帯の通り、本当にこれを読むとまたまっきーの歌が聞きたくなります
時間が経っても色褪せないもの
昨日さらっと貼りましたが、この動画。
いや、まさかこのタイミングでこの動画とか。ほんっと……ずるいわ。
これね、12年前にこの3人で歌ってるんです。あ、いやこの3人じゃないですね。12年前はASK・ふぁねる・コゲ犬の二人と一匹だったんですが、今回はASK・ゆまみ屋(代理人)・コゲ犬の二人と一匹ですね。ふぁねるさんはほら、色々あって引退しましたので。
正直、ふぁねるさんの引退に関してはかわいそうという気持ちが未だに消えません。これ、本人に一ミリも非がなかったというのが尚更かわいそうで。自演とかNTRとかそういうのはまぁ、仕方ないと思うんですけどね。
なんにせよ、代理人を立てた形ではありますがこの歌ってみた(令和最新版)が聞けた奇跡に感謝です。
聴きながら読むと、より一層景色が見えてくる
こんばんは、LITさんです。
最近読んでいるのが、まっきー復帰とタイミングを同じくして出版された本で、音楽評論家小貫信昭さんが手掛けた「槇原敬之 歌の履歴書」
まっきーの歴史とかその時その時に見てきたもの、感じたことを順を追って見ていく、そんな一冊になっています。なっています、なんて書きましたが、筆者はまだ読み始めたところ。それでも、どうやってまっきーがまっきーになっていったのかという、そのルーツを辿っていく行為が非常に興味深く、まるで一冊のアルバムをめくっているような、そんな感覚に陥ります。
第一章は、まっきーが東京にやってきてから初めてのアルバム「君が笑うとき君の胸が痛まないように」を出すまでの物語がつぶさに描かれています。
筆者がこのジャケットを見たのは、発売からずいぶん長いこと経ってからでした。たしかに、一枚目のアルバムなのに本人の写真がないのはどうしてなんだろうと思ったわけですが、なるほどそういう意図があったとは。
なーんて話がたくさん読めて、まっきーファンとしては非常に嬉しいわけです。長いことファンをやってきましたが、そういえばまっきーの歌”以外”の部分に触れるのは、これが初めての経験かもしれません。あるいはWikipediaなんかに書かれていることはなんとなく知っていても、その背景とかその時々にまっきーがどういうものを見て、どういう音楽を聞いて、どういう人達と触れ合ってきたのか。それがその時々の歌にどう影響しているのか。
これを読んでから各章のタイトルになっている楽曲を聞くと、本当に価値観がガラリと改まる気がしますね。とりあえず筆者は「北風」(オリジナル版)と「北風~君にとどきますように~」を聴き比べました。
この本がまっきーのデビュー30周年で書かれた本ということは、
16年後にどっかの博士(nayuta評論家)が書いた「nayuta歌の履歴書」という分厚い同人誌がコミケで出る未来も……?
まぁ、未来は不確かなので。
15年でもいいんですよ?