大満足でした
何度も言ってますが大変に良い作品です
人類の皆さん4連休を謳歌してますか?
こんばんは、朝起きて夜寝るまでずっとゲームしてたLITさんですいえす引きこもり!
日本引きこもり協会会員のLITさんです
Steamでアーリーアクセス版から遊んでいて、6月末に正式版がリリースになったENDER LILIES、連休初日を使ってトロコンまで全て終わらせてきました。
エンディング後のトロコン作業で探索に時間がかかり(最後2個くらいは諦めて攻略解禁しました、無念)ましたが、それでも総プレイ時間は(アーリー含む)26時間ちょっと。Steamのレビューや他のプレイヤーの記録を見るに、結構時間が掛かった方だと思います。メトロイドヴァニアに慣れた人なら20時間前後でクリアできる程度のボリュームでしょう。
と言っても、決してボリューム不足ということはなく。広大なダンジョンを楽しく、それでいてストレス無く探索出来る非常によく出来たゲームに仕上がっていました。
クリア後のプレイ記録も兼ねて、事項で感想などつらつら書いていくことにします。
何度でも挑戦したくなる楽しいボス戦
本作はダンジョンの至るところにボスキャラが存在し、それらを倒すことで彼らの能力を手に入れていく仕組みになっています。
そのボス戦なんですが、やってて非常に楽しい。最初は何度もやられることになると思いますが、何度も挑戦しながら敵の行動パターンをしっかりと掴み、躱し、攻撃を入れていく。ボス毎に弱点武器があるわけではないので、自分に合ったスキルと己の腕を駆使しながらちょっとずつ攻略の糸口を見つけていくのが非常に楽しかったです。
なにより、ボスへの再挑戦が非常にラクで助かりました。
ほとんどのボスで直前のマップにセーブポイントが設けてあり、やられてもすぐに再挑戦出来るマップ構成になってます。ボスに集中したいのに、ボスにたどり着くまでの道中で回復やらHPやらを削られるとしんどいですしね。
豊富なセーブポイントと随所に設けられたショートカット
メトロイドヴァニアにあまり明るくない筆者ですが、ことENDER LILIESに関して言えばセーブポイントが結構な頻度で登場したような印象がありました。
マップに緑丸が付いているのがセーブポイントなんですが、見て分かる通りちょっと進んだらセーブポイントのあるマップに当たる構成になっています。探索ゲーなので各マップにアイテムや収集要素、あるいは特定のエンディングを見るための重要アイテムが隠されているわけですが、おかげで戻し作業という戻し作業はあまりやらないままクリアすることが出来ました。
あちこちで高難易度ゲーという看板を目にしますが、これを見ていただいても分かる通りそれほど難易度は高くありません。2D版ダークソウルでお馴染みsalt and sanctuaryと比べてもENDER LILIESは格段に簡単な部類に入ると思います。
素敵な音楽とリリィの優しさにどんどん惹き込まれていく
本作は、死の雨によって人間が穢者(けもの)になってしまうという奇病に侵され終わりゆく国が舞台になっています。主人公のリリィは穢れを浄化する白巫女として黒衣の騎士と共に冒険していく――
こう聞くと、なんだかダークな世界観を想像するかもしれません。確かに、穢者というだけあって敵は結構な見た目をしてるのが多いです。でも、作品全体の雰囲気としてはちっとも怖くないかなと。初見殺しやアンブッシュが無いからというのもあるかもしれませんが、それ以上に音楽やグラフィックが大変に素敵なんですよね。
思わずサントラも買っちゃいました。
穢者を浄化することが目覚めたリリィの成すべきことなのですが、それには色々な秘密があり、ゲームを進めていくにつれて全容が明らかになっていきます。そして進めば進むほど、リリィという少女の優しさに心打たれる、そんなゲームでした。
PCでもSwitchでもXboxでもPS4でも
最近のゲームの例にもれず、本作は非常に多彩なプラットフォームで遊ぶことが出来ます。前項で綺麗なグラフィックと書きましたが、それでも2Dゲー。PCで遊ぶ際もさほど高いスペックは必要ありません。筆者の10年選手の化石PCでも遊べたので問題ないと思います。
素敵なグラフィックと惹き込まれるBGM、そしてリリィの行く末をどうかご自身で確かめていただきたい、そう思いながら感想と代えさせていただきます。