有名なキャッチコピー
なぜ僕8巻が名作過ぎて泣いた
細音啓先生の「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」8巻を読み終えました。
人間族を除く4種族――悪魔族、蛮神族、聖霊族、幻獣族が墓所に封印されてしまい、それを解放しながらリンネを助けに行こうというのが8巻の主な内容。
7巻の感想はコチラ。
途中で封印されていたレーレーンを解放する場面があるんですが、個人的に8巻のクライマックスはそこでしたね。
エルフ+和装=最強
なんとなく展開的にレーレーンだろうなぁという感じはしていたのですが、その場に蛮神族の英雄アルフレイヤが同席していたのが最高でしたね。思えば、石化してしまったアルフレイヤを解放するべくカイ達に同行していたレーレーンが。紆余曲折あってやっとアルフレイヤの解放にこぎつけることが出来た時、そこにレーレーンの姿はなくて。やっと再会できたんだなぁという場面、感極まってボロボロと泣いてました。
からの、共闘ですよ。大始祖を相手に絶体絶命の戦い。いつもならコードホルダーを持つレンが最後の決めてになっていたところを、今回はやはりキメてくれたのがアルフレイヤ、レーレーンの蛮神族二柱でした。
念願のリンネの解放にも成功し、残る種族は3つ。物語はクライマックスにどんどん近づいていきます。9巻が待ち遠しい!
物と思い出がセットになってるから結局何も捨てられない
いろんなものを捨てられずにいるLITさんです。
昔の恋人のくれた目覚まし時計とか
そういうのは持ってませんが。
というか、人から貰ったものは家族友人恋人問わず普通に使ってるものが多いです。あまり気にしない人間なので。
それよりLITさん、本が絶望的に処分できないタイプの人間です。
どれくらい処分できないかと言えば、中学生の頃に初めて買った小説から含めて1冊たりとも処分してないくらいには処分できません。今でも実家のダンボールに詰め込まれた状態で保管されています。
もちろん漫画も同じで、新刊・古本問わずごっそりと実家に保管されています。
箱から出して読むのかと言われれば、恐らくよっぽどのことがない限り箱を開けることは無いと思います。大切にしていると言いながら小説なんかは一回読んだきりになっている作品も多いです。というか、ぶっちゃけるとそういう作品の方が多いくらいです。
だけど、不思議となにかのきっかけで読み返すと読んでたときの記憶が蘇るんですよね。
この本を読んでた時は友達とこういうことをしてたなぁとか。
この本を読んでた時は友達とその小説と同じようなオリジナルの呪文詠唱を考えて披露しあってたなぁとか。
この本を紹介してくれた子とは大喧嘩して別れたなぁとか。
あれ、黒歴史しかなくない?
い、いや、そんなこと無いはずです。ただちょっと人間悪い思い出の方が引き出しの手前に入ってるってだけなんです。えぇ、きっとそうに違いありません。そういうことにしておいてください泣いてしまいます。
真面目な話、持ち物には思い出が必ずついてまわるんですよね。本に限らずゲームでも、それこそフィギュアひとつとっても。物を捨てることって、なんとなくその思い出までも捨ててしまうような気がするんです。嫌な思い出は忘れたいという人もたくさんいることでしょう。その気持ちはよくわかります。でも、思い返すと恥ずかしさで枕に顔を埋めてジタバタしたくなるような思い出も、自分にとっては大切な思い出のひとつなんですよね。
黒歴史だー! と思ったことも、泣きたくなるような出来事も、時間が経って笑い話になればいいですしね。捨てちゃったら何にもならないわけで。
そんな考えだから、今日も部屋に物が溢れていくLITさんでしたとさ。
こりゃあ引越する時は大変そうだ……