ゆたんぽを抱いて寝る。

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猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

秒で土日終わった

次回は7月です

 

墨亭で文治師匠の会

土曜日は、墨亭で文治師匠の会でした。なんだかんだ墨亭の会に行くようになって1年以上経ったことに気付きますが、まじでアクセス以外は本当にいい小屋です。

開演まであと15分くらいでしたでしょうか。席亭さんが「ところで、文治師匠まだいらっしゃってないですよね?」会場を覗きに来ました。どうやら交通事情で遅れていたご様子。その様子は文治師匠のTwitterからどうぞ。

 

鈴ヶ森 桂空治

空治さんの鈴ヶ森、何度も聞いているんですが聞く度にブラッシュアップされている気がします。やっぱりね、笑いの取りに行き方が師匠譲りなんですよね。だからちゃんと面白い。途中でセリフが飛ぶっていうアクシデントはあったものの、そこはご愛嬌というものでしょう。

 

死神 桂文治

これから夏に向けて怪談ネタが増えていきます。先日池袋のトリでもかけた死神、筆者はたぶん初見です。面白いと怖いが交互にやってくるのもあって、次第に引き込まれていく不思議な魅力が詰まっていました。最後の方はまさに鬼気迫るものがあり、サゲを見て思わず拍手を躊躇うほどの勢いでした。いやはや、すごいものを見た。

 

無精床 桂文治

仲入りを挟み、文治師匠2席目。滑稽噺は文治一門の真骨頂というのが筆者の思いなのですが、無精床みたいな話は実にその通りで。床屋がハチャメチャだし弟子も弟子でいい加減だし、見ててゲラゲラ笑ってました。そしてマクラで次に空治さんがかけるネタを公表していくというね。師弟愛ですね、ハイ。

 

がまの油 桂空治

がまの油。師匠が言う通り前座が演るには難易度が高いネタだと思います。言い立てや長台詞、口上のあるネタは多くあれど、がまの油は口上に身振り手振りが入ること等もあり、本当に難しい噺です。まだ上がったばかりで荒削りな部分はありますが、それでもしっかりと笑いを取っていくのは流石文治師匠のお弟子さんだなぁと思うばかりです。

 

替り目 桂文治

最後に酔っ払いを持ってきますか。池袋では禁酒番屋と親子酒を観ましたが、本当にお酒が恋しくなるいい仕草を演ってくれます。替り目はのっけから亭主がベロンベロンに出来上がってるわけですが、もう酒の匂いまでするような、そんないい替り目でした。終わってみれば時間は19時過ぎ。外はすっかり雨も上がり、いい気分で家路につきました。

 

こんがりクラブは共演NGの2人がついに初顔合わせ

日頃から共演NGと公言している、雛菊さんと小ふねさんの同期対決。果たしてどんな展開になるのやら……

 

なんてことは当然なく。同期同士、ちゃんと仲良くやってるみたいです。

 

OPトーク

おかみさんを交えて3人のOPトーク。まず画角に入ってこない小ふねさんが面白すぎました。スリザリン扱いされる小ふねさん、普段はグリフィンドールなのに酒を飲んだらスリザリン堕ちする菊之丞師匠……いやー丁々発止なトークが止まらなかったですね。のびのびとやっているこのトークがいつも非常に楽しみな筆者でした。

 

鮑のし 柳家小ふね

マクラがズルいほど面白い。これ方々でやってるな? と言うくらいの完成度でした。なんやかんやはじめて高座を見たんですが、独特な世界観というか空気感がありましたね。噺の方も、独特な空気感でウケを取っていく感じが観ていて非常に興味深かったですね。小ふねさんのご常連が多かったんですかね、軽快に笑う良いお客さんが多くて筆者も楽しかったです。

 

片棒 古今亭雛菊

片棒といえば、そりゃあもう知っている人は知っている菊之丞師匠の十八番のひとつです。二ツ目に上がってもうすぐ一年を迎えようというタイミングで片棒と、そして船徳が上がったというのは実に嬉しいことです。小ふねさんの後に上がったからかもしれませんが、やっぱり菊之丞師匠の落語ってテンポが早いんだなというのを実感しました。本人はまだまだ納得行ってないようですが、それでも筆者は楽しく見れましたね。マクラの三ボウの下りは、やっぱり菊之丞師匠の顔が透けて見えるんですよね。あのマクラめっちゃ好きです。

 

 

とまぁ、見事に落語漬けで終わった2日間でした。本当はこのあとに栄町会館の会にも行こうと思えばいけたんですが、さすがに疲れたのでまたの機会にということで。

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