どうあがいても絶望
ホラーは一生無理
どうぶつの森e+実況ではイナババという名前でお馴染み稲葉百万鉄氏があSFCの名作ノベルゲーム学校であった怖い話の実況を始めました。
何を隠そうLITさん、ホラーゲームが死ぬほど苦手なのです。それこそ、学怖ですらおそらく一人じゃ遊べないくらいにホラーが苦手。バイオハザードなんかもねぇ、実況で見る分にはいいんですけどプレイしろって言われたら無理ですねぇ……
そんなこんなで毎日楽しく(?)学校であった怖い話実況を見ているわけですが、実はこのゲーム、内容自体は別の実況で既に予習済みです。ですが、なにぶん見たのが数年前なので結構、というかほとんど内容自体は忘れているものばかり。稲葉氏の実況スタイルも相まって、いまのところ毎回笑いながら見ています。
狂ったように弟切草をプレイしていたあの頃の自分はどこへ行った
今はこんな体たらくですが昔――それこそ小学生の頃はホラーゲームなんて全然平気、むしろ自分から飛び込んでいくくらい好きな子どもでした。友だちが弟切草を持っていて、
放課後に狂ったように遊びながらあらゆるルート分岐を網羅するくらいには、怖いものに抵抗がなかったような気がします。それが中学、高校とホラーから離れていたせいもあって、今ではすっかりホラーはニガテになってしまったというわけです。
ホラーと言えば、こんな話が。
もう2年前になりますが、「来る。」というホラー映画を見たんですよ。
元々見るつもりは無かったんですが、ラジオで伊集院さんが「ホラーがニガテな家のカミさんでも見れました」みたいなことを言っていて、それなら大丈夫かな、と思ったわけです。
結論から言っておくと、全然大丈夫じゃなかったです。
もうね、見終わったあと一番に「伊集院さんに騙された!」みたいなやり場のない怒りを抱いたのを今でも覚えています。完全に逆恨みもいいとこですし、この後にもっとすごい展開に発展するかも知れない。
でも、この作品、最後まで見ても物語の根幹である「アレ」の存在が明らかになりません。それどころか、姿すら写りません。それなのに、確実に着実に対象を殺し続ける「アレ」がもう恐ろしくて恐ろしくて。この作品の怖いところは、和製ホラー特有の静けさや雰囲気に加え、どこか古き良き匿名掲示板の洒落怖や意味怖に通じるような不気味さを感じるところでした。
途中から半分目をつぶりつつ、心の中でいつもなら天才と崇め奉ってる伊集院さんに恨み節を投げつけるということをしながら、なんとかかんとか見ましたね……
いやはや、当分ホラー映画はお腹いっぱいです。