良き作品
OPだけ知ってた作品でした
先日、公式にまんまとしてやられた感じで始めた那由多の軌跡:改(以下那由多の軌跡)。
switch版も出るよ!(しつこい宣伝)
どこかで書いた気もするんですが、OPだけは知ってたし好きな軌跡主題歌ランキング(俺調べ)だと上位に食い込むくらいに好きな楽曲なんですよね。
っぱ軌跡のOPはコテカナなんだよなぁ……と色々と拗らせた自称軌跡古参ユーザー老害オジサンはさておくとして。曲がすごく爽やかでいいんですよね。これぞ軌跡の楽曲! って感じで。本編に関してはどうして今までプレイしてこなかったのかと自分でも不思議に思うくらい良質でした。次項で、少し詳しく振り返りつつ感想をつらつら書いていきます。
少年と少女は出会い、異世界へと冒険に出る。こういうストーリーでいいんだよ
「残され島」に住む少年、天体が好きな少年ナユタ・ハーシェル。ひょんなことから出会ったノイと共に、夢幻と言われていた異世界「ロストヘブン」に足を踏み入れることになる。
そこでナユタは、眠ったまま目を覚まさない少女クレハと出会い――
これで序章が終わるっていうね。
いやぁ、王道なんだけどワクワクでしたよね。小さな島が、夢にまで見た異世界につながっている。そんな展開がいいんですよねぇ。こういう持って行き方、さすがファルコムだなぁと感心しながらプレイしてました。ちなみに、終わるまでLITさんはずっとこういうテンションです。ずっと楽しかったです。
NPCまでみんな魅力的なのがファルコム作品のいいところ
あのね……女の子がみんなかわいいの。
終始ナユタと冒険を共にするノイ。可愛らしい見た目でCV茅野愛衣さんなの最高ですよね。というか久々にまっすぐに可愛らしいCVかやのんを見た気がします。先述のクレハも然りだし、ファルコムゲーの女の子はみんな可愛くていいですよね。
嬉しいのは、残され島のショップや鍛冶屋、博物館にいるNPCまで専用一枚絵が用意されてること。
はぁ……みんな可愛い。しゅき……
知ってる人には今更なんですが、これ全部社内絵師でやってるんだからファルコムはまじで化け物みたいな会社ですね。シーラムさんが褒めてくれるのが嬉しくてずっと寄贈しまくってたらお金がえらい貯まってたのはいい思い出です。
音楽がまじでいい
ファルコムと言えば、外せないのがjdkの手掛ける楽曲の数々。特に本作、「季節」が結構重要な要素になってくることもあり、ステージBGMが本当に豪華。春夏秋冬×4マップ=16曲のステージBGMが用意されている豪華さもさることながら、まじで全曲くそかっこいいんですよ。
こんなかっこいいステージBGMありますか!?
ってこれもデPじゃないか。もう、やっぱり黎Ⅱでも新規IPでもいいからファルコムはデPをゲストで呼んでもろてだね……
出来れば全曲紹介したいくらいなんですが、それやるとまた文字数がえらいことになるのでもう一曲だけ。
うん、やっぱデPだわ。
ほんとね、「えっめっちゃいいかっこいいしゅき……」ってなった曲全部デP楽曲なの困るんだけど納得しか無いっていう。これが攻略中にずっと流れてくるっていうの本当に最高なんですよ、うん。
勝手に色々と妄想して楽しむ本家軌跡との関係性
プレイ前は「クレハが盟主と似てるっぽい」ということくらいしか知らなかったわけですが、
プレイしながら勝手にいろんなあれこれをこじつけて妄想するのすごい楽しかったです。そもそも、那由多の軌跡の世界と空から始まる本家軌跡シリーズの世界は同じ世界線にあるのかとか(たぶん違う)、ナユタといいトワ先輩といい「ハーシェル」の性を持つ人はどうしてああも宇宙に、空に惹かれるのかとか。少しネタバレになるんですが、クレハの生い立ちというかクレハの存在を考えた時にアプローチ次第ではどうとでも絡ませること出来るよな、とか。
Twitterかどこかに書いたことですが、黎までやって改めて那由多をプレイするという流れは非常に良かったかなと思ってます。公式で那由多とそれ以外の軌跡シリーズとの関係は言及されていませんが、色々とプレイしながら「これってもしかして……」と思う部分があったりなかったり。
こういう楽しみが出来るのは、かれこれ十数年軌跡シリーズに触れてきた甲斐があったなと思います。
もうちょっとだけ続くんじゃ
本編はクリアしましたが、後日談としてもう少し物語は続いてます。
元々PSPでリリースされたゲームだけあって、筆者みたいなのんびりプレイヤーでも20時間ちょっとで本編クリアできるの嬉しいですね。軌跡シリーズはすっかり100時間オーバーが染み付いてただけに、このくらいのボリュームだと色々ありがたかったです。
後日譚もしっかり楽しむぞー!