普段はこういうちっちゃいの使ってます
文具類の進化は日進月歩
穴あけパンチってほんと気がついたら禿げ上がるほど便利になってる気がします。
穴あけパンチに限らず、文具って意識して見ないと進化に気付かないものです。筆者がクソガキ(実年齢を指す、精神年齢は今でもクソガキのままである点については見なかったものとする)だった頃はボールペン1つとってもまじでカッッッッッッスカスで書けない粗悪品がゴロゴロありましたが、今やジェットストリームが100均で買える時代。
個人的に地味に重宝してるのが、紙用マッキーペン。
マッキーって裏写りしちゃうのが玉に瑕なのですが、これは紙用と銘打ってるだけあってまじで裏写りしない。裏写りしないってことは、机にインクがついちゃって……というあるあるも起きない。それでいて、油性ペンのようにあらゆる紙にしっかりと書ける。保険証の裏みたいな、あのツルツルした材質にも弾かれずかけちゃう。バチクソ便利過ぎてアスクルで箱で買って仕事場に常備してます。会社の金なので問題ないです。
(会社の)金に物を言わせて最強の穴あけパンチを買った先輩を俺は一生尊敬する
昔の職場にいた、筆者より5,6個年上の先輩社員の話。
どんな人かって、そりゃあもう死ぬほどパワのハラが酷い、社内ウケは最悪の先輩でした。「てめぇやる気ねぇなら帰れ」「そんなことも出来ねぇなら仕事辞めちまえ」という令和はもちろん平成末期においてもアウトオブアウトな言葉を相手の目を見てはっきりと言ってくるような人間的に破綻した人だったんですが、筆者は割と好きでしたね。
なぜなら、最強の穴あけパンチを買ってくれたから。
お値段、なんと驚きの¥8,480(税込)
くっそたけぇ! 穴あけパンチに8,480円という常軌を逸する値段ですが、これが筆者の人生で出会った最強の穴あけパンチであると考えると8,480円は決して高い値段ではありませんでした。いやまぁ経費で買ってるからそもそも高いもクソもへったくれもないんですが。
皆さん、特に非力な方は一度くらいあるでしょう――紙を挟みすぎて穴があかない、という経験が。50枚まで一度に穴を空けられる穴あけパンチは、誰もが空けられるわけじゃないんです。あれ、50枚挟むと結構な力を必要とされます。ところが、この強力パンチは100枚以上対応で、しかも100枚挟んだとて非常に軽い力で穴を開けることが出来ます。
その秘密が、このレバーです。
穴あけパンチの仕組みって、中学どころか小学校の理科になるんですが要するにテコの原理じゃないですか。テコって支点と力点が離れていれば離れているほど、力点と作用点が近ければ近いほど掛かる力は大きくなるわけで。
この強力パンチ、通常のパンチより長いレバー式を採用したことにより、より小さな力でより大量の紙に穴を開けることに成功しているわけです。まじで無駄な力要らない。鼻息を荒くしながら全体重を載せて文字通り紙に向かってパンチをするかのごとく穴を開けていた日々から一気に解放されました。
今の仕事場ではそこまで大量の紙に穴を開ける場面がないので今のところ必要性は感じませんが、必要とあらば即座に買いたいくらいの一品。職場や学校にぜひ。