昼休みダッシュ
コチ……コチ………
時計の音がやたらハッキリと聞こえた気がした。
時間は11時59分。
そしてその時が――やってきた。
昼を告げる鐘と共に仕事場の入り口に猛ダッシュ。そのまま車に飛び乗り、法定速度キッチリで国道を爆走すること、約10分。家に転がり込み、そのままスリープにしていたPS4を叩き起こし、ストアページにアクセス。
ここまでわずか数分である。
碧の軌跡:改
待ちわびた文字を発見し歓喜に震えながら手慣れた手付きで購入を済ませ、DLに入るも――この待っている時間が無限に続くようでなんとももどかしい。
適当に昼食を済ませて猫を十分に吸いこんだ頃、「インストールが終わりました」の文字が画面にポップアップした。即座にスタートボタンを押すと、何千回何万回と見たファルコムのロゴに続いて、
始まった。
始まってしまった。
どうして新しいゲームのOP画面ってこんなにもワクワクするんだろう。初めてファミコンのスーパーマリオブラザーズを遊んだ時からこの気持ちは一切衰えること無く、むしろ年を追う毎に増してすらいる。止まらないワクワクを抑えきれないままニューゲームを選んだ。
もちろん、引き継ぐに決まっている。そのために零の軌跡改もひと月で2周クリアしたのだ。
簡単なあらすじを挟み、
D∴G教団の残党を追ってきたところから、今作の物語は始まる。紛れもなく、あの事件の直後だ。なにやら新しいエニグマの要素も加わりつつ、なにより筆者が興奮したのはあの風の剣聖アリオス・マクレインが操作できたということに他ならない。
前作では非操作NPCながら圧倒的な強さを見せつけてくれたアリオス・マクレイン。彼が操作キャラに加わったことが何よりうれしく、この数分だけで買ってよかったと確信した。
本編はじっくり楽しみます
と、今遊べているのはここまで。
本当はOPの感想やら何やらも書きたかったのだが、まだOPまで達していないのでそこはご容赦いただきたい。
なにはともあれ、8年待ち望んだ碧の軌跡。クロスベルの地で描かれる物語を余すところ無く楽しみたいと思う。碧の軌跡をクリアしたら満を持して閃の軌跡に手を付けよう。心配はいらない。ソフトは既に買ってあるのだ。