こういうアレをソレする記事です
あちこちガタが来てるんです。車も、人も
こんばんは、今年の冬に4度目の車検が来るLITさんです。
最近は、こういうカー用品店なんかでも車検やってくれるようになったんですね。ただ、筆者は古い人間なものでこの手のイベントはどうも買ったお店でやってもらわないと具合が悪い。
その分色々とお高くつきますが、その分長く安心して乗れると思えばいいんじゃないかなと割り切ってます。知識と腕があれば、近頃はセルフ車検なんてのもあると聞きますが、車検はおろかろくすっぽボンネットも開けたことがない筆者には縁のない話でございます。
とまぁ、そんな長く乗ってる車なものですから、最近あちこちガタが来てまして。
そのひとつが、カメラ。
えっ、いやいやカメラって言ってもそんな怪しいものじゃないですよ?
いや誰が盗撮用カメラだって言いましたか失礼な。それはそうと、盗撮モノで4K高画質ってリアルさに欠けてダメだと思いませんか? 筆者はずっと疑問に思ってます。4K高画質で撮れる高性能カメラがどれだけ小さく作れるのか不勉強なので知りませんが、仕込み位置としてそこは相当小さくないと無理じゃね? という場所から撮ってて、その割にちゃんと画質がクソ高画質だったりすると、なんかそこに妙な違和感を覚えてしまってダメなんですよね。
というクソほどどうでもいい悩みはさておき(でも誰か同調して)、バックカメラがね、マズいんです。
カメラを車体に固定するための土台部分が、錆びて腐れ落ちちゃってるんです。かろうじて残ってた部分に両面テープ付けて車体に固定してたんですが、それもいよいよくっつかなくなりまして。
それを、この間車屋で点検した際に営業さんに言われたんですよ。
ちなみにこれ、土台だけ部品として出てることもなく、直すとすれば同じカメラをもう一回買って取り付けることが必要とのこと。工賃まで含めて、およそ2万程度かかると言われちゃいました。
いや、2万て。ガチャ60連出来るじゃないですか。
限定SSRだって引けるかもしれません
とりあえず車検には影響しないらしいので、ひとまず保留して点検は終了。
さて、2万か……困ったものです。
出来るならやってやろうじゃないか
とはいえ、直さないわけにはいきません。
そうしている間にも、バックモニターにはナナメった映像が映し出されているわけです。いやまぁバックなんて10年近く乗ってれば慣れてくるのでそんなに重要じゃないといえば重要じゃないんですが、それでもやっぱり気になるものは気になる。
しかし、2万は正直勿体ない。
なにか、いい方法は……
閃いた! 通報した
土台が腐ってるなら、土台を作ってしまえばいいじゃないか。
考えてみれば至極真っ当な結論です。土台さえ作れれば、あとは今まで通り両面テープでペタリと貼り付ければそれまでのこと。そうと決まれば土台を作っていきましょう。今回は錆びでダメになってしまったので、どうせなら錆びない物で作りたい。
となれば、答えは1つ。
そうだね、ステンレスだね!
ハサミや包丁に使われることでお馴染みのステンレス。軽くて加工もしやすくて、なにより錆びに強いのが特徴の超有名金属です。金属界のアトリエかぐやといったところでしょうか。そのくらいメジャーな金属ですよね。
アトリエかぐやが明るいエロゲ出してるのに違和感が拭えない古い時代のオタク
近くのホムセンで探したら、ちょうど加工しやすい厚さのステンレス板があるじゃないですか。そして、100均に行ったらこれまた都合よく金切鋸まで売ってるじゃありませんか。
サンドペーパーも100均で手に入ったので、しめて500円。
思った以上に安上がりになりました。残る問題は、100均の金切鋸がどれくらいの性能を発揮してくれるか。なにも、ガンダム程のスペックは期待してません。
これはパチモン
こっちだってジムくらいのスペックくらい出してくれればそれでいいやと思ってますよ。
いやこれはジム頭じゃねぇか
ただ、そこは100均。当たり外れの大きな100均。万が一にでも、ボール程度の性能しか発揮できなかったら……
その時は、ちゃんとした金切鋸買うしかありません。それでもカメラまるごと買い直すよりは安いハズです。
そして、ドキドキしながらステンレス板に刃を入れ、格闘すること数分。
おぉ、思ったよりキレイに切れました。怪我しないようちゃんとサンドペーパーでヤスリがけして、腐りかけてる元土台の部分に瞬間接着剤で貼り付けたら、修理は完了。あとは両面テープでぺたりとくっつければ完成です。
多少曲がっては居ますが、そこはそれ。とりあえずちゃんと後方が映るようになったので満足です。いやぁ、思いの外なんとかなるもんですね。ヨカッタヨカッタ。