栗山弓さん
今日のヤクルト試合結果
2ヶ月ぶりに本拠地神宮に戻ってきました我らがヤクルトスワローズ。いやぁやっぱり神宮はいいですね。先発はサイスニード。3回まで完全試合ペースのいいピッチングでゲームを作り、6回に2失点したところで交代。あわや追加点というところ、そこは火消し役の星が0点に抑える好投を見せてDeNAにペースを譲りません。打っては初回に好投手京山からなんと4点を奪い、更には3回にサンタナのHRで追加点を上げるなど5得点とリードしたまま試合が流れていき、
ホームで大勝です！ やったね！！
とても褒められたものじゃない3年間でした
人生で一番カラオケに行ってたのは間違いなく高校3年間だと自負してるLITさんです。
何度聞いても好きなんですよねこの曲。
金も遊び場もない田舎の高校生にとって、学割フリータイムドリンクバー付き500円とかいう頭のおかしな金額設定だった近所のカラオケ屋は、天国のような場所でした。
行くのは決まって、土曜の午後。土曜日は午前中で部活が終わるので、昼飯食って午後1時にカラオケ屋に集合。それからフリータイムが終わる午後7時までみっちりカラオケ三昧というのが、筆者達の月に一度、あるいは二度の恒例行事でしたね。ちなみに件のカラオケ屋、今でもフリータイムドリンクバー付き750円という神がかった料金なので実家に帰省すると利用してたりもします。
そんな高校生活、前回の続きです。
的前に立って引くようになり、初めての的中が夏頃にあり、しばらく経った頃。
突如として中り出したんですよ。これね、弓やってる人なら一度や二度経験があると思うんですが、引きながら「あ、これ中る」という予感がするんですよ。具体的には大三あたりで。
で、実際中る。こうなってくるともうね、なにやっても中るんです。さすがに皆中出したり……とかは無かったはずですが、それでもド新人にしてはやたら中る。おかげで新人戦のメンバーに選ばれたりなんかしちゃったりして、でも自分でもなんで中ってるかわかんないまま引いてたものだから結局大会ではボロボロだったりして。
そんな最中、やってきました段級審査。
ウチの地域は弓道部のある中学校が無かったので、全員級なしのド素人からスタートします。1年のうちに段級審査を受けて多くが2級、極稀に射型が綺麗だと1級を取り、2年、3年で段を取って卒業。大体の人がこういう流れなんですが、あろうことかこの男、堂々の「段とか級とか一切興味ないんで受けないです」宣言をして段級審査を拒否。度重なる顧問からの説得や、果ては担任からの半ば恫喝めいた説得にも一切耳を貸さず「俺は弓が引ければそれでいい」の一点張りです。
結局1年時はおろか3年間一切段級審査を受けないまま無事に無級で卒業を迎えることとなりました。思えばあの時受けておけばよかったなぁ、と後悔――なんてするはずもなく。というか、今も昔も「弓道なんて中ったモン勝ちなんだから射型なんてどうだっていいんだよ」という舐め腐ったスタンスなのです。いやいやLITさん、そんなこと言ったって何事も基本が大事。綺麗な射型から的中は生まれるんだよ？ そう言いたい人も、きっと読者諸兄の中にはいることでしょう。筆者も入部するまではそう思ってました。
でもね、一人いたんですよ。射型も練習も弓道には、少なくとも学校の部活程度なら一切関係ないんだなと思わせてくれる人が。
ひとつ上の先輩だったんですが、サボり気質なのか滅多に練習に来ない。週に1,2回フラッと道場に現れてはやる気なさげに引いている姿が、やけに印象的な先輩でした。この人がまぁ天才的な的中率で、最高でどれくらいだったかなぁ……4連続皆中とかしてた気がします。
かい‐ちゅう【皆中】〘名〙 弓、鉄砲などを発射して、すべて命中させること。
弓道の場合は4射で1セットなので、16射連続的中。筆者も三年間で最高そのくらいはした気がしますが、この人はそれをポンポンやってのけてたんですよね。そのクセ、射型がまぁ酷い。お世辞にも綺麗なんてもんじゃない。恐らく、その人が一番中るパターンがその引き方なんだなと。余談ですがその先輩、練習はおろか大会も面倒だからとサボる程のプロのサボリストでした。曰く、その日は遊ぶ用事があったとのこと。
そういうのもあったし、そもそも上手くなりたいとか大会で勝ちたいとかそういう欲がなかったのもあって、結局段級審査は無視してたし大会の日も一切やる気ないまま終わったらカラオケ行きたいなとか考えてました。
えっ、こんな不真面目な態度で先輩や部長に怒られなかったかって？
いやほら、LITさん部長だったし。
残念ながらホントです。
段も級もないクソメガネが「どうも私が部長でござい」みたいな顔して出ていくのほんと周りから変な目で見られるからやめたほうがいいっすよ（他人事）
