実は2だけ単体で持ってたりします
まっきーの曲を聞くと、まっきーを歌いたくなる
皆さん、朝の通勤あるいは通学のラッシュをどう乗り切っていますか?
LITさんはもちろん、ここ数日の暑さですっかり薄着になった女子高生を眺めることで地獄のような通勤から逃避――ではなく。いや、あながち間違ってないんじゃないかと言われれば間違ってない気もしますが、とにかく。
朝は、本を読むかラジオを聞くか音楽を聞く。その日の気分でどれか選びながら毎日過ごしてます。最近は専らYouTube Musicでまっきーの曲を延々とシャッフル再生しながら電車に揺られてます。まっきーの曲は、今のところシングルからアルバムに至るまでほぼ全てYouTube Musicで配信されています。だから、シャッフルで流していればあっという間に時間が経つという仕組み。真夏だろうがチキンライスは聞くし、真冬だろうがお構いなしにくもりガラスの夏も聞きます。
そして、まっきーの曲を聞くとまっきーの曲を歌いたくなるという無限ループ。今週は仕事帰りにカラオケに行こう。そう、電車の中で誓った今朝の一コマでした。
やっぱり中島みゆきって天才なんだなと思った
どうも、シャッフルと言っておきながらそれほどシャッフルされてないんじゃないかという説が濃厚なYouTube Musicのシャッフル再生機能。まるで空の鍋をかき混ぜるような怪しい感じが……失礼、それは有名な方の(?)シャッフルでした。
三回に一回のペースで、シャッフル再生をはじめて数曲以内に中島みゆきさんの「ファイト!」のカバーが流れるんですよね。Listen to the Music 2に収録されているこちらの楽曲、リアルタイムにこのアルバムを買って聴いた当時の筆者には正直あまり刺さりませんでした。というか、当時は盲目的なまっきー至上主義と言うかまっきー以外勝たんみたいなこじらせた時期だったのもあり、あまりカバー曲に魅力を感じなかったんです。まっきーが作った歌をまっきーが歌う、これが最強だと信じて疑わなかったあの頃から時は流れ、2023年。
歌詞を噛み締めながら、そしてこの曲が生まれたバックボーンを知った上でこの曲を聞き、1人電車でいろんなことを考えてました。時が経ってようやく、この曲の良さに気付かされました。ホントにすごい。
仕事場の最寄りに近づいた頃でしょうか。
ふと、イヤホンから知らない楽曲が流れてきました。言うてまっきーの楽曲だったら知らない楽曲のほうが少ないと自負するくらいにはまっきーのどっぷりと浸かって二十数年。よもやこんなところで知らない楽曲に出会うなんて思ってもいませんでした。
スマホを確認すると、曲名は「CLASS OF 89」
どうしようもないくらいに悲しくて愛おしくて、胸が締め付けられるような、まっきーの十八番とも言えるだめな男のだめな恋愛の歌。朝から聞くもんじゃねぇなと思いながら、まじで最寄りで席を立つのを忘れそうになるくらい、一気に引き込まれる楽曲でした。
こんな名曲を、今までどうやったら通らずにこれたのか。
曲名をググって納得しました。そりゃあ持ってないわけだ。シングル盤「彼女は恋人」のカップリング曲なんですもの。アルバムはデビュー作から最新作まで押さえている(≠持っている)筆者ですが、さすがにシングルのカップリングまでは押さえきれていませんでした。しかもアルバム未収録でしょこれ。いや、まじでこれ収録されてないの悔しすぎる。それくらい衝撃的な一曲でした。カラオケで歌いたいから練習しよう。でもこれは感情入りすぎると歌いながらダメになる曲……いやまぁまっきーは基本全部そうなんですがね、ハイ。