今回はツーデイズ
自称眼鏡専門家、まさかの失態
こんばんは、いつか眼鏡専門家としてマツコの知らない世界あたりに呼ばれることが夢のLITさんです。
時間は、遡ること１０月末。
M3の前日に久々のコンカフェ浸りをしていた筆者。最後に行ったのが８月の中頃だったので、実に二ヶ月半ぶりの上京、そしてご帰宅＆かけら集めでした。いつだって何度だって楽しい時間を貰える場所としてそこにあり続けてくれるのは本当にありがたい話です。
そんな中でぽろっと言われたんですよ。
「LITさん、来月のめがねイベント来られるんですか？」
そんな大事なイベント、筆者が見逃すはずがない。なにかの間違いでは？ そう思いながらも、何気なくイベントカレンダーを確認してみると……
あるじゃん！！！！
一生の不覚。まさか眼鏡評論家（自称）の筆者が、こんな大事な――いや、LITさんのために用意されたと言っても過言ではない（※過言です）イベントを見逃すなんて。だが、幸いにしてまだ１１月はやってきていない。クソ忙しい仕事場も、土日は完全休みが約束されている。それなら、１９日に仕事が終わったらバスに飛び乗れば２０日のイベントには十分間に合う。
ほら、石丸小唄さん（眼鏡美少女）も「十全ですわ お友達（ディアフレンズ）」と言ってくれています。そうと決まれば話は早い。森を出て宿へ向かい、その足でバスを確保しました。あとは当日を待つのみ。我ながら完璧な計画です。まぁほら、
LITさんはかしこいので。
だからフラグを建てるなとあれほど
やってきました１１月。仕事場はクソ忙しいし人間関係はクソほど不良だしほんと酒が進みすぎて肝臓とか色々やばい日々が続きますが、それでもLITさんには生きる理由が、負けない愛がそこにある。仲間由紀恵さんだって歌ってます何が黒歴史だ。
どんなに仕事がつらくても。
どんなに職場の人間関係が崩壊寸前でも。
LITさんにはめがねイベントがある！！
そう思えば不思議と生きるのもつらくないというものです。
が、ここでアクシデントが発生。
なーんか、その日誰かが休日出勤しなきゃいけないとか。そこはしかし、部署内をうまく説得し無事に回避に成功した筆者。これで一安心――と思いきや。
３週目、つまりイベント当日の週がまさかの夜勤。
金曜の夜から朝にかけて夜勤ということは、当然深夜バス移動だと２０日のイベントは間に合いません。そうなると、新幹線という究極の手段を講じるしかない。いや、それは問題ない。眼鏡のためなら金に糸目をつけないと心に誓いました。なにより、筆者のためにやってくれるイベント（だからそうじゃない）に行かないなんて、そんなことが許されると思いますか。
そうと決まればさっさとバスをキャンセルし（無事にキャンセル料発生）、新幹線移動を決めた筆者。これで万事解決、今度こそ当日を待つのみです。
ん？
待って待って。
LITさん、イベント当日――つまり２０日は朝６時まで夜勤ですよね？
１３時スタートのイベントに行こうと思ったら、何時に家を出るつもりですか？？
夜勤明けで身支度整えて家を出れば、９時台の新幹線には乗れる。東京までは約２時間半。つまり、２時間半も寝られるということです。これだけ寝れば、きっと大丈夫。そう信じて夜勤に臨み――
６時半に家に着き、サッとシャワーを浴びて身支度と荷物をまとめ、予定通り新幹線に乗車。イベント開始まで、残り４時間あまり。
――体力と財力の全てを注ぎ込んで駆け抜けた二日間が、この瞬間から始まった。
明日に続きます。
