ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

劇場版「ARIA The CREPUSCOLO」を見に”行ってきた”話 ※ネタバレ自重版

f:id:l-i-t:20210307071841j:plain

特典は、オレンジぷらねっと

 

「何も伝わらない」を大人語で言うとこうなります

昨日は無残なまでにネオ・ヴェネツィア行きを逃してしまった筆者。

l-i-t.hatenablog.jp

日を改めて今日、ようやっと『ARIA The CREPUSCOLO』を見てきました。

 


えぇ、見てきましたとも。

 


で、今日はその感想記事になるんですが、タイトルに「ネタバレ自重版」と書きました。封切直後の映画ですから、ネタバレを気にする人が間違ってこの記事に飛んできてしまってネタバレを食らってしまうなんてことがあってはなりません。

というのは、建前

本音は、ただただ筆者が日本語能力が溶けるほどに感情を揺さぶられた、そのままを垂れ流すだけの記事です。今日の記事を読んでネタバレを食らう心配はありませんが、同じくらい今日の記事を読んで何かを得られるかと言われる保証はどこにもありません。ノークレームノーリターンでお願いします。


ARIA大好きおじさん、開始2分でむせび泣く

前の映画から5年。スクリーンに映ったネオ・ヴェネツィアは、筆者がよく知るネオ・ヴェネツィアそのものでした。ゆるやかな音楽とともに、いつもの日常が始まっていき……

 


ア、アテナ先輩だあああああああああ!!!!!!

 


ウンディーネを引退しプロの声楽家になったアテナ先輩が、元気に歩いて、ずっこけてる。その事実だけでもううるっときちゃうくらいに筆者の涙腺は最初から緩んでたのに、

f:id:l-i-t:20210307071557p:plain


アテナさんが、アテナさんが喋ってる。その事実を前に、OPを前にして既に筆者の目からは一筋の涙が。いや、無理だって。泣くって。河合絵里さんの歌と川上とも子さんの声で作り上げられてきたアテナ・グローリィその人が、いま再び佐藤利奈さんの声を借りてARIAの世界に、筆者の前に戻ってきてくれた。

 

泣くから。いや違う。もう泣いてるから。

 


そこからスッとOPが流れ出して。でねぇ、安野希世乃さんの歌声がこれまたピッタリなんですよねぇ!! 前の「AVVENIRE」の時も思ったんですが、ARIAこじらせおじさんだから「ARIAの歌は世界のユイマキノしか認めん」みたいなこと思って臨むのに、


ウンディーネ - 牧野由依【ARIA OP】

いざ主題歌が流れると「はあああああああああああARIAの歌だあああああああ」みたいになるのこれなんなんですかね。単純すぎません?


アリスちゃんがアリスちゃんしててほんとアリスちゃんだなって!

映画を見に行くときは、公開前のトレーラー以外一切の前情報をシャットアウトして行くんですよ。だからサトリナさんがアテナさん役を引き継いだ話は知ってたんですが、びっくりするくらいアテナさんでなんかもう一声一声聞くたびに泣きそうになってましたよね。

声優変わるときってふたパターンあって。ひとつは、前の人に寄せていくパターン。もうひとつは、その人の思うそのキャラを作っていくパターン。どっちが正解ってことはないんですけど、サトリナさんのアテナさんは完全に前者でしたね。川上ともこという唯一無二のアテナ・グローリィをトレース……ではなく、しっかりと引き継いで作り上げてたように思います。

 

なんて御託はさておきですよ。

 

OP終わって「おや?」と思いまして。

もしかして、もしかしなくても今回はオレンジぷらねっとがメインの話なんですかと。えっ、待って待ってオレンジぷらねっとメインの話ってことはそれってつまり、LITさんが大好きなアリスちゃんや前の映画で加わったアーニャちゃんが大活躍するってことじゃないですか困りますよ泣きすぎてシベリア送りになっちゃいますよみたいなことに、ことここへ至って気が付いてしまいまして。

そんなことを思ってたら、話はどんどんアリスちゃんの、アーニャちゃんの話になっていくわけで。なんかねぇ、もう随所にアリスちゃんの成長が感じ取れていちいちおじさん感動でむせび泣くわけよ。アーニャちゃんに頼みごとをするときの口調とか、ちょっとした仕草の一つ一つとか、ああアリスちゃんはまた一生懸命に頑張ってるんだなぁと思う場面が本当に多いんですよね。それと同時に、変わらない部分もあって。不器用で口下手で甘え下手なところとか、絶対に人に弱みを見せないこととか。変な話、脚本を書いたのはサトジュン総監督なわけだけど、本当に天野こずえ先生が作り上げてきたアリス・キャロルそのもののなんですよね。なんかねぇ、その辺の原作愛っていうか作品への理解度の高さってほんとサトジュン監督なんだよなぁと。

天野こずえ先生が思い描く、そして視聴者兼マンホームからの旅行者が想像していた「あれから数か月後もしくは数年後」のアリスちゃんが成長しつつそれでいて芯の部分で変わらない部分もあって、なんかもう嬉しくなっちゃいましたね。

 


でねぇ、やっぱりアテナ先輩とのやりとりって本当にアリスちゃんがアリスちゃんしててかわいいしグッときちゃうんですよね。前半のクライマックスシーンはアテナさんのセリフとかシチュエーションとか全部全部が素敵で最高で、やっぱり泣いてました。
どれだけ泣かすんだこのアニメは。


誰が本気で「新録『その オレンジの風につつまれて』」をやれといった

あのね。

だめだよあれ。

なんかもうね、言葉が出ない。ただただ泣くしかなかった。

 

全ては見出しに凝縮されてしまっているんでアレなんですけどね。

サトジュンてめぇ!

なんてことをしてくれやがるんですか!!

まさかアニメ本編屈指の神回だったあの回に絡めて、こんな、こんな……もう、本気で泣かせにかかってきてやばい!

というか涙が止まらない!!!!!!

 


えぇ、詳しくは映画館でご覧になってください。

無理にとは言いませんが、ぜひともアニメ本編を履修してから見てもらえるとより一層ヤバさが実感できると思います。でも、あまりのことに死んでしまうかもしれませんので自己責任でお願いしますLITさんは無事に死にました。


あのさ、ずるいって。ああいうことしちゃダメだって。アリスちゃん大好きなオタクは泣きすぎて脱水症状になるくらい泣くしかなくなるから。

アリスちゃんの気持ちとかアテナさんの気持ちとか出会ってからそれまでのこととかアニメで描かれていること、描かれていないけどきっとあったんだろうなといういろんなことがぶわーーーーっと瞼の裏に浮かんできてね、もうボロボロと泣いてて。

かつてアテナさんに言われたセリフをそっくりそのまま返すアリスちゃんのセリフにまた泣かされて。


終わってみれば、最後はみんな揃っていつものARIAの風景。そこに後輩ちゃん達が加わって、それも含めてすっかり座りがいいARIAの風景で。あー、本当にいい作品だっt

 

 


灯里「『あの頃はよかった』じゃなく『あの頃も良かった』――」

f:id:l-i-t:20210307071748p:plain

もみ子、最後にそのセリフはオタクが死ぬからやめてくれ……(n分ぶりn回目の死)


ネタバレ解禁版もちゃんと書きます

ここまでの文章を自分で読み返したんですが、すごいですね永遠と自分お頭の中を垂れ流してるだけって。宇宙イチためにならない感想記事が出来上がってしまいました。でもこれでいいんです。こいつこんなに騒いで大袈裟だなぁと思われてもそれでいいんです。だって、本当にヤバかったんですもの。ちなみに、ED後に魂を抜かれたわけですが、それは後日公開予定のネタバレ解禁版にて。

今から注意しておきますが、ネタバレ解禁版はストーリーから登場人物から全部触れていく予定です。なので、ネタバレを気にする人はぜひとも視聴後に読んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

プライバシーポリシー