色んな意味でこんな教習車やだ
大雪もやっと解消されまして
年末に降り続いた雪も、ここ数日の暖気の影響でゆっくりと溶けていきました。
つい数日前には今更感たっぷりのタイミングで除雪車がガガガッとけたたましい音を立てて町中を闊歩していき、ようやっと自宅と仕事場を繋ぐ道路くらいは走りやすい状況となりました。
ホントね、今年の道路は酷かった。いやまぁこれからまだまだ寒い時期がやってくるので「酷かった」なんて過去の出来事みたいに片付けてしまってはいけないんですが、それにしてもこの地に住んで長いことなりますが、まぁーーー酷かった。
年末に見舞われた大雪が少し溶けたのが正月休みの開けた頃。これで少しは生活もラクになるかな……なんて構えていたら、また雪が降り。中途半端に溶けた上に更に雪が降り積もったものだから、道路はガタガタ、悪路なんてもんじゃない道路状況が一週間ほど続きました。車ぶっ壊れるんじゃないかってくらいの道路を走り続け、ようやく除雪車が走ったのが冒頭のお話です。
これでようやく家の周りも走りやすくなって、あぁ良かった良かった。
なんて思ってたら、今度は駐車場の前が除雪した雪で壁みたいになってるっていう。
※イメージ
いやはや、今シーズンは本当に車が心配です。
ある意味ラッキーな環境
通勤途中、自動車学校の前を通ります。毎年正月休みが終わるくらいから3月にかけては、自動車学校もかきいれ時。卒業を控えた高校生と思わしき若者をガラス越しに見る機会も増えてきます。
しかしながら、今のタイミングで路上に出る教習生達はなかなかどうしてハードなタイミングになったものだなぁと。
前述の通り年末年始は大雪のせいで道路はガタガタだわそもそも自動車学校の前の道路が雪でぐちゃぐちゃになっててハンドル取られそうになるわで、免許取って十数年運転し続けてる筆者でも嫌気が差すような路面状況。そんな中おっかなびっくり路上に出る子達には同情を禁じえません。
しかたないけどかわいそうだなと思うのが、教習を終えて自動車学校の敷地に入る時。そうやって教わるし筆者も遠い昔にそう教わった気がするんですが、建物の敷地から出る時、入る時は一旦停止しなきゃいけないんですよね。正直な話ちゃんと守ってるかと言われればなかなか首肯できないところはありますが、そこは教習車。ちゃんとみんな一時停止するんですよ。ところが、雪が微妙に溶けかかってるものだから、アクセルをグッと踏み込むとタイヤがズブズブと埋まっちゃって、終いには空回りしちゃう。それで立ち行かなくなってる教習車を、今年は結構見てきました。ありゃあかわいそうだ。
でも、裏を返せば教習中にそういう経験ができたのはとてもラッキーなことだなとも思えるんです。これが免許取って運転し始めてからだったら泣いちゃうような状況ですが、教習ならなにがあっても隣に座ってる教官がなんとかしてくれます。帰りたくなるような悪路でも、隣に教官が居ていざって時はブレーキ踏んでくれるとわかってれば気持ちもラクになるというものです。
都会だと身分証明書くらいにしかならない運転免許ですが、クソ田舎に住んでると必須になってきます。教習車を見習って、筆者も安全運転しなきゃいけませんね。