ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

500円玉を握りしめていたあの頃の僕へ

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穴久保ポケモンも好きでした

 

ギャグ漫画の鬼才2人がTwitterでリプを飛ばし合う時代になるとは思わなかった

平素より大変お世話になっております。

どうも、幼い頃はコロコロコミック派だったLITさんです。

 

当時の連載陣、思い返してもレジェンドでしたね。

今尚連載を続けているスーパーマリオくんは言わずもがなですが、

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星のカービィデデデでプププなものがたり(通称ひかわカービィ)や、

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※これは最近の描き下ろし

 

ゴーゴーゴジラマツイくん

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他にも伝説になっている人気作品がたくさん連載されていました。

いやはや、懐かしいなぁ。ポケモンの新作発売情報とか、ロクヨンの新作ソフトの情報とか載ってましたねぇ。超速スピナーの連載も相まってハイパーヨーヨーブームだったなぁとか、そんなことを思い出します。

 

で、先日たまたまTwitterで流れてきたんですが

お、おぉ……でんぢゃらすじーさん曽山一寿先生じゃありませんか。知らないうちにTwitter開設してたとは驚きです。ちょこちょこイラスト載せてくれてるんですが、あの頃と変わらないキレのあるイラストで嬉しい限りですね。

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小栗かずまた先生(花さか天使テンテンくんの作者)とTwitterで絡んでる様子が見られる日が来るなんて、当時からは想像も付きませんね。いやはや、面白い時代になったものです。

 

corocoro.jp

昨年掲載されたひかわ先生のコロコロオンライン限定描き下ろし漫画、自虐ネタが多くて死ぬほど笑いました。

 

420円には夢がたくさん詰まっていた

小学生当時、月のお小遣いは500円でした。

今にして思えば少なすぎるとは思うのですが、子どもの頃からあまりお金に執着がなかったんですよね。いやまぁ、自分のお金を貯めて物を買うよりも手っ取り早く買って貰いたいというクズ思考満載な子どもだったわけですが。

そんなLIT少年なので、500円も最初の頃はほとんど使わず結構貯めてたんです。たまに友達と駄菓子屋に行って悩みに悩んできなこ棒を買って当てまくって結局20円しか使わなかったり、食玩欲しさにスーパーのお菓子売り場で小一時間悩んで結局買わなかったり、そんな少年時代を過ごしていた筆者。

そんな筆者に転機が訪れたのは、コロコロコミックを自分で買うようになったときでした。

コロコロは当時420円。月のお小遣いの8割強を占める超高額雑誌です。

近所の書店で初めて手にしたコロコロは、ずしりと重かった気がします。これが420円の重さなのだと、自分の財産の殆どを費やす重さなのだというのがよく分かりました。

ワクワクしながら家に帰り、特集記事を読み飛ばしてまずはマリオくんです。

何を隠そうスーファミ大好きっ子だった筆者。マリオは死ぬほどプレイしたのもあって、スーパーマリオくんは本当に毎回楽しみにしてましたね。逆に、レッツ&ゴーや超速スピナーのような連載モノは、途中から読みだしたのもあって最初は今ひとつ面白さがわからなかった記憶があります。どちらかと言えばカービィやマリオのようなギャグ漫画が好きで読み始めた筆者としては、バトル展開の多いそれらの漫画は今ひとつ響かなかったのです。このあたりで固まった好みの形成は実は今にも結構続いていて、コテコテのバトル漫画って未だにあんまり読んでなかったりします。

とは言ったものの、何ヶ月も買い続けていればストーリーも頭に入ってくるわけで。そうなると一気にハマっていったし、ZOIDSベイブレードと言った新しく連載が始まった漫画に関してもスッと入り込めていった気がします。

なんと言っても、漫画というモノに触れたのがその頃が初めて。読む漫画はどれも新鮮で、どれも死ぬほど面白かったです。ベイブレードとかハイパーヨーヨーなんかは実際に買って遊んだりもしましたしね。

 

今にして思えばたかが420円。でも、当時の筆者にしてみれば本当に高価な買い物でした。元を取る、というわけじゃないですが連載作品も読み切り作品も全部片っ端から読み漁りましたね。コロコロは幸いにして難解なストーリーの作品やシリアスな雰囲気が多い作品はあまり無かった気がするので、小学生ながらに純粋に楽しめました。

あれから随分と長い時間が経ちました。

その間にコロコロからは自然と卒業して、一時期は少年マガジンを読むようになりながら最終的には漫画から少し離れてラノベにどっぷりと浸かっていった筆者。中高生の頃は、やっぱり少ないお小遣いをやりくりして毎月ドラマガを買って読んでましたし、やっぱり元を取ろうと片っ端から読み漁ってた記憶があります。そこで出会った幾つかの作品、何人かの作家さんは今でも自分にとって大切な作品、作家さんになってたりします。

そんな気持ちを取り戻したくてドラマガを久々に買って読んではいるのですが、中々どうしてハマれない作品がぽろぽろ出てきて困る。いやまぁ中高生を対象としているラノベ雑誌の連載作品なんで当たり前だろうとは思うのですが、どうも頭でっかちになってしまったような気がしてなりません。もっと気楽にぶっとんだ設定も受け入れながら読めるような、純粋な気持ちをどこに置いてきてしまったのやら……

 

あ、でもドラマガに掲載されてた中で面白いと思ったのありました。

fantasiabunko.jp

転生王女と天才令嬢の魔法革命というコチラの作品。

前世(現代日本)の記憶を引き継いだ主人公の少女が、当たり前のように魔法の存在する異世界で色々やりながら百合百合しい展開を見せていく、みたいな感じのお話なんですが、これが中々に良さげでした。

なろう原作で書籍化まで行った作品だからでしょうか、圧倒的に読みやすいんですよね。スタートの段階から人に読まれる環境で書き続けてるとこういうテクニックが磨かれるんだろうなぁと、賞レースで賞を獲った作品と読み比べながら思いました。

ドラゴンマガジンは今、隔月刊行で920円。ようやく気軽に買えるくらいの経済状況になったわけですが、あの頃の出会うもの全てにワクワクしていた気持ちを忘れずに作品と向き合っていきたいものです。

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