ゆたんぽを抱いて寝る。

ゆたんぽを抱いて寝る。

猫のこと、本のこと、アニメのこと、野球のことetc...思いついたまま、気の向くままに。

ゆたんぽを抱いて寝る。

100万人が見てるなら、俺が見る必要はない理論

いつか見る気がしないでもないです

 

鬼滅の刃」「呪術廻戦」のような作品は、今や知らない人の方が少ないレベルで日本を代表する名作になりました。お子さんやアニメ好きの若者はもちろん、還暦を越えたうちの母親ですら履修済みです。

そんな超名作アニメなのに――いや、そんな超名作アニメだからこそ、筆者は敢えて見ない。見ないという選択をする。

 

という話をあちこちでしては、大抵変な顔をされているLITさんです。早い話、ただの天邪鬼なんですよね。あるいは、流行りの話題について行けない天然物の陰キャキモオタか、もしくは平成から抜け出せないキモオタ軍の残党か。

そんな悶々とした思いを抱えながら生きていた筆者だからこそ、不意打ち気味に同じような価値観を持った人間に出会うと嬉しくなります。それはまるで、砂漠の中で見つけたオアシス的存在。

店で飲んでいたら、店の人とそういう話になって。

古のライトノベル愛好者として非常に共感を覚えたのが「人に勧められるラノベと勧められないラノベ」という概念。キノの旅はギリギリOKだけど灼眼のシャナはなんかダメだよね、みたいなそういうアレです。この感覚、非常に分かる。20年前はそれが普通だったし、なんだったらラノベ読者に人権なんてなかったと言っても過言ではない、そういう懐かしい時代の香りを久々に嗅いだ気がしました。

ラノベ発のアニメが売れだしたのは……やっぱりハルヒだったんかなぁ。そんな話題でひとしきり盛り上がりました。

これは、久しく忘れていた「同士」という感覚でしょうか。灯台下暗しとは言ったもので、よもやこんな場所で出会うことがあろうとは。仲間に出会えた喜びを肴に酒を口に含み――そこで彼の手に目が留まります。可愛らしいネイルがあしらわています。男がネイルをすることそれ自体はもう普通になっているので、そこはきにも留めなかったんですが、

「あぁ、これですか? ウチの彼女にやってもらったんですよ。すいませんね、なんか可愛い感じのやつで」

このまま「怒りん坊田中」のコーナーに流してやろうかというくらいの急展開でした。

世界は陰キャオタクに厳しい。

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