大人のポテトサラダ(意味深)
気付いたらカレーが高級料理になってしまった
好きなカレーはみんな大好きチキンカレー
どうも、カレー大好きLITさんです。
ちょっと前の話になりますが、スーパーで買い物してたら知らないおっさんから「母親ならポテサラくらい作ったらどうだ」と言われて憤慨したという話。おっさんには色々言いたいことがありますが、とりあえず……
じゃがいも高すぎませんか?
地域差や店舗によって値段の違いはあると思いますが、行きつけのスーパーでいよいよ1個90円になりました。いやいや、じゃがいも1個90円って。高級食材じゃないんだから。と思ったら、人参に至ってはついに100円の大台に乗りました。玉ねぎも地味に値上げしてきて70円くらいになってるし。
こうなるともう、安上がりにカレーでも作ろうか……みたいなこととか安いじゃがいもでポテサラを大量に作ろうか、なーんてことはできなくなるわけで。というか、この間の大雨とか春先から気温が低かったりとか、そういう諸々のせいで本当に今年は野菜が高い。筆者のような貧乏人はおとなしくもやしを食べ続けるしかないのです。高槻やよいまっしぐらなのです。
ポテサラでも作ったらどうだおっさんよ、ポテサラはもう安上がりで手軽な料理じゃないぞ。というか、じゃがいもの皮むきって全日本皮むきめんどくさい野菜コンテストがあったら間違いなく表彰台に乗るレベルだと思うんですよ。その手間を考えただけでも決して手軽な料理とは言えないわけです。
全国のポテサラ職人の皆様、今日もおつかれさまでした。
青色は食べ物の色としては不適正だとLITさん思うの
野菜の高騰に憂いていた筆者。そこに一筋の光が差し込みます。
現れたのは、生命保険のおばちゃん。かれこれ今の職場に来た頃からずっと担当してくれている人なのでもう顔馴染みみたいなものなんですが、割と色々と物をくれる人なのです。ちょっとしたお菓子から野菜など様々なんですが、先日はいよいよじゃがいもをいただきまして。
これは嬉しい。なにしろ高くてお店でホイホイと買えないなぁなんて思っていたところでしたから。
ウキウキ気分で家に帰り、翌日早速ポテサラを作りました。
ところが、皮むきをしたところで問題発生。
そう、このじゃがいも……
紫色だったんです。
ガッツリと紫色です。そうですね、一番わかり易い例えを挙げるとすればヨウ素液をつけた時の色。
嘘みたいな話ですが、本当です。割とマジで画像のような色をしたじゃがいもなんです。いや、違う。下手すれば実物の方がもっと紫だったまであります。後から調べたらシャドークイーンという品種らしいです。気になる人はググってみてください。驚きます。
一瞬「これ、ホントに食べられるの?」と思ったわけですが、皮まで剥いてしまったものを捨てるのは忍びないです。レンジでチンして潰してきゅうりと混ぜて味をつけて、一応ポテサラが完成しました。
したんですが……
うーん、なんだろうこの絶妙に食欲が失せるポテサラは。
緑色のきゅうりや色の濃さが違うイモが全体的に紫陽花っぽくも見えるから更に食欲は減退の一途をたどります。人間は紫陽花を見ておいしそうと思わない生き物だからです。紫陽花を好んでいるのはおそらくカエルとカタツムリくらいのものでしょう。残念ながら筆者はそのどちらでもないので、しばらくの間ボウルいっぱいに錬成してしまったこのポテサラをどうしたものかと眺めていました。
いやいや、見た目に惑わされてはいけません。いくら見た目が悪いからと言って中身もダメだとは限りません。逆に、どんなに見た目が良くても中身が伴ってなければそれはやっぱりダメなわけで。少なくとも、このポテサラはラジオの生放送中に辞めさせてくださいとは言わないでしょうし。
ちょっと構えながら一口食べてみたところ、これがふつうに美味しい。たぶんアイマスクをして食べ比べをしたら、普通のじゃがいもで作ったポテサラと遜色なくて一流ブロガーから一気にそっくりさんまで急降下することでしょう。そう、味はとても良いのです。調べたらメークイン寄りの品種らしいので煮崩れもしづらくていいとかなんとか。
いや、でもポテサラでこのビジュアルですから、他にどう使ったらおいしそうに作れるんでしょうか。何かいいアイディアがあったら教えて下さい。
ちなみに、
これはオサレなんですか。この感覚が筆者はわかりません。