ゆたんぽを抱いて寝る。

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2022年5月14日槇原敬之コンサートツアー2022「宜候」感想レポ②

タオルは普段遣いに最適です

 

あらすじと御礼

①はコチラ

l-i-t.hatenablog.jp

いやはや、空いてしまいました。本当は一気に書き上げて毎日お届けしたいくらい最高の初日だったんですが、思いの外熱が入ってしまいまして。どうやらその間にたくさんの人の目に触れたみたいで、久々に1日のPVが100を超えました。誠にありがとうございます。

それでは、続きをどうぞ。

 

「悶絶」「遠く遠く」「特別な夜」「東京DAYS」

MC中「今日は絶対泣かないって決めてたのに……どうしよう、これ以降ちゃんと歌えるかな?」と不安を口にしたまっきー。仕方ないよ、だってみんな今日という日をずっとずっと待っていたんだもの。途中で泣いてしまっても、失敗しちゃってもいい。みんなが”待ち望んだその日”は今日なのだから。

 

お次は新譜より「悶絶」

不安なんて一瞬で吹き飛ぶくらい、優しい歌声が会場いっぱいに広がる。お手本のようなまっきーのラブソングなんだけど、改めてコンサート会場で聞くこの「悶絶」の最高すぎることよ。「どんなときも。」でグッと高まった会場が、一瞬で聞き入る雰囲気に包まれる。まっきーのコンサートってこのメリハリがとても心地よくて、何度でも足を運びたくなる。忘れかけていた”コンサートの楽しみ方”を思い出せてくれる一曲だった。

からの「遠く遠く」。おいおい待ってくれ、この選曲なのか。もしやと思っていたが、「どんなときも。」に続いてこれは「宜候」と同時発売した「槇原敬之 歌の履歴書」セレクトなのでは!? そんな予想が頭を過る。暗闇の中でまっきーの声だけが響く歌い出し、最初のワンフレーズを聴いた瞬間に、もう何度目かわからない目頭が熱くなるのを感じる。「遠く遠く離れていても僕のことがわかるように」会えない期間がどれだけ長くても、決してまっきーのことは忘れなかった。”元気かどうかしんぱい”だったのはきっと、まっきーも同じだったのだろう。すっかりお馴染みになった、06アレンジ。噛みしめるように歌うまっきーの「遠く遠く」がなんだか特別に感じた気がした。

「特別な夜」は筆者がこのコンサートの中で1,2を争うくらい楽しみにしている楽曲だった。イントロを思い出してほしい。ドドドンドンドンというドラムの音、これを屋敷豪太さんの演奏で聴けるのだ。想像しただけでワクワクものだった。あの力強くて鋭い、かっこよさの塊みたいな豪太さんのドラムがこの曲に合わないはずがない。予想通り、いや予想の数倍の迫力と力強さからこの曲は始まった。間奏ではバンドメンバーに楽しそうにアイコンタクトを送ったり、自ら手を叩いたり、とにかくまっきーが楽しそうで見ているこっちまで幸せになってくる。一生忘れられない”特別な夜”になると確信した。

次はなんだろう、3曲やったしMCかな?

 

♪星空に口笛よ響け

   素晴らしき毎日~♫

 

あ、もうダメだ。わかっちゃいたけど止められない。ある意味このアルバムを象徴するもう一つのアルバム収録曲、シークレットトラック的ポジションにあるこの楽曲「東京DAYS」がここで流れるのか。「悶絶」→「特別な夜」と続いた「52歳のまっきー」が一気に「上京して間もない20歳前後のまっきー」にタイムスリップする。歌いながら、いろんなことを思い出してるのだろう。右も左もわからず大学だって浪人中、隣の犬に本気で怒鳴り返してた頃に作った歌だけど、今聞いてもとっても心地よくて、幸せに包まれて、ちょっぴり笑えてくる。ラスサビで「星空に口笛よ響け~~~~~~」って伸ばしながら「今日も吠える隣の犬に――」と繋いでいくのを聴いてると、やっぱりコンサート来たなぁという実感が湧いてくる。いやもう実感なんて湧きまくって溢れ出してるんだけども。

 

MC

恒例となった、衣装の紹介。まっきーのコンサートと言えば、やっぱりスーツ。今回も安心安定のBEAMSさんデザインで、カッコよくて可愛らしい、まっきーのよく似合うステージ衣装になっていた。いつでも会場に駆けつけてくれるBEAMSの窪浩志さん、登場と共に温かい拍手に包まれる。これもコンサートの日常風景だ。本当にまっきーのコンサートが返ってきたんだなと実感する。そんな窪さんも、今回色んな思いがあったのだろう、コメントをしながら思わず言葉を詰まらせる場面があった。「歌と、バンドと、ステージと、そして衣装。全部揃わなきゃ良いコンサートが出来ない」そうまっきーが言っていたのだと。本当に沢山の人の思いで出来ているコンサートなのだ。

そして、新曲の話へ。マキハラ家のワンちゃん達が皆、無事天国に行ったという話をまっきーがしていました。「大切な人を失った悲しみの歌はあるけれど、遺された人の歌ってそう言えば無かったなって。次に演奏するのは、そういう思いで作った曲です」

その③は、そんなあの曲から始まります。

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