ダメでした
思い込みダメ、絶対
ウィザーズ・ブレイン１巻を無事に読み終え、２巻を購入しようと駅前の書店に行きました。鉄は熱いうちに打てという言葉はその通りで、ここで買うのをやめてしまうとまた物語が前に進まなくなります。読み終えたこのタイミングで買うのが一番です。
書店に入り、ラノベの棚を見て、しかしウィザーズ・ブレイン２巻がありません。それどころかウィザーズ・ブレインそのものが置いてない。限られたラノベの棚です、完結した作品が消えることなんて筆者も幾度となく経験しています。だから刊行中に買えってあれほど言ったでしょうに。ですが、ここで諦めるLITさんじゃあありません。何しろ、LITさんには帰宅途中に立ち寄るメロンブックスという強い強い味方がいるのだから。メロブに無きゃどこにある。あっちはサブカル専門店だぞと。
電車に乗り、途中の駅で降り、メロブに向かいます。時刻は２０時半。どうせメロブなんざ２２時くらいまでやってるでしょう。普通の書店だって２１時くらいまで平気でやってるわけですから。
営業時間変更のお知らせ
当面の間、営業時間を変更します
午前１０時～午後８時
いやなんでなん。わざわざこっちは途中下車までしてるってのに。これ定期圏内じゃなかったらこの場でキレ散らかしてますよ。諦めて明日買います。
まだだ、まだ終わらんよ
ここですごすごと帰るのは、流石に腹の虫が収まりません。幸い、ここは歓楽街のど真ん中。酒場なんざコンビニよりも多く点在する街です。そうと決まれば話は早い。早速店を探そう。
焼き肉……というほど贅沢はしなくていい。
立ち飲み屋……悪くはないが、座って飲みたい。
居酒屋……カード使える？ ダメ？ じゃあ無理だ（財布の中に２，０００円しか入ってない）
バー……一軒目から？ ちょっと違う。
そもそも、飲み屋が騒がしすぎる。陰キャぼっちが一人で飲むには、あまりに周りがうるさいにも程があるわけで。結局、あれも違うこれも違うを繰り返しながら飲み屋街をさまよい歩くこと、１時間。
……よし、帰ろう。
気付いたんですよ。酒飲むのに金使う必要ないなって。そうじゃなくても周りがうるさい中で飲むくらいなら、安酒と安つまみでYoutubeかニコニコ動画（Re:仮）でも見ながら飲むほうがよっぽど幸せだと。
まぁ、それに気づくのに１時間浪費してるわけですが。
お前は一体何を買いに来たんだ
結局、いつものスーパーに寄りまして。良さげなツマミを、今日は贅沢に二品です。ちょっと仕事で色々と物思いに耽けるようなことがあったのもあり、今日はちょっとした贅沢をしたい気分でした。ついでに明日の買い物もちょろっとやって、満足してレジを通し、店を出て、家まであと少しというところで――
酒買うの忘れた。
なにやってんでしょうねこの人。なんだろう、今日はずっとズレまくってた気がします。ダメだこりゃ、さっさと寝ないと。酒のんでからね。
