色々と上手く行ってません
世の中ね顔かお金かなのよ。
どうも、顔かお金だったらお金が欲しいLITさんですお金配りおじさんぼくに10億円ください。
見出しにも書いたんですけどね。
ここ最近、色々と空回りな日々が続いて珍しく鬱々とした気分になってたりもしてました。
理由はまぁ様々あるんですが、ひとつは転活(転勤活動/転職活動)がさっぱりと上手く行ってないこと。転職活動に関しては例の病魔の影響やら職場の環境やらのせいでそもそも頻繁に上京できないというのと、給料上げながら住まいを首都に移すという計画に踏み切るには段々と年齢的キャリア的にしんどさが見えてきたというのがあります。
同世代と比べたら遥かに稼ぎの悪い筆者ではありますが、同業種だったら年齢相応に貰っているんですよね(決して高くはないですが)。転職したところで収入が落ちては元も子もない。じゃあ、異業種に手を出してみようかと問われれば、ハッキリ言ってその方が地獄です。これが二十代そこそこだったらそれもよしとしてるかもしれませんが、さすがにこの年齢になってその選択が悪手だということは、分かってるつもりです。
転勤の予定の方はと言えば、コチラのほうがもっと大変なことになってまして。なんと、筆者よりも先に転職RTAを完走した走者が現れてしまったんですよ。その煽りを食って古巣の部署が人手不足に陥ってしまい、月に何度かヘルプで入る羽目になってるというのが現状なのです。元より県外に転勤っていう前例が皆無に等しい職場環境に加え、そもそも転勤すらままならない状況に陥ってしまってさぁ困ったというのが今の筆者を取り巻く環境です。
あと、これはまぁ上手く行ってない話ではないんですが、久々に周りからのさっさと結婚しなさいオーラにアテられて参ってしまってまして。いやまぁこれも厳密に言えば上手く行ってない話になるし前項と関係あると言えばある話なんですが、それはまぁおいておくとして。
先月、妹が結婚式を挙げたんですよ。筆者は親戚付き合いが面倒、仕事以外で知らない人と会って話すのが嫌、休みの日に家から出たくないという至極真っ当な理由で行かなかったんですが、事もあろうにその写真を延々と見せられまして。皆さんも一度くらいは経験あることでしょう。大して興味もない他人の結婚式の写真を見せられる、あのなんとも言えない虚無感。身内の結婚式と言えど、こちとら元より欠片も興味のない他所のお家の結婚式という認識ですよ。勘弁してください。
たぶん被害妄想なんでしょうけど、なーんかこうやってじわじわと結婚しろと周りに言われてるようでね。でもほら、1人で結婚出来るわけじゃないですし。画面の向こう側に入る技術はまだ出来てないですし。
こうなってくるとヤバいのは、上手く行かないあれこれの責任の所在を全部自分に持ってきてしまいそうになるところなんですよね。いやまぁ実際そうなんでしょうけど。
しかしこうなっちゃうとなーんもやる気が起きなくなっちゃってダメですね。書き溜めてたブログをここぞとばかりに食いつぶしてしまいました。
最終的に「どう転んでもネタになるからいっか」で解決できるからブログはいいぞ
どう足掻いても今すぐどうにかなるわけじゃない問題に対して無理やりにでも事を動かそうと急いてしまいそうになる自分と、それでもどうにもこうにも身動きの取れない自分。二人のLITさんが拮抗して結局なんだかなぁという思考のドツボにハマってしまったのが、先日のお話。
結論から言うとジムで体動かしてお風呂入って酒飲んだら全部どーでも良くなったので今はすっかり元気です。
いつもヘラヘラと笑ってるように見えて、その実年に何回かこういう鬱々とした気分に陥る時があるんです。ほんとですよ? ほら、こう見えてLITさん繊細だから……
ただ、こういう時に我ながらいい性格してるなぁと思うのは、食って飲んで寝れば大抵のことはすっかりどうでもよくなれるということ。その頃にはあれこれと考えてたことに全部それなりの説明をつけて自分自身を納得させられているので、あとは考えることもしなくなっていつもどおりの生活に戻っていくわけです。2日またぐことはまぁないですね。
たぶんなんですけど、手前味噌ながら上手くやってるなぁと思うのはこの「それなりに説明をつけて自分自身を納得させられている」というところなんです。例えば、いつまで経っても結婚できない芸人やってるみたいなことについて。これについては元々あまり悩むことはないんですが、それでもたまには真面目に考えたりするわけです。もし将来的に結婚するとして、そのために何をやらなきゃいけなくて、そうなった時に何が上手く行ってないのかみたいな、そういうこと。
うわ、真面目か。
ここで上手く行ってないなぁダメだなぁと沈んでしまうと後が大変なんですが、LITさんそこは我ながら物は捉えようだなと思うわけで。なにかって言うと「最終的に結婚まで至らぬまでも、なんやかんや楽しけりゃヨシ」みたいな妥協ポイントを作ってそこでOKとしてしまうんです。ダメコンみたいなものだと思ってるんですが、なにか頂点にある目標に対して、それがダメだった時のサブの目標、それもダメだった時のサブサブの目標……とどんどん手が届きやすいところに目標を設定するんです。万が一どっかで躓いても「ここまで出来たからOK!」みたいな処理をすることで「ダメだった」「上手く行かなかった」という記憶を上手い具合修正してしまいます。
これ、なにが凄いって絶対に負けないんです。
仕事でもそう。最終的に年収5000兆円欲しいみたいな目標に届かなさそうだなと思ったら、そこで「絶対に届きそうな目標にハードルを下げる」モードに切り替えていくんですよ。それが最終的に年収30円だったとしても、そこに達してしまえばそこで目標に対する負けはなくなります。これは精神的に非常に大事なことです。
人は失敗が続くとどうしてもマイナス思考に陥ってしまいます。マイナス思考は気力も同時に下げてしまうので、どんどん落ちていってしまいがちです。そして、マイナス思考に陥る人にありがちなのは、到底届きそうもないような途方もなく高い目標を設定していること。ここで注意してほしいのは、同じ目標でもハードルの高さは人それぞれだということです。結婚するという目標にしたってハードルの高さは人それぞれです。
とりあえずそのハードルは遠くに置いておくとして、目の前にはもっと越えやすい目標(ハードル)を用意しておくといいと思います。結婚が最終的なゴールだとしたら、結婚したいと思う相手を見つける、その相手と仲良くなる、お付き合いする……みたいにちょっとずつハードルの高さを変える感じです。
どこかで蹴っ躓いても、とりあえずそこまで何個かハードルを越えてこられたという事実は残るわけで、あとはその先の越えられなかったハードルは……見なかったことにしてしまいましょう。そうすると、なんか実績解除したしそれでいっか、みたいな気分になってきませんか?
大きな幸せが手に入ればもちろん言うこと無しですが、なかなかそうもいかないのが現実。それが他人から見たらちっちゃい幸せだとしても、その小さな幸せで満足できるようなコスパのいい人間になれると、人生も少しはラクになると思いますよ。
まぁ筆者の場合、どう転んでも5年、10年経ったら全部笑い話に出来ると思ってるのでダメ人間まっしぐらなのかもしれませんが。