ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

20×9×6=

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イナババには敵わないっすね

 

書く専なので稀に貰うと小躍りして喜んでる

手紙。

年賀状すら平成の枠を飛び越えられなかった令和の世界において、人類が一年で書く手紙の量の平均を取ったらどれくらいになるのだろう。おそらく1枚以下という数字になるのは間違いない。それほどまでに、手紙という文化の衰退は早かったように思う。

友人知人に宛てた手紙はもちろんのこと、筆者を始めとする若者世代にとって、もはやファンレターという存在すら半分フィクションに足を突っ込んだそれになっている気がする。実際、筆者も各種同人イベントや同人系のライブに行くようになり、なにも気の利いた贈り物が出来ない苦肉の策として手紙という選択を取ったに過ぎない。それがまさかコロナ禍で大いに役立つとは思わなかったけれども。

そう、物理的な差し入れが封じられ食物や消耗品の差し入れがNGとなったコロナ禍の同人イベントにおいて、唯一許されたのが手紙という媒体なのだ。筆者もこれみよがしに書いた。もとより文章を書くのが趣味みたいな人間なので楽しく書いているのは間違いないが、書けば書くほどに手紙の奥深さや難しさに気付かされる。それよりも面白さが勝っているので問題ないのだけれども。

それはそれとして、いい加減字が上手になりたい。

日ペンの美子ちゃんに頼る日も近い……かもしれない。いや、それはないな、うん。

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いつまでもこの絵柄なの好きだよ。

 

本気出した、出しすぎた

3万出せば美少女から手紙が貰えると聞いたので課金した

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いや、言い方よ。

 

卒業イベントの予約ボトルに手紙が付く、というのを知ったのは予約したあとの事でした。どうも、相変わらず無計画な人生を送ってるLITさんですこんばんは。

万が一本人の目に触れた時の為に保身のため言っておきますが、そんなやましい気持ちで予約したわけじゃありませんので。自分なりに色々と考えた末のことです。なんでもかんでもネタになりゃ面白いからってお金突っ込んでるわけじゃないんですよ?

 

手紙なんて専ら書くばかりで貰うことなんてなかったもので、思った以上に嬉しくて読みながらニコニコしちゃいましたね。手紙でもブログでもそうなんですが、その人を知れば知るほどその人の文章ってその人らしさがにじみ出てくるんですよね。手書きの文字だとなおのことで、読みながら書き手の声が聞こえてくるような気がします。

して。

件の卒業イベントに関しては大変楽しかったという記事を以前書いた気がしますが、

l-i-t.hatenablog.jp

なんの流れか忘れましたが「LITさんからの手紙がほしい」と言われまして。

 

なるほどそういうことですか。

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書くと決めたらちゃんと書こう。先に手紙を貰った上でこちらもそれに返すというのなら、尚更それが礼儀というもの。やってやろうじゃないの。自称手紙のプロ(言ったことない)のLITさんが本気で手紙書いてやろうじゃないの。

とりあえず、いい感じの街の文具屋さんでいい感じの便箋を探すところから始まります。その時の記事はこれ。

l-i-t.hatenablog.jp

シャー芯だけじゃなくて便箋も買ってました。さすが文具屋さん、お陰で素敵な便箋に出会えました。これでようやくスタートに立てます。そう、ここまでが準備なのです。

 

次に、場所を移します。具体的には、近所のコメダ珈琲へ。とりあえずカツサンドシロノワールと珈琲を注文……

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しません。

そんなことしたら血糖値爆上がりで手紙どころじゃないです。ここは素直に珈琲だけです。

 

珈琲を啜りつつ、さて何を書こうかと思案しつつスマホぽちぽち。

手紙書く時もそうだしブログ書く時も、下手すりゃ同人の原稿やるときもそうなんですが、書き始めるまでくっっっっっっっっそ長いです。テキトーにTwitter眺めたりしつつ、なんとなく頭の中で書きたいことを練り練り。と言っても、具体的なことは筆が進むのに任せるタイプなので、起承転結をぼんやり考えるくらいです。

手紙を書こう、書きたい、と思う時はだいたい書きたいことが山ほどある時なので、そういう時は枚数なんて考えずに書きたいだけ書くようにします。それこそ、レターセットに入ってる便箋全部使ってもいいやくらいの気持ちです。

そうして下書きを終えた時点で時計を見ると、1時間以上経ってるじゃありませんか。ここのコメダには時間泥棒がいますね……なんでしょう、ミヒャエル・エンデのお話ですか?

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珈琲のおかわりを注文しつつ、ここからが勝負どころ。そうです、ペン入れです。ぶっちゃけ、下書きなんて全然苦じゃありません。お世辞にも字が上手いとは言えない筆者、このペン入れという作業が本当に緊張します。何回やっても慣れないし、変に力が入るせいで終わってから手がめっっっっっっっっちゃ疲れます。

間違えちゃいけないという緊張感、丁寧に書かなきゃいけないというプレッシャー、そもそも下書きがなぐり書き過ぎてなんて書いたか読めない過去の自分から受ける猛烈な妨害行為。それらと戦いながら、更に経つこと1時間半。

 

珈琲2杯で2時間半コメダに居座るとかクソ迷惑ですねこの人。

 

そこには目をつぶってもろて。

渾身の手紙が完成しました。さほど大きくないサイズの便箋とは言え、使った枚数は6枚。いやはや、我ながらよく書いたものです。

 

 

 

……えっ、6枚って。いや、流石にこれは退かれませんか。よく知らないキモオタから貰うにしては量が多すぎませんか。っていうか、これ一体何文字くらいあるんだろう。筆者の手紙のクセなんですが、書きたいことが多すぎてかなり文字がギュッと詰まるんですよね。それでも読みやすい文字を意識してるつもりではあるんですが、それにしたって文字数が多い。ちなみにこの記事もすでに2000字を超えているので完全に書きすぎです。無駄が多い。そもそもこのブログ自体が無駄の塊みたいなもの。読んでいただいて本当にありがとうございます感謝の土下座どころか土下寝までしてます心の中だけで。

やめりゃいいのに、ちょっと気になってしまって数えたんですよね、文字数。

もちろんちゃんとは数えてません。だいたい1行に何文字くらい書いてあるのか数えただけです。それが、およそ20字。1行20字便箋1枚9行で、それが6枚なので……約1000字

 

原稿用紙2枚半です。

 

うん。

 

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退くな!!

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心の中の友利奈緒(CV佐倉綾音)も絶叫です。

 

まぁ、そのまま渡しましたけどね。

ちなみに本人が卒業しているのにどうやって渡すの、という疑問。

 

「○○(他のキャスト)に渡してもらえれば大丈夫なので!」と自信満々に言われたのでその通りにしておきました。

「えっ……?(なにそれ聞いてない)」みたいな顔されたけどきっと大丈夫と信じてます。ということは、この記事が投稿される時点では本人の手に渡ってないということなんですが……今公開して大丈夫なんですかねこの記事(と言いつつ公開してますが)。

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