何度も繰り返し読んでます
ひだまりスケッチ10巻の話
外に出られない皆さん、ひだまりスケッチ10巻はもう読みましたね?
読んでない人はとりあえず近所の書店……は時節柄アレなのでAmazonでポチる若しくはKindleストアで購入して読みましょう。
全巻セットもあるぞ!
読みましたね?
いやもう最高でしたよね、ホント。
巻頭のカラー漫画からもう最高オブ最高。転んでもただじゃ起きない精神の宮ちゃんがなにかおっぱじめるてみんなが巻き込まれていくっていうのは、たとえゆのっちと宮ちゃんが3年生になっても、沙英さんとヒロさんがひだまりを卒業しても、フェス太さんがそこに加わっても何も変わってなくて。
そういえばひだまり荘は美術家の変わり者が集う寮っていう設定ありましたもんね。ホント、みんな(普通科のなずなちゃんも含め)いい意味で変わり者というか、ひだまり荘らしいというか。
物語は夏休みの終わりから二学期に入り、体育祭とやまぶき祭へ。
このあたりから段々と「高校生活最後の」が頭についてきて、なんとなく二人の卒業が見え隠れし始めました。最後のお祭りを目一杯、精一杯楽しむゆのっちと宮ちゃん、はじめてのお祭りを全身で楽しむフェス太さん。
揺れますよね、そりゃあ(何がとはいいませんが)
たった2年の違いなのに、なんだか随分長い時間の開きがあるような、不思議な気分でしたね(そりゃまぁ連載期間考えれば10年以上あるんですが)。
やまぶき祭にヒロさんと沙英さんが来てくれたこととか、乃莉ちゃんがゆのっちのために出し物考えてくれたこととか、学年をまたいで絆が生まれてそれが続いてるっていうのがすごく素敵でした。
そして、受験が近付き段々と思い悩むことが増えてきたゆのっち。そこへ現れたまさかの新キャラ五十嵐さん。
衝撃的な出会い方をした2人が今後どういうふうに関係を深めていくのか、益々楽しみが増えてきましたね。
フェス太さんは8巻途中から登場の新キャラとは思えないほどすっかり馴染んでて。まぁ連載ベースではもう初登場から6年なのでリアタイ組にはもうすっかりおなじみなんでしょうけど、コミックス組としては割と最近なイメージなんですよ、この子。10巻はなんとなくゆるい百合っぽい雰囲気がちらほら見えてるのも良かったです(というかオッサンのセクハラっぽいとも言えますが)。
なんだかんだ振り回されっぱなしの乃莉ちゃんもまた可愛いなと思ってしまうLITさんなのでしたとさ。
アニメ5期「ひだまりスケッチ ふぁいぶすたーズ☆」の話
ここまでは原作10巻の話。そして、これは同時放送のアニメ5期。本放送は実に8年ぶりになりますが、これがまた素晴らしかった。
OPはゆの・宮子・乃莉・なずなに加えて5年前のOAD「ひだまりスケッチハニカム特別編~ようこそひだまり荘へ!~」で加わった茉里(CV斎藤千和)も加えた5人体制。個人的には沙英・ヒロも加えた夢の7人体制……も期待したんですが、流石にそこまで大所帯は実現せず。でも、メンバーの入替えがあってもちゃんとひだまりらしい仕上がりになってて大満足でしたね。
第一話はもうすぐ夏休み、というあたり。原作8巻のあたりからでしたね。
安定のシャフトクオリティでテンポといいキャラの掛け合いといい本当に「あぁ、ひだまり見てるなぁ!」感が半端なかったです。
そして、吉野屋先生の声。
発表当初から色々と言われていましたが、後藤沙緒里さん演じる吉野屋先生――筆者はとても良かったと感じました。ぶっ飛んだキャラでありながら、その実しっかりとみんなを導く生徒思いな吉野屋先生がたしかにそこにいました。
第一話からしっかりと脱ごうとしたり、校長先生に連行されていったり、吉野屋先生らしいハチャメチャっぷりでしたね。
EDは沙英ヒロ卒業編に続いてZAQさん。青空を彷彿とさせる素敵な心地よいサウンドと、だんだんと見えてきた「未来」をイメージさせるような、そんな曲でした。
第二話も今から待ち遠しいです。
という妄想をいつもしてます。
えっ、エイプリルフールにやれ?
いやいや、これは嘘じゃなくて願望ですから。だからホント、アニメ5期やってくれませんかねシャフトさん