ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

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ハコヅメ別章 アンボックスが地獄過ぎて最高だった

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今週の読む地獄

 

今日のヤクルト試合結果

昨日は昨日。切り替えて勝ちにいきたい巨人との9戦目……だったんですが、マウンドを任された先発のライアン小川が打ち込まれまして。打線も決して悪くは無かったんですが、二桁安打で3得点というのは流石に完敗でしたね。

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久々に二桁取られて負け。明日なんとか巻き返したいところです。

 

楽しいことは何も出てこない(作者)

先日、泰三子先生の漫画「ハコヅメ」の17巻が発売になりました。相変わらずギャグセンスが冴え渡っていて、それでいてノーモーション急展開に相手の心を揺さぶってくるのもまた、いつもどおりのハコヅメって感じがして実に最高でしたね。

来月からはなんと実写ドラマもスタート。

マウンテンメスゴリラとかいうパワーワード

 

ぶっちゃけどういう評価になるかは(日テレだし)わかりませんが、どう転んだとしても漫画が盛り上がってくれたら筆者としては嬉しい限りですね。

 

 

という話で今回は終わり……じゃなくて。

なんと今回、2冊同時刊行なんです。いやぁこの出版不況と呼ばれる時代にめでたいことです。きっとね、ファンの人たちもワクワクしながら待ってたことでしょう。本誌で読んでた筆者としては「ついにこれが世に放たれてしまうのか……」と戦々恐々としながら待ってたわけですけど。

別章 アンボックス。今までこんなダークな表紙ハコヅメでありました? もうねこの時点で地獄が待ってるのが容易に想像できるから困ったものです。いや、だって普段は

こんなん(?)ですよ。

このアンボックス、町山管内で起きたとある大きな事件とそれに巻き込まれていく表紙の子――黒田カナのお話になるんですが。もうね、本当に楽しいことなんて始めから終わりまで一切出てこないのほんとにやばい。マスコミってなんなんだろう、正義ってなんなんだろう、警察ってなんなんだろう、生きてくことってなんなんだろう。

そんなことをどのページめくっても突きつけられてぶん殴られるような内容になってます。

ハコヅメ本編読んで「はぁー警察って大変なんだなぁ」とかちょっと知った気になってた自称古参読者を警棒でボコボコにぶん殴った上でパトカーで20回くらい轢いたみたいな、そんな読む暴力と言っても相応しい一冊それがアンボックスでしたね。

 

もうね、ただただ辛い。からいじゃなくてつらい。

 

LITさん最初に出てきたときからずっとカナちゃん大好きおじさんだったからね。本誌読んでる時は毎週心が潰される思いで読んでましたよ。なんとか幸せになってほしいと。色々複雑な過去を背負ってる子なんだろうなというのは薄々感じてましたけど、思ってるのの200倍くらいやべぇ過去だったし、そういう過去と人生があるからああいう価値観になっていくんだろうなということを想像すると、ただただ涙が溢れてくるわけで。

 

 

だからほんと、山田が居てくれて良かったなというのと、横井教官が教官で本当に良かったなというのと、カナがカナなりに幸せを掴んでくれて本当に良かったなというラストは本当に良かったと思います。

どんな内容でどんなラストになるのか書いちゃうとファスト漫画って言われて逮捕されかねないのでもちろん伏せますが、最後の1ページまで目が離せないハコヅメ別章 アンボックス、ドラマ始まる前に是非ご一読を。そして地獄に付き合え。

LITさんからは以上。

 

 

 今週のお題「一気読みした漫画」

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