただし必ずしも順番通りとは限らない)ということだけはなんとか覚えて帰ってきた。ちなみに近所の中華料理屋で昼食を食べたが、メニューはさっぱりわからなかった。ルースー飯は大変美味かった。

これは拾い物のルースー飯

 

続くはRe:さんの「現代カレー学入門

ちゃんと目的から入ってるあたり本格プレゼンになっていて笑う。

カレーと言えばインドだと思っていただけ色々な由来や語源があるということに素直に感心する筆者。細かいことは覚えきれなかったが、カレードットコムというサイトがあるということ、虎ノ門ジーエスのカツカレーが美味しいという事は覚えた。へーふーんそうなんだーしってた

 

三番手は社長……もとい神またはローマ皇帝ヒラマツアラタリウス。

我が愛しのローマ 食と生活」ということで古代ローマの食生活についてのプレゼン。ぶっちゃけ古代ローマにこれほどまでの食文化が根付いていたということは素直に驚きであった。3月4月くらいの渋谷、早稲田は寝そべってみんなで酒飲みしてるということはなんとか覚えて帰ってこれた。

「テルマエ・ロマエ」の画像検索結果

なんかテルマエ・ロマエの話してた気がする

 

ラストを飾るのはJさんことジェイ・デラックス。「Jの知らないアメリカ料理の世界」というどこかで聞いたようなタイトル。

アメリカの歴史からアメリカの食文化の歴史についてがテーマであったが、アメリカ食事の代名詞とも言えるハンバーガーがまさか他国から持ち込まれた食事スタイルだとは思いもしなかった。マックとモスくらいしかハンバーガーショップを知らない筆者であったが、お高いハンバーガー屋さんに俄然興味がわいた。ちなみにラッキーピエロハンバーガーが凄く美味しかった話は以前ブログに掲載済。

 

 

2年ぶりのプレゼンコーナーは大盛り上がりで終了。

前も思ったが、SON団は全員プレゼン能力というかMCスキルが高い、そして各自の色がハッキリしていると感じた。正道を往くJさん、身近な話題で中身がふわっとしてても聞き手の心を掴んでいくnayutaさん、スライドの切り替えにしっかりと笑いを盛り込んでくるRe:さん、どこまでもフリーダムな社長。

歌声も各自のキャラクターもこんなにバラバラなのに、4人が集まると不思議な一体感が出来上がる。歌もトークも魅力それがSON団なのだなぁと感じる素晴らしい企画だった。

 

3年ぶり2度目の「なぜ」から始まる後半戦

10.たっぷり具材のハンバーグパエリア(全員)

ハンバーグ……? たっぷり……? パエリア……? さっぱりわからない。パエリアからパプリカにこじつけという事も考えたが、既に今年の米津玄師枠(?)はウニのピュレもとい海の幽霊で使っている。Jさんはなぜかびっくりドンキーのハンバーグの話をし始めるし、社長はなぜかドンキの袋を持って登場するし……えっ、まさか。


Miracle Shopping ~ドン・キホーテのテーマ~(田中マイミ)


筆者、そして会場の全員に浮かんだ2文字。それはすなわち、


な  ぜ


聞き慣れたドンキのテーマソングに名前があったことすら初めて知ったし、そもそもこの曲をライブでフルバンドで披露した歴史がかつて何度あっただろうか。しかも全員メチャクチャノリノリだし、最終的にケイティさんは社長からドンキの袋もらってるし(中身はベビースタードデカイラーメンカレー味)。

本当にカオスな選曲だった。しかし、自信を持って言えることがひとつだけある。それは、あの瞬間世界で一番カッコいいドンキのテーマが吉祥寺に流れていたということである。なお、あれから数日のうちにドンキで買い物をしたのだがライブを思い出して店内で笑ってしまうバグが発生してしまったことをここに報告しておく。ドンドンドン、ドンキ、ドンキホ~~~テ~~~~♪


11.小籠包s(宮廷料理人VERSION)(J、nayuta)

ここでRe:さんと社長がログアウト。というかRe:さんここまでフル出場とかカロリー消費半端なさすぎでは。いや、のん生民としてこれほど嬉しいことはないのだが。ぴょこぴょこ動き回るRe:さんが可愛すぎて無限に楽しんでたし。ちなみのこの曲はリハの音漏れでカンニングしてたので最初から分かってましたてへぺろ


relations(M@STER VERSION)(THE IDOLM@STER

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SON団で! アイマスと言えば! もちろんこの二人!! relationsはJさんの歌ってみた曲の中でも本当に初期の楽曲。12年前から何倍にもブラッシュアップしつつ、当時から全く衰えを感じさせないパワー系星井美希アメリカンスタイル)がそこに居た。nayutaさんとのコンビネーションも抜群。サビの盛り上がりは紛れもない俺たちの愛したアイマス歌ってみたの金字塔コンビである。

閣下、2人は今でもうんにゃひ歌ってますよ。


12.大空の下で食べるハンバーガー(全員)

ここからは怒涛のSON団オリジナル曲のコーナー。露骨にCDの宣伝もからめていくあたり、流石活動歴12年の猛者たちである。もちろん筆者は1週間CDを聴いてライブに臨んでいる。当たり前だよなぁ?

 

大空の下で(SON団オリジナル) 

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大空直美さん(デレマス緒方智恵理 役など)

 

CDの感想でも書いたが本当に元気がでる歌。社長の力強くそれでいてやわらかな歌い出しが、疲れた身体にまるでハンバーガーのように元気をくれる。自然と手拍子したくなるような軽快な曲調が、まるで本当に大空の下SON団とピクニックしているような気分にさせてくれる。幾度となくCDを聴き込んで参加した筆者であったが、やはりサビ部分がたまらなく素敵で本当に元気いっぱいになる。

サビのコーラスで「あーあーあーあー♪」って入ってるRe:さんの可愛さが見どころ(そこ?)。

 

13.SON団新作インドカレー(全員)

カレーについて学んだ上でカレーの歌を聞くというカレー尽くしのライブ。年イチでしか聞けなかった楽曲が動画になりCDになり、パートも増えるというサプライズまでやってくれる社長最高かよ。楽しみと僅かな不安に手を握りしめる筆者。


Yellow & White(SON団オリジナル)

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地元のおいしい焼カレー

 

前奏部分で社長の語り(?)が入ったバージョンが聴けるのはライブ限定だ。先程まで古代ローマの神だった社長が今、吉祥寺ROCK JOINT GBのステージでカレー職人として再臨した。メンバーへの振りやちょいちょい入る合いの手など、社長の盛り上げ方がめちゃくちゃ素敵だったのが印象的。っていうかここぞとばかりにカレー皿持ってくるRe:さんおちゃめかよ最高じゃん。

筆者の中で1番の見どころは、正直一抹の不安でもあった新規パート――つまりRe:さんパートに他ならないであろう。

収録された音源からも分かる通り、このパート非常に歌詞が早い。早口なのである。初めて追加パートを聴いた時に思わず「れさんに早口はダメでしょ!(サ行的な意味で)」と言ってしまうほどに滑舌に定評のあるRe:さんであったが……ステージ上で見事最高の愛を紡いでいた。これは男でも惚れる。

 

14.世界一美味しいフォー(全員)

こちらもCDを聞きこんで、より一層好きになった曲。なにより楽しみだったのが、最後の合唱部分。合唱曲としても通用するくらいまっすぐであったかい歌をライブでこうして聴けるのが楽しみでならなかった。

 

世界一おいしい(SON団オリジナル)

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世界一かわいい

 

やはりオケが最高すぎる。メロ部分がソロの繋がりなので個々の歌声が際立って聞こえるのもあり、バラードとしてぐっと聞き入ることができる。今までライブでしか聞けなかった音源をCDで聞き歌詞を頭に叩き込んでから改めてライブで聞くというのがこんなにも嬉しく、あったかいものなのかと驚いた。

1番2番ともにRe:さんの「そぉーーーんなぁーーー♪」の部分がたまらなく好きなのは筆者だけではないはず。合唱パートは本当に会場がひとつになったような感じがして最高に楽しかった。本当にありがとうSON団。

 

15.箸が休まることのない白米(全員)

藤屋さん作曲nayutaさん作詞という組み合わせの新曲。戦隊ものK-POP、ギターロックという3曲の中から選ばれCDに収録された1曲ということだが、他の曲も圧倒的に聞きたくなってきた。これはぜひとも来年度以降もライブを開催していただき、新曲を披露していただかないと!


SON団の箸は休まらない(SON団オリジナル)

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箸休め

 

開幕で謎の戦隊ポーズから始まるというSON団クオリティ。予想通りこの曲めちゃくちゃかっこいい! 炊こうぜ! 焼けるぜ! のコールを事前にCDで予習していたので完璧にこなせたのがなによりの成果である。個人的に社長が戦隊モノ歌ってるのを聞いてるとどうしても「特攻戦隊ホジルンジャー」を思い出してしまうのだが、そんな不埒者は筆者だけでいい。

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全部いいんだけど花粉症的彼女が俺的ベストソング

 

しあわせの秘訣を含めnayutaさん作詞のオリジナル曲は4曲にのぼるが、作詞スキルの高さに筆者は改めて舌を巻くばかりであった。何気ない日常を切り取ったハートフルな世界からギャグ全力まで本当に作詞の幅が広い。SON団というチームそのものの結成も含め本当にnayutaさんには感謝してもし足りない。

 

16.世界の果物盛り合わせ ~チルドでんねん~(全員)

洋楽もやるよ! という事前告知であったが、いかんせん洋楽知識が乏しい筆者。メンバー的にはBohemian rhapsodyか、もしくは今年流行ったところから持ってきて「a whole new world」あたりではないかと予想していたが……

 

We are the worldUSA FOR AFRICA

「We are the world」の画像検索結果

 

マジかよ! 全く知らねぇところから来た!!(マジ話)

恥を忍んで書くと、嘘偽りなく本当の本当に人生で初めて耳にしたこの曲。どのくらい知らなかったかと言えば、今このレポを書くに当たってwikiを見ている程度にはガチで知らなかった。有名な曲なんだな……(語彙力)

ただ、各々のポテンシャルの高さは存分に伝わってきた。なにより、聞いていてぱわーーがメリメリ伝わってくる。忘れてはいけないが、後半最初にドンキのテーマ歌ってた人たちである。そして、隠し玉的な選曲であっただろうにこんな薄っぺらい感想しか書けない自らの知識のなさをここに後悔の念として刻んでおくことにする。洋楽、ホント知らないんだよなぁ。

 

17.大気圏を突破するほどしあわせになる水(全員)

ラストと言えばこの曲。ついに宇宙まで進出してしまったSON団。次はいよいよ宇宙公演なのだろうか。なにはともあれ、まず我々は地上に無事着陸しなければいけない。今はこのしあわせの水を飲んで着陸の衝撃に備えよう。


しあわせの秘訣(SON団オリジナル)

「しあわせの秘訣 SON団」の画像検索結果

 

アルバムではリード曲だけどライブでは締めの曲という不思議な楽曲になったしあわせの秘訣。この曲を聴くとあぁライブも終わりなんだなぁと寂しい気持ちになる一方、時間が時間だけに歌を聴いているとどんどんお腹が空いてくるという罠である。みんなで「いただきまーす!」と叫ぶのが本当に楽しいし、「手を合わせていただきます」の部分で一瞬会場がスッ……と静まってからnayutaさんソロ→ラスサビと繋がる構成が最高に盛り上がる。

なにより嬉しいのが、パート分けでちゃんとRe:さんパートが確立されたということ。どこがRe:さんパートだったっけ? という人はCDを通販で購入だ!

 

2時間で宇宙まで旅する超濃密な旅行だった、あとお腹空いた

我々を乗せた飛行機は無事吉祥寺に着陸。nayutaさんのアナウンスに続いて最後に全員で写真撮影をして、解散という名の送り出しタイム。去り際に、「CD2枚目出すかもよ!」という巨大な爆弾を残していくRe:さんの言葉に「マジかよ!」となったのは決して筆者だけではないはず。信じて待とう、待てばいつか出るはずだから。きっと、シャルルもいつか(懇願)。

 

ところで、写真撮影時に顔隠しにカレー皿を使った人が出たのは人類史上だったのではないだろうか。あと、カレー皿にサインもらった人も。

ふと会場後ろを振り返ると、そこにはズラリと並んだ平松待機列。こりゃあ社長は時間かかなぁと思いながら会場を見渡しつつ他の参加者と感想を語り合っていると……ステージ上で撤収スタッフと化しているJさんが!!

Jさんと言えば、ライブもほとんど(というか現状SON団以外皆無)出ないし、ライブ終焉後は速やかに撤収作業に徹するというSON団におけるSSR(排出率0.03%)みたいな超レアキャラ。

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ついに幻になった弊プロダクションの正月限定ウサミン

 

チャンスとばかりにステージ上のJさんを呼び止め(あんまりマネしちゃだめだよ)、予め持ってきていたSON団CDにサインを頂くことに成功。忙しい中色々とお話をさせていただき、持ってきていたアンプラ*1のパンフを見せると大変懐かしがっていた。

J「東京(アンプラ)ってどっちの方*2の?」

L「すみだトリフォニーホールでやった方です」

J「あぁー、トリフォの方かー」

L「そうです、全員でラブマシーン踊った方のやつです」

J「……そんな記録はなかった、いいね」

L「アッ、ハイ」

 

 

ひとしきりJさんと話をしてサインを貰い、これでSON団サインコンプだぜ!

と喜んでいた筆者。しかし数分後、重要なミスを犯していることに気づく。

 

団 長 の サ イ ン が な い

 

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そう、前の週行われたM3では2度目にスペースを訪れた際にちょうどnayutaさんは挨拶回りの途中だったのだ。まぁ、来週もらえばいいか~どうせライブで会うし~、なんて余裕ぶっこいてた筆者。不運はさらに続く。

 

団 長 が い な い

 

「きみはじつにばかだなぁ」の画像検索結果

終演からすでに十分以上。あれだけ歌って踊ったのだ。そりゃあ早々と袖に下がって休みたい気持ちもわかる。というか社長とRe:さんの体力の方がこちらとしては本当にお疲れのところ申し訳ないですありがとうございますという気持ちでいっぱいなのである。

かくして、まさかの一番イベントに出ていて一番サイン貰いやすいであろう(もちろん軽く捉えているわけではないが、念のため。サイン頂けることは本当に感謝の極み)nayutaさんのサインを逃すという大失態をした筆者であった。今度いつかのイベントで貰おうと心に誓いつつ、そっとCDをカバンにしまうのであった。

 

Re:さんにもアンプラやRe:na.netのチケットの半券を見せて盛り上がり、最後に社長の列へ。ライブありがとうの話をしつつ、ずっと言おう、言わなきゃと思っていたことを社長に報告することができた。内容については本当にプライベートなことなので控えさせてもらうが、以前社長に助けてもらったお礼が出来たことが、何よりうれしかった。自分のことのように喜んでくれて抱きしめてくれた社長のあったかさは、この先何があっても忘れないと思う。

そんなことをしていたら会場が締まる時間。入り口に出来た社長列を見つつ、筆者はぽゆT軍団に声をかけつつ、一足先に駅へ。なんだかんだ半日付き合ってもらったうぇーいさんと別れロータリーに出ると、そこにはちょうどケイティさんたちがやってくるところだった。その姿を見て、不思議と一日の疲れもどこへやら、俄然打ち上げへの意欲が湧いてくる筆者であった。

 

 

有名な写真です(画像提供:すましさん)

ライブで心は満たした。次はお腹を満たしに行こう!

 

 

ライブ本編のレポはこれにておしまい。

色々と足りない部分は、もちゆうさん(nayutaガチ勢のやべーやつ)、ケイティさん(歌い手身内と趣味仲間のやべーやつ)の感想レポを読んで補完してほしい。SON団がそうであるように、レポは書き手それぞれの個性がこれでもかというくらい出ているので読み比べてみても楽しいぞ!

 

筆者のレポはあと1回の予定。最後は打ち上げの話とオマケ話。心して待て!

*1:Unplugged afternoonという名前で2008年~2010年に開催された歌い手ライブの略称。参加者は事務員Gさん、Re:さん、社長など

*2:東京のみ2回開催

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