楽しい会でした。
写真は墨亭のFacebookより
読んだ本の感想、書きたいけど書けないジレンマ
本の虫になってる話を数日前ブログに書きました。
相変わらず電車で本を読む日々なんですが、本当に消費量が半端ない。
面白いラノベだと1,2日で一冊読んでしまう計算なんですが、割とマジで全盛期並のペースで読んでいってるっていうね。いやまぁ電車通勤する未来があったらこういう生活したいって思ってたんで全然いいしむしろいい習慣になってると思ってるんでいいんですよ。
実を言うと、せっかく読んでるんだから感想記事もどんどん書いていきたいという気持ちと、書くのちょっとためらわれるなぁという気持ちが拮抗してたりします。
ほら、LITさんってば令和のデスブログの名をほしいままにしてるみたいなところがあるので。現代版東原亜希みたいなところあるじゃないですか。
感想を書いた途端に打ち切り発表とかあったらガチ凹みするので、しばらくこっそり楽しもうと思います。Twitterにはうっかり書いてるかもしれませんが。
久々の墨亭でした
旨い鰻が食べたい。
蒲焼さん太郎も好きなLITさんですこんばんは。
先週のことになりますが、墨亭で開催された「桂文治の会」に行ってきました。
2度ほど、同じく文治師匠の会で足を運んだ墨亭での会。
前日の国立演芸場から数えると、2日連続文治師匠尽くしです。前にも書きましたが、墨亭はキャパ30くらいの小さな、そして非常に落ち着くこぢんまりとした寄席です。席亭の瀧口さんがいつも優しく出迎えてくれるのもまた、アットホームで素敵です。
では、この日の演目です。
たらちね 桂空治
昨日国立で大いにしくじったたらちね、ここでリベンジです。本人もマクラで言ってましたが、プロでもミスはあるというもの。今回はキッチリと言い立ても間違えず言い切り、しっかりリベンジを果たしていました。新しい着物、間近で見ましたがとてもお似合いでした。
鰻の幇間 桂文治
太鼓持ちの噺の中でも、この噺結構好きなんですよね。文治師匠らしく、力いっぱい観てる人を笑わせてくれるのが本当に好き。なかなか寄席で演る人が少ない噺なので知らない人も多いかもしれませんね。
権助魚 桂空治
空治さんの権助魚を聞くのは、おそらく2度目。前よりもスムーズに噺が出来ているような気がしたし、そこはさすが文治一門、観てる人をとにかく笑わせるんだっていうのが全面に出ていていいなと思いました。相変わらず師匠をマクラで弄るのは師弟仲がいい証拠です。
水屋の富 桂文治
最初富久かな? と思ったけど名前も違えば展開も違う。はてどんな噺なのか……と思って観ているうちに、どんどん引き込まれていって。徐々に狂気に取り憑かれていく親八の姿は、人間の郷が実によく出ていて息をするのも忘れるほどに魅入ってしまいました。背筋に冷たいものが走るサゲ、大変見事でした。
墨亭、本当にいいところです
向島って場所がまたいいんですよね。下町風情が残る住宅街の中にある寄席。江戸の街に百軒以上あったと言われている寄席小屋っていうのは、きっとこういうものだったんだろうなと思わせてくれます。
芸人がすぐ目の前に、というのも魅力の1つ。気になった方は是非、この機会に1度足を運んでみては?