ゆたんぽを抱いて寝る。

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「男はいくつになっても結婚できるからいいわよね」という小言に対するトラブルシューティング

そりゃあ若返りもすればどうにでもなるって話ですがね

 

子無しを望むならそれは男女どちらにも言えること

「男は〜〜」というクレーム若しくは小言あるいはお気持ち表明簡単に言うと文句。別に昨日今日ネットで言われたことではありません。なんだったら、結婚という制度が根付いてからずっと言われているんじゃないかというくらい、いつの世でも言われ続けています。

実際問題、女性の場合結婚の先には妊娠、出産というイベントが分岐して発生することがあるわけで、代理母出産がまだまだ一般的ではない以上どうしても年齢というものを意識せざるを得ない側面があります。一方男性の生殖能力は理論値ほぼ無限だと聞いていますので、いくつになっても子作りができる、結婚できるというのは間違いではありません。

しかし、それはあくまで夫婦になる男女が共に子どもを望む場合に限ります。もっと言えば、自分の子を望まない、子を望まないパートナーとしか結婚したくないという頑なな意志を持った女性であれば、もはやこの前提は無いも同然です。出産というイベントを完全に意識しないのであれば、女性も男性同様いくつになっても結婚しようと思えば出来るわけです。熟年離婚があるのだから熟年結婚だってあってもおかしくないし、70歳の女性と30歳の男性の結婚があっても、なんら不思議ではないのです。

 

男だろうが女だろうが年齢制限あるのでは?

それはそれとして、子を成すということを前提としたとて、男は前述の通りいくつになっても子供を作れると考えればいくつになっても結婚・子作りと移行していくことができるでしょう。そういう意味ではやっぱり「男は~~」と言われても仕方のないことなのかもしれない。

いや、待って下さい。

男だって全員が果たして歳を重ねてからでも結婚できるのかと言われれば、本当にそうでしょうか。例えば、筆者がこの先40代を順調に独身孤独死街道をひた走ったとしましょう。50代で運命の人と出会い、いざ結婚となったとしましょう。その間筆者は後生大事にしてきた命よりも大事なMSXとNRを質草に入れたり入れなかったり……いや、しないわ。そもそも持ってなかったわ。まぁそんなお年頃で結婚を決意したとしましょう。

ここで、大きな問題が浮かび上がってきます。

「両家顔合わせ」「結婚式」どこでどうやる?

仮にあと20年後だとしましょう。両親はともに80代です。

筆者がその頃地元に帰っていて地元で結婚相手を見つけて結婚に向けてあれやこれや動いているのであれば、何ら問題有りません。近所ですから、タクシーでもなんでも乗ってくればいい。

しかし、東京でパートナーを見つけて相手の親が東京在住だったら?

その頃の筆者もまた、東京で暮らしていたとしたら?

相手の親もまた、筆者の両親と同じくらいの高齢あるいは後期高齢だったら?

80超えて特急と新幹線もしくは飛行機で移動というのも中々どうして大変なものです。

そうなると両家顔合わせなんてものは現実的に不可能なわけで。もっと言うと結婚式なんざどこでやっても親が臨席出来ないという事態に陥ってしまいます。身内だけの結婚式だから友達や職場の人は臨席しないというのはわかりますが、まさか生きてるのに親が来ないなんてのはどうかと思います。これが兄弟ならいいんですよ兄弟なら。ほらLITさんも身内の結婚式誰も出てないから。あとは弟の結婚式だけ逃げ切るか彼奴が筆者の背中を追って独身街道をぶっちぎってくれれば問題ないので。

とまぁ、そう考えると男だって「いくつになっても」というわけにもいかないのが現代社会の家族の形なんじゃないかなぁと思うわけです。

 

そう考えるとなんだ。仮に両親を呼んでこの近辺で式も挙げる両家顔合わせもやるって考えたら筆者の結婚リミットはあと何年だ? もって10年、いや15年というところでしょうか。

……そろそろしっかりと諦めが見えてきましたね。これでいい。

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