こういう佇まいが好き
餅や餅屋、肉は肉屋
駅の近くに、昔ながらのお肉屋さんがあります。ご主人と奥さんが二人でやっているお店で、ショーケースには塊の肉からバラ肉まで様々が並んでいます。時折ご近所の御婦人がやってきては、奥さんと世間話をしたり「鶏もも肉300グラムを、唐揚げ用にカットしてくださるかしら」なんて注文が入ったりするような、そんなザ・街のお肉屋さんです。
そんなお肉屋さんの店頭にはトンカツやフライドチキンが売っているショーケースがあり、その中でも筆者の目に留まったのがメンチカツ。1個140円。晩ごはんのおかずにはちょうどいいサイズ感とお値段です。早速買って家に帰り、オーブントースターで2分ほど温め直し。すると台所中に衣の焦げる香ばしい香りが充満し、それだけで食欲がそそられます。温めている間に付け合わせのキャベツの千切りと半分に切ったトマトを皿に盛り付け、温め終わったメンチカツを切ってお皿に並べたら、立派なおかずの完成です。
まぁ、写真は撮り忘れたんですが。
いやいや皆まで言うでない。空腹と目の前のうまそうなビジュアルには勝てなかったんだ仕方あるまい。
お味の方はと言うと……んっまい。やっぱりね、お肉屋さんの肉は美味いよ。メンチカツなんてどこの食っても一緒だろと思ってましたが、肉の旨味がちゃんと感じられる。LITさんの馬鹿舌でもここまでわかるのだから、味の違いがわかる読者諸兄ならきっとその違いをもっと感じられるはずです。いやぁ、美味かった。満足したので今度は筆者も御婦人に習って唐揚げ用の鶏肉でもお求めしてみましょうか。
本は本屋
魔法と魔術を明確に区別している作品は総じて面白い。
こんばんは、魔法使いLITさんです。いや誰が30歳童貞じゃばかにするのもいい加減にしなさいよほんとに。
先日、「魔法使いの嫁」20巻を買ってきました。
正確には、18巻~20巻までまとめ買いですが。いやぁね、まほ嫁は毎度発売のタイミングを逃すんですよ。気付いたら出てる。んで、買おうと思ったタイミングで果たしてどこまで買ったかわからなくなる。その繰り返しで前回もまとめ買いをした結果ダブりが発生するっていうポカをやらかしてるわけですが、今回はちゃんとダブらず買えました。えらい。
まほ嫁もねぇ、駅構内のちょっとした本屋なんかだと置いてないことが多くて。ややもするとちゃんとした書店でもスルーされがちなレーベルだったりします。マッグガーデンは面白い作品が多くて筆者は好きなんですが、いかんせん規模感が大手出版レーベルと違いすぎる。おかげさまで、今回もみんな大好きメロンブックスで買うことになりました。えぇ、わかりやすく昨日のリベンジです。ウィザーズ・ブレイン2巻もちゃんと買えました。やったね。
まほ嫁、読み返す度に設定の深さに浸り切ることになります。魔法は魔法、魔術は魔術。2つは似たようでまるで違うという大前提があって、その上に魔法使いと魔術師が成り立っているという設定が、本当に見事に物語に組み込まれています。その中でチセが、エリアスが、最近では学院の子どもたちが複雑に作用仕合って成長していく。本当に楽しい作品です。気になった方はぜひ……と言いたいところですが、20巻を超えてくると流石に軽い気持ちで人に勧めにくくなってきますね、ハイ。いやでも本当にいい作品なのは間違いないです。