センターマン
センター試験ってもう言わないんだね
センター試験で爆散した結果試される大地に行くことになったあの日のLITさん、お元気でしょうか。
あれから十数年、縁もゆかりもあかりもきりたんもない田舎で筆者は元気に給料を泥棒する毎日を過ごしています。
田舎なのん
もう先週末の話になりますが、第一回の共通テストとやらが始まったそうじゃないですか。こんなご時世でもちゃんと大学入試が行われるというのが高校生にとっていいのか悪いのか。受験生ではない筆者の預かり知らぬところではありますが、ちょっと面白いなって思ったのがSHARPのマスク問題。
堂々と「SHARP」って英単語がプリントされているこのマスク。古の記憶を紐解いてみると、たしかに筆箱から身につけるものに至るまで英語が印字されたものはNGと言われていたような気がします。そういう意味では確かにこのマスク大丈夫なの? と不安になる気持ちはわかります。これで受験失格とか言われたらたまったもんじゃないですしね。
実際は問題なしとのことだったのですが、でも現実問題として「SHARP」が印字されたマスクが見えたかどうかでテストの出来が変わるかと言ったらそうそう変わらないでしょと。今年からアクセント問題や発音記号の問題が消滅したらしいので尚更です。というか、SHARPごときに左右されるならそもそも受験やめちまえって話でしょうけども……
そのあたり、気づいた人が一番目の付け所がSHARPだったってことなんですかね。
そういうルールなんだから仕方ない
SHARPマスク問題とは打って変わって、コチラはなかなか笑えないトラブルの模様。
ダメなもんはダメなんですよね。権利がどうこうとか、他に迷惑かけてないからとか色々と言い訳してるみたいですが、大学入試センターが「試験の最中はマスクしてください」って言ったらそれはもうそういうルールとして受け入れなきゃいけない。どうしてもマスクしたくないっていうなら受験そのものを諦めなきゃいけないわけですよね。
こういう話題が出るとよく「法律には~」と法律論を持ち出す人が居ますが、ありゃあ大きな間違いです。
センター試験(共通テスト)を主催しているのが大学入試センターである以上、大学入試センターが定めたルールに則って受験生は試験を受けなければいけないわけです。隣の人の答案を覗いてはいけないとか、携帯電話やスマートフォンは電源を切ってカバンに仕舞っておくとか、風俗嬢の写真は必要以上に加工しないとか。
マスクの問題に法律論を持ち出すというのは、「カンニングをしてはいけないって法律なんてない」と言ってるのと同じこと。野球で言ったら「スリーストライクでアウトなんておかしい」と言ってるようなものです。
でもまぁ、実際マスクしてると不便なことが多いのはわかります。この人もそうだし筆者もそうですが、眼鏡してるとまぁーーーー曇ること曇ること。眼鏡美少女は一生眼鏡しておいてほしいですが、それはそれとして眼鏡曇るのは本当に不便でなりません。
いい感じにマスクしなくてもいい世の中に早いところなってくれればいいんですけどねぇ。