ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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零の軌跡改1周目、無事クリア

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とりあえず1周お疲れさまでした

 

欲を言えば、零の軌跡Evolutionを移植してほしかった

英雄伝説零の軌跡 改」本日無事にクリアしました!

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1周終えてのプレイ時間は、ゲーム内で約60時間ちょっと。

およそ想定通りですね。ただ、今回はほぼほぼハイスピードモードを駆使しながら遊んでいたので、実時間にするともう少し少ないんじゃないかと思います。

全体的な満足度としては、既プレイながらも概ね大満足。

オーバルアーツ(魔法)やクラフト技の演出カットが出来るのには、限られた時間で遊んでいる筆者としては非常に助けられました。このゲーム、演出がかっこいいのは間違いないんですが、いかんせん大技になればなるほど演出が長いんですよ、ホント。

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これは前作空の軌跡the3rdのSクラフト集ですが、技はくっそカッコいいんですよ。詠唱とか厨二心のくすぐり地獄ですよホント。それはいいんですが、やっぱり長い。一発だけならそりゃあいいんですが、やっぱり頻繁に使うとなると冗長になっちゃう問題があったんです。

これをボタン一つでカット出来るようになったのは本当に助かりました。

 

 

欲を言えばPSVita移植版に当たるEvolutionをPS4に移植してほしかったなぁというところはあったりなかったり。攻略情報を見るに、結構追加要素が多いみたいなんですよね。追加の支援要請(クエスト)があったり、音楽が新録だったり、何よりムービーが全部刷新されているというまさにEvolution(進化)版の名にふさわしい豪華版になってたんですね。

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好みの問題はあると思いますが、力の入ったアニメOPも大画面で見てみたかったなぁという気持ちもあったりなかったり。ゲームのOPとしては無印版の方がしっくり来るかな、という気はしますが。

 

特務支援課の超えるべき壁、ブライト一家の超えるべき壁

なんやかんや言ってますが、脚本やゲーム内容そのものは期待通りでした。

既プレイながらもエピローグは涙ボロボロ流しながら見てましたし。

第3章のレン関係のエピソードでもだいぶグッと来てましたが、ラストはもうホント、エステルの底抜けな明るさと前向きさに完全にやられちゃいました。あれだけスカしてたレンも、本当は真実を知られるのがずっと怖くて、それを知ったらエステル達は諦めてくれるんじゃないかって口では言いながら、そうなってしまうのが怖くてたまらなくて。それなのにエステルは笑って、あの時みたいに優しく抱きしめてくれて。

パテル=マテルにまで背中を押されてしまって。

リベールで初めて出会ったときから今までのことが全部思い出されてしまって、レンにどっぷり感情移入しながらボロボロと泣いてました。おかげで今人にお見せできないくらい目が腫れてます。

 

……あ、スクショはありませんよ? ムービーは撮ってたんですが、泣きじゃくっててスクショどころじゃありませんでしたてへぺろ

 

まぁ、一応ね、物語の一番いいところですから、興味のある方はプレイして見るといいんじゃないでしょうか。本当に正統派のJRPGここに見参と言った感じですので、ゲームとしても筆者は誰にでも勧めていきたい所存です。

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事件解決記念にみんなでハイチーズ!

(プレイした人ならこの構図のわちゃわちゃ具合が分かるはず)

 

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日曜学校に行くキーアと一緒に行ってきます!

 

 

 

ここからは、世界観諸々について少し感じたことをつらつらと。

零の軌跡は、全編を通じて「壁」がテーマとなって、文字通り主人公たち特務支援課の前に立ちはだかります。

ロイドにとっては、兄という大きな壁。

エリィにとっては、あるいはクロスベルという街そのものにとっての、歪んだ政治構造という壁。

ランディにとっては、狂おしいほどの死に溢れた世界で生きた過去という壁。

ティオにとっては、忘れたくても忘れられない、忌まわしき<教団>の施設で受けた”儀式”という壁。

特務支援課のメンバー4人だけでなく、登場人物は皆何かしらの壁に苛まれている人間ばかりです。それに真正面からぶつかって行く者、仲間の支えで一歩踏み出して行く者……零の軌跡は、様々な形で壁を乗り越えようとする人たちの物語でした。

現実の世界に生きてると、本当にこういう理不尽なこと、おかしいっておもうことってたくさんあるんですよ。なんなら今まさにこういうご時世になっちゃって、世界中が壁にブチ当たって前に進めなくなってるような気がします。特務支援課の活躍を見て、なんだか少しだけ前にすすめるような気がした気がしましたね。改めてファルコムゲーの脚本っていいなぁと実感しました。

前作、空の軌跡とはまた違った世界観、テーマで描かれた新しいながらもそれでいてしっかりと続いている物語。クロスベルという独特な土地で起こる、いや、起こるべくして起こってしまった大きな事件を特務支援課を通じて追いかけ、食らいつき、解決できた達成感は初プレイの時となんら変わらなかったです。

5月26日は碧の軌跡改の発売日。こちらは完全初見プレイです。

ロイドたちがどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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