贅沢したって良いじゃない、にんげんだもの(LIT)
新しい生活様式に少しずつ慣れていく
どうも、ウィズ松葉杖な生活を続けているLITさんです。
どうでもいいんですが、ウィズってカタカナで書くと大変に紛らわしいと思うのは筆者だけでしょうか。世代的に”ウィズ”という音は自動的に”wiz”に変換されてしまう世代なのです。
某MMORPGではメテオwizでした
松葉杖生活を強いられたことにより色々と生活スタイルを変更せざるを得ないことになっているわけですが、その中でも一番変わったのはお昼ごはん。今の仕事場と家は車で5分ほどと近い位置関係にあるので今までは気軽に家でお昼ごはん食べていたんですが、さすがにいちいち添え木外して包帯巻いて……なんてことをやるのは面倒。
代わりに、家で簡単なお弁当を作って仕事場でムシャムシャ食べる生活にシフトしました。家で食べるか仕事場で食べるかの違いなので労力的には大差ないんですが、ひとつだけ面倒なことが。
いや、洗い物じゃなくてね。
まぁ洗い物も十分面倒ではあるんですが、そうじゃなくて。
おもむろに弁当広げて食べてると、「おっ、ついに嫁さんでも見つけたか?」って聞かれるんですよね。何度も何度も。
ほんっと……めんどくさい。
夫婦だろうがなんだろうが共働きが当たり前になってきてる現代社会ですよ。仮に一緒に暮らしてるパートナーがいたとて、相手にも仕事や自分の時間があるわけです。だというのにこの、手作りのお弁当持参=女の気配みたいな考えがもう……めんどくさいなぁと思ってしまいました。
最低限の自炊しかしてないつもりですが、メシ作ってるって話をすると「偉いね~」なんて言われるんですよね。謙遜でもなんでも無く別に偉いことをしてるわけじゃなく、単に自分が食べたいものを食べてるだけなんです。「男のくせに……」の逆ではありませんが、男なのにお弁当作って偉いねなんて言われても、別にいい気になったりはしないんですよね。
まぁ、そういうのに絡まれると大変めんどくさいので家でご飯食べてたっていうのもありますが。
君の側にいる事はそう 飽きることのない贅沢
最近、帰りが遅くなったなと自分で思います。もちろんこんなご時世だしそもそも怪我人なので一晩中飲み歩いたりとか遊び歩いたりとかそういうことはしませんが、いつもよりちょっとダラダラとスーパーを歩き回ってみたり、遅い時間まで本屋を物色してみたり、そんなことをやってたりします。
家に帰りたくない……というわけではありません。ただ、今までみたいに「早く帰って猫におやつあげないと」というルーティンが消失してしまったので、なんとなく遅く帰ってもいいかなという気分になってるだけ。
帰ったら服を脱ぎ散らかして適当に動画を見漁り、ブログを書き、それからよっこいしょと腰を上げて遅い時間からオツマミを作り始め、ついでに翌日のおかずの下ごしらえなんかもしちゃったりして。なんとなく、家に居て自分本位で動ける時間を久々に満喫してるような、そんな一週間とちょっと。
掃除機もかけ放題……なんですが、これは足のせいにして現在サボり中。部屋もとっ散らかってるのでさっさと片付けなきゃいけないんですが、なんとなく手つかず状態。猫が居たら変なもの食べたりしないようにこまめに綺麗にしてたんですが、やっぱり一人になるとルーズになっちゃいますね。学生時代を思い出してなんとなく散らかった部屋で、それでも変な居心地の良さみたいなものを感じてたりします。
でもやっぱり、ふとした時に物寂しさを感じるんですよね。
きっとこれから足が治ったら外食したり長い旅行に出かけたりすると思います。ずいぶん久しぶりに誰にも邪魔されず、ねだられずのんびりと焼き魚を食べたりサバ缶を開けたりもしました。
今はちょっとした非日常感に新鮮味を感じたりしてますが、それもいつしか寂寥感に変わっていくのかなぁとぼんやり思ってます。なにより、やっぱり家の中がシーンとして静かすぎるなぁと思う時があるんです。あと、やっぱり寝る時とか寝てる時にベッド周りが静かだと、ぽっかりと空虚な気持ちになったりして。
前にも少し書きましたが、猫と居た時間は自分にとってそれはそれは大切でゼイタクな時間だったのだなぁと思わされる日々です。