このトリビアの種くっそ好き
今日のヤクルト試合結果
序盤から両チーム先発が大量失点でマウンドを降りるという波乱の幕開けから始まった今日の試合。というか、戸柱2HRって……
その後は両チーム後続が頑張って8回まで同点のまま進んだものの、桑原に決勝HRを浴びてしまう。9回は1番からの好打順だったんですが、守護神三嶋を崩せず一点が遠い結果になりました。
それとお知らせです。
かれこれ2週間くらいになる「電波青年系熱狂的ヤクルトファン」ですが、諸般の事情により今日から5日までおやすみとさせていただきます。
まぁ、単に実家にいるんで飲んでるってだけなんですけどね。ほら、親孝行ですよ親孝行（適当）
いつまで経っても男子中学生の会話
「石原さとみの旦那ってよ」
仕事中、唐突に言い放ったのは年配の男性社員でした。便宜上、Kさんとでもしておきましょう。Kさんは筆者より二周り以上年上だけど、かれこれ十年来の付き合いなのでお互い気心知れた仲。というか筆者が絶望的なまでに敬語が使えないのでいつもタメ口なだけなんですけどね。
Kさんが何を言い出すのかと耳を傾けて聞いていると、
「朝起きたらそこに石原さとみがいるんだろ？ すげぇよな」
思った以上に下らない話題でした。というかなにがどう「すげぇよな」なのかさっぱり説明になってなませんね。すげぇのはKさんの頭の中です。でもまぁ、言わんとすることはわかります。
「朝起きたらそこにいるってことはだよ？ 仕事終わって家に帰ったら石原さとみがいるってことじゃん？ やべぇよな」
筆者も続きます。やべぇのは自分の頭の中です。
そしてお互い大きく息をつき、
「「あーあ、何かの間違いで石原さとみが嫁に来ねぇかなぁ」」
世界で一番揃えて言う必要のないセリフが、仕事場の空気に混じってすぐに消えてなくなりました。コエカタマリンが実用化されなくて本当に良かったと思った瞬間です。
普段から、仕事そっちのけでこういうくっそ下らないことをよく話してます。
女優と結婚するなら誰が良いかみたいなそういう話。中学生かよって思いますが、男なんてのはいつまでも中学生から成長しないものです。
Kさんは昔から石原さとみが好きだと公言してました。それこそ、結婚の発表があったときには「俺、明日から仕事休むわ」と言い放った程。まぁ、普通に次の日来てましたけどね。というかKさん普通に既婚者だし。
「嫁さんは嫁さん、結婚したい女優は結婚したい女優。全く別物だろ」
世の中の女性を全部敵に回しそうな発言ですが、大変によくわかります。嫁さんは嫁さんでそれは紛れもなく大事な人。それはそれとして石原さとみに結婚できるチャンスが有るならゴールドマン・サックスは無理だとしてもガソリンスタンドの店員くらいにはなれると思うじゃないですかほらどっちもGS社員って書いちゃえばわかんないし。なんだったら石原さとみの結婚発表があったとき「同年代の一般男性」って書いてあって一瞬自分のことなんじゃないかと思うじゃないですかそういうことですよ。
そっからはやれ「石原さとみが家に居てくれるなら仕事なんて1日2時間のパートだけでもいい」だの「いやなんだったら仕事なんてしてくれなくていい俺が稼ぐ」だの「俺の稼ぎで足りないなら車処分して俺は毎日チャリで通っても良い」だのお互いまぁこれでもかってくらい架空の石原さとみとの結婚生活妄想話をしだしたらきりがないこと。事務員さんに冷めた目で見られながらも、お昼休みのチャイムが鳴ったのでこの話は終りとなりました。
「ところで、LITが好きな女優誰よ？」
昼休みに向かう前、Kさんが尋ねてきました。
言うてテレビのないご家庭なので最近の女優に明るくない筆者。石原さとみくらいは知ってますが、最近の女優事情はさっぱりです。さて、誰か好きな女優――そうだ、居るじゃないか。
「志田未来っスかね」
筆者の言葉に、
「いやお前ロリコンかよそれはねーわ」
ジャイアンばりに心の友アピールをしてたのが嘘みたいに一歩後ずさりながらKさんは仕事場を後にしました。
いやいや、年の差考えたらまだ余裕じゃね？ と思った3X歳のある日の昼下がり。
浜辺美波って言わなくて本当に良かったとだけ思いながら食べた昼ごはんは、ちょっぴり切ない味でした。
