自称、崩し将棋のプロでした
「2七金」みたいな言い方すら覚束ない素人です
子どもの頃から、いわゆる「先読み」が必要なゲームが不得意でした。亡くなった祖父に麻雀と将棋は教えてもらっていたんですが、先を読むとか手を読むとかそんなことちっとも考えずに感覚だけで打ってた気がします。チェスに至ってはもはやルールすら覚えられないっていう。
チェスが得意そうなゆるふわミント髪の美少女は大好きなんですけどね……
大学の頃に一時期友人とボードゲームにハマって狂ったように遊んでた時期もあったんですが、それでもちっとも上手くならず。とにかく直感だけでプレーするスタイルなので、負けても「まぁ、今日は運が悪かった」みたいに思って終わりっていうね。
それでもここ2年くらい閃の軌跡や創の軌跡に収録されてるミニゲーム的な物をずっとやってるうちに、ちょっとずつ感覚が磨かれてきまして。もしかしたら、このまま突き詰めていくともっともっと先読みがうまくなるのでは……なんて思いましたね。
まぁ、人生行き当たりばったり過ぎて何も読めてないんですけどね。
思わず見ちゃった
現役プロ棋士の知り合いがいるLITさんですこんばんは。
3月のライオン、そう言えばちゃんと履修したことがなかったなぁと気付きました。羽海野チカ作品はハチミツとクローバーしか履修してなかったんですが、3月のライオンも読まなきゃいけないですね。アニメは主人公役が花江夏樹さんでしたっけ?
全然違ったわ。
安直にこの手のキャラを全部見た目だけで花江さんにやらせようとする俺脳内音響監督そろそろクビにしたほうがいいですねクォレハ……
昨日、ゲームの休憩がてらたまたまtorne起動したら将棋の中継やってたんですよ。普段だったら別に見ないでチャンネル変えるんですが、知ってる人が出てたものでつい手を止めてしまって。
あ、公文式の人だ。
いやいやその認識よ。間違ってないんだけどそうじゃないでしょ的な。志の輔師匠がためしてガッテンの人だと思われてるのと同じアレです。
その羽生さんがちょうど対局してるところでした。最近の将棋はすごいですね。一手ごとにAIがどっち優勢って出すんですよ国会中継にもこれ導入したら良いんじゃないですかね。
羽生さん劣勢と表示されていたのが、ちょうど見始めたところでした。素人なのでふわっとした感じでしか見てませんでしたが、攻め込まれてもうちょっとで詰みなんじゃない? みたいな状況です。頭もすっかり白くなってきて、年齢を感じる羽生さん。頭使う競技って年齢が直に出るものなのかなぁ……なんて思ってたら。
まさかの反撃。
からの逆転。
相手の斎藤明日斗さんの猛攻を潜り抜け、いつのまにか包囲網を突破し、どんどん相手側に突き進んでいく羽生さんの玉。そして気付けば持ち駒は充実し、相手を一方的に追い込んでいく展開になっていました。
将棋詳しくない筆者でしたが、解説を聞きながらこれが頭に出てきましたよね。
そして、筆者が見始めてから十数分。161手という長期戦(らしいです)の末に羽生善治九段、見事な逆転勝利を収めました。Twitterでも話題になってたみたいですね。
いやー面白かった。筆者も将棋の楽しさが少しだけわかったので、いつか華々しい将棋デビューの日も……
えっ、LITさんの人生すでに飛車角落ちみたいなものでしょって?
既に詰みですね、わかります。