ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

バカな大学生、知らない町で遊び倒す

この橋は歩いてわたりました

 

Where is 厚岸

前回(というか15年前)、温泉地に行くつもりがまるで方向の違う電車にのってしまった大学生(当時)の筆者と先輩。

厚岸で降りないとまじで根室に連れて行かれるので、なにはなくとも厚岸で降りるのは決定事項です。その上で、「まぁなにかあるっしょ」という大学生らしい刹那主義的ムーブをかましながら、駅に降り立ちました。

そもそも厚岸ってどこよ? とお思いの方、おっしゃる通りです。

タダでさえ広い北海道の中でも、割とまじで住民以外にスルーされがちな土地それが厚岸(偏見によるものであり地元住民に対するdisではありませんほんとだよたぶんね)。

釧路湿原で有名な釧路から、根室方面に電車で約1時間。何があるのかは北海道に住んでいた時も離れてからも特に知らないし知るほどの興味もない土地です(露骨なdis)。実際この乗り間違いがなかったら足を踏み入れることはなかったわけですしね。

とまぁ、そんななにもないがあるを体現するような土地に降り立ってしまった筆者と先輩の運命やいかに。

 

天は我々を見放さなかった

とりあえず厚岸駅で電車を降り、観光案内的なサムシングを探します。

©Google Map

 

「何もなかったらこのあたりで面白そうな看板でも探してあとで自慢しようぜ」というクソくだらない、だけどクソ面白い遊びに傾きかけていた2人は、とあるチラシの前でピタリと足を止めます。

 

「jkリフレ5000円/1h」

 

間違えました、それはさっき見たネットの広告でした。

 

 

厚岸牡蠣祭り ○月×日開催

 

まって、それってめっちゃ今日じゃん。

思わぬイベント遭遇にはしゃぐ大学生2人。知らない町でいきなり牡蠣、それも美味い牡蠣にありつけるとか最高じゃないですか。会場までは徒歩で約2時間……えっ、2時間!?

 

先輩「2時間だってよ」

LIT「そうですね」

 

先輩・LIT「歩こう」

 

若さというか馬鹿というかもう牡蠣しか目に入ってないですよねこの2人。

冬のクソ寒い田舎道を2人で歩いたわけですが、バカ話しながらだったのでめっちゃ楽しかったですね。会場に着いてみたら、もう人でごった返してて。こんなクソ田舎にどれだけ人間いたのよってくらい人間の数がハンパじゃない。そして、肝心の牡蠣はというと……

 

いや、ほんっっっっっっっっっっとに美味かった。

生牡蠣なんて全然臭みないしレモン汁だけでスルッといけちゃうし油断したら何個だって食べられちゃうくらい美味しいし、焼き牡蠣も死ぬほど美味くて正直あれ以来牡蠣に対するハードルが爆上がりしすぎて筆者の舌がめっちゃ肥えた感あります。そう、まるで夏にしか出さないチョコミントアイスみたいですね。どちらも、牡蠣限定夏季限定ってね。

ねづっちみたいなやつです。

本物はまじですごい

 

低クオリティな謎掛けはおいとくとしても、まじで美味しかったなぁ。

ちなみに、これであたってふたりとも寝込んだみたいなオチはないのでご安心を。ちゃんと2人で満足してまた2時間あるいて駅まで帰りました。

 

誰か詳細知ってる人いませんか

本当に小ネタというか、もう確認もできない情報なのであまり長く書きませんが……

冒頭の「何もなかったらこのあたりで面白そうな看板でも探してあとで自慢しようぜ」というやつ、まじで1個見つけたんですよ。面白い看板っていうか変な看板なんですが、こういうやつです。

※イメージ

 

初めに言っておきます。これ、上下逆に貼ったわけじゃないです。

最近はめっきり見なくなりましたが、ふとん屋さんによく付いている「綿打ち直し」の看板。これがね、何故か上下逆さまについてたんですよ。思わず写真撮った上に店の中に突撃して理由まで聞いちゃいました。恐るべし大学生の行動力。

そして「なんとなく」という答えが返ってきました。恐るべし田舎のテキトー加減。

ちなみにこのふとん屋さん、どこにあったのかもさっぱり覚えてないしネットで探しても同じような写真が見つからないのでまじで知ってる人いたら教えてください。名誉を差し上げます。

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